「週の初めは1つの山場になるなぁ」と渡井さんが言っていました。
「しらせ」に積み込む荷物を極地研から大井の倉庫に運ぶのだそうです。
何しろ渡井さんの荷物だけでもたくさんのガスボンベや観測機械など含めて4tあるのです(もっと増えているかもしれません)。
それが、それぞれの担当の分と全体物資を合わせたら??一体どんな量になるのでしょう?
想像がつかない・・
天気予報を見ると、明日は朝まで雨で、その後は . . . 本文を読む
今日はリアルタイム画像日和でした。
昭和基地のリアルタイム画像は、雪上車があっちに行ったりこっちに行ったりしている様子が更新するごとに見ることができ、感激でした。
いつも、見る時間が悪かったのか、あまり人も雪上車の動きもなかなか見られなかったのですが、これを書いている今も、雪上車の周りを人が何人か歩いているのです!
最近カメラが望遠になったようで、とっても大きく見えるし、手でも振ってくれないかな . . . 本文を読む
南極観測隊のいろはかるたがあったのですね。
ずいぶん昔に作られたもののようですけれど。
それにしても、面白すぎます。
この内容にしばらくこみ上げる笑いが止まりませんでした。
だって
「わ」 わからない ど こ が こしょうしたのかな
だいじょうーぶですかー??
「け」 げん気な 隊 い ん あつさにまけず
暑い??いったいどこにいるんですかー??
「ひ」 ひろげてみせた いろいろな く つ
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今朝、ラジオで「『過去を見ることで未来が予測できる』ということについて小出解説員にお話を聞きます」という声が聞こえてきて、妙に興味を惹かれました。
それは何度も渡井さんから聞かされてきた言葉だったからです。
真っ先に南極のことが頭に浮かびましたが、フィールドは海でした。
地球上では海の底が地球の歴史を最も蓄積しているとのこと。
海の底の堆積物を掘削して得たコア(柱状に取り出したもの)中の有孔虫(プ . . . 本文を読む
昨日の続きです。
その「ナンキョクオキアミ」と地球温暖化が深く関わっていると知ったのは「こども南極観測隊のホームページ」に南極海のプランクトンの話を読んでからでした。
ナンキョクオキアミが植物プランクトンをかじって食べると、DMS(硫化ジメチル)という物質が海に流れ出て、それが空にのぼっていって雲の核になるというのです。
ナンキョクオキアミが住む氷海の面積が狭くなると、雲ができにくくなって、南極の . . . 本文を読む
釣りは趣味にしていないけれど、旅先で偶然釣り人に声をかけられ、その勢いで2日間釣り三昧になったことがありました。
そのときに、撒餌、寄せ餌として使ったのが、きれいな紅色の「オキアミ」でした。
バケツにたっぷり入ったオキアミを卵形の杓子ですくって撒くのです。
このオキアミが「ナンキョクオキアミ」だったとは知りませんでした。
周りの釣り人達がみんな、バケツいっぱいのナンキョクオキアミを撒いているわけで . . . 本文を読む
今日、10月10日は南極観測隊にとっては忘れられない事故のあった日です。
1960年の今日、ブリザードの中を他の隊員と2人で基地の外に出た(何をしに出たかは、調べましたが書いてあるものによってまちまちでした)福島紳隊員が遭難したのです。
遺体が西オングル島で見つかったのは7年4ヵ月後だったということです。
日本の観測隊で亡くなったのは福島隊員1人だけなのだそうですが、先日のアルゼンチン隊のクレバス . . . 本文を読む
だいぶ前に「南極では息が白くならない」という話を聞き驚いたことがあります。
私達は寒いときに吐いた息が白くなるのを体験しています。
それが白くならないなんてどうして?と渡井さんに聞いたことがありました(南極プロジェクトのなどでも記事になっていました)。
核になるものがないと、それをよりどころに水蒸気が凝結できず、白い息にもならないのだそうです。
「核になるもの」とは、空気中にたくさんある塵のこと、 . . . 本文を読む
私が渡井さんを応援しはじめてから18年目になりますが、その間南極への輸送はずっと「しらせ」が担ってきました。
ですから、私にとって観測隊を南極まで乗せていく「しらせ」には特別な思いがありました。
その「しらせ」も2008年で役目を終えることになります。
渡井さんが「しらせ」で南極に行けることは本当に嬉しいことです。
一時、後続船が造られないとの話もあり、ずいぶん心配したのですが「しらせ」とのつなぎ . . . 本文を読む
妻沼町(埼玉県)の「道の駅 めぬま」に立ち寄ったことがありました。
建物の2階には「にっぽん女性第1号ギャラリー」というのがあるのです。
男性社会の日本において、女性が切り開いてきた歴史を垣間見ることができるところでした。
展示されている大判のパネルには知っている顔もあれば、名前は聞いたことがあっても初めて見る顔もありましたが、ふとあるところで真っ白な大地に立つ一人の女性の前で足がとまりました。
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