お疲れさまです
ももかの大西・上埜です
ももかがある太子町の隣に、『たつの』という市があります。
童謡『赤とんぼ』で有名な市でも知られており(赤とんぼを作詞した、三木露風出身の市です)、たつの市から太子町に嫁いでこられたご利用者もおられます。
Kさんもそのお一人。
今日は、Kさんゆかりのたつの市を訪ねる小旅行に行ってきました
旅のお供は私達二人と、いつも一緒に四方山話に花を咲かせている仲良しのFさん
先ずは生れ故郷のたつの市今市(いまいち)へ。
村のシンボルとも言える大きなお寺が聳え立っています
その名も一行寺(いちぎょうじ)さん。
大きすぎて全体がカメラに入りきりません
「こんな大きなお寺やったかなぁ、昔と全然違ってもとるなぁ…。」
Kさんも困惑気味…
唯一、昔と変わっていなかったものがありました。
大きな釣鐘です。
「これは、昔からあった」
旧友にあったかの様にKさんの顔が綻びました。
続いて、今市から山を越えてよく潮干狩りに行っていたという新舞子の海岸へ(ここは姫路市になります)
車で走ってもかなりの距離です
山を越えて行ったとは…かなりの健脚に脱帽ものです
「うわぁ、海や。潮の香りがするなぁ」
海が見えるなり、KさんよりもFさんが身を乗り出されています。
「わし、降りるで」
とのFさんの言葉に、最初は躊躇していたKさんも車から降りられました。
「気持ちええなぁ。ええ眺めや。懐かしいな」
目の前に広がる海を目にして開放的な気持ちに。
「いぇーい」
旅の恥は掻き捨て精神の強い上埜は、近くでバーベキューを楽しんでおられた若い家族連れに有無を言わさずカメラを押し付けるのでした。
「うわぁ、芋の子洗うように貝掘りよるな~」
車中から潮干狩りの様子を眺めながら、昼食を摂りに再びたつの市北部へ。
たつの市は鮎、醤油、そして夏に美味しいそうめんで有名な市でもあります。
「全て、揖保川の清流があるからこそです」
Kさん、Fさんの話に耳を傾けているうちに『そうめんの里』に着きました。
にゅうめんと冷たいそうめんが選べますが、満場一致で冷たいそうめんを。
黙々と召し上がるお二人。
「そうめんこちゃん、なかなか切れんばい」
コシのあるそうめんと格闘しつつも美味しく頂きました
食事の後は少しドライブをして、小高い丘の上からたつの市を見下ろし、たつの城下町にある古民家カフェへ
大正時代に作られた建物だそうで、私達もよく知らなかった家屋のからくりを色々と教えて下さるお二人。
話は天井裏のネズミから床の間の柱、庭の祠、障子の穴まで多岐に渡り、素敵な空間の中、抱腹絶倒のひと時でした
「姉さんたち、ご苦労さん。たまには外の空気も吸わなあかんなぁ」
駐車場にバラが満開に咲いており、思わず匂いを嗅がれるFさん。
「懐かしかったぞぃまた、連れてきてくれの」
車中で手を合わせられるKさん。
今日一日、ゆったりとした時間をお二人と過ごすことが出来、私達もとても楽しかったです。
お二人ともももかで過ごされて5年以上経たれますが、新しい発見、初めて聞くお話がたくさんあり、知った風になっていても、なかなかまだまだ奥の深いお二人に興味津々です
もっとお近づきになれるよう、これからもどうかご一緒させて下さいね