JAHPON LAND( Pucci )

スケートファニチャーやステンドグラス作品などJAHPON.comとして活躍する作家 土屋隆亮(プチ)のメッセージ!

渋谷ゆり空気写真

2007年08月21日 | Weblog
タローマンツアーメンバーのカメラマン「渋谷ゆり」はナイスな写真を撮るね。ユリとは大学が ほぼ同期の後輩で、おれは毎日校内でスケートしたり ぶらぶら遊んでいたから「スケート始めたんだぁ」とカメラを首からぶら下げたユリが初めてボードを抱えて12号館前に来た日の事を鮮明に覚えています。真っ白に塗ったボードにデッドベアーが5匹並んだ窓用の裏張りステッカーを貼っていて!ニコニコで「窓用のを貼っちゃったぁ」だって!「いやいや、ええ?うっすら色が見えるけど真っ白じゃん!」としばらくハテナマークが浮かんでいたけど、結局「ふ、ふけえぇ」と感心してしまい強烈に覚えているのです。感覚的な女性ならではの不思議さで思い付きもしない発想だったからその後、卒業して時間が経って忘れた頃メディアに写真作品を見つけた時 彼女の独自の視点の斬新さに納得しました。普通スケートカメラマンは滑っているライダーの技を撮るものと観念的に思っていたのに、ユリはその滑りを廻りで見てワイワイ言ってる逆側を撮っていたのです。あの雰囲気、空気観は独特の世界があって、素晴しいと感心してしまいました。「流行りや観念に捕われずに自分の感覚を失わずにいる視線というものが写真なんだなぁ」と写真芸術の世界を少しだけ理解した様な気がしたのです。シャッターを押してしまった訳を写真を通して読み取れるのがいいよね。ただ絵ズラがカッコイイから...とかの軽い見飽きたファッション写真が氾濫する一億総カメラマン時代に貴重な「紙の写真から語りかけて来る」立派なカメラマンだと思います。まるで思い出の空気を残す魔法だねぇ~ありがとう ゆりっぺ!濃厚サイト世界旅行気分で要チェック http://www.yurishibuya.com

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