お山は 険しいけれど、ふう は すばしっこくて
太郎と かけっこになっても 負けません。
ふたりは 転がる様に山をのぼり、
ちょっと 突き出たところにある
太郎が「ばんざいの木」と呼んでいる
太くて 大きな木の下に 着きました。
太郎は さっそく 木にのぼりながら
もう片方の 太い腕の様な枝をゆびさしました。
そのとうりに ふう が するする のぼると
座り心地の良さそうな ふし が あります。
すっぽりと座ると そこからちょうど広がる景色に
ふう は息をのみました。
一面のピンク色の雲の遠くに 大きな太陽が燃えていて
どこまでも広く 山や野原を 染めています。
ふうは「とくとうせきだぁ」と 真っ赤な太郎を見ると
あっちの腕に座りながら ゆっさゆっさと
木をゆらして 答えました。
太郎と かけっこになっても 負けません。
ふたりは 転がる様に山をのぼり、
ちょっと 突き出たところにある
太郎が「ばんざいの木」と呼んでいる
太くて 大きな木の下に 着きました。
太郎は さっそく 木にのぼりながら
もう片方の 太い腕の様な枝をゆびさしました。
そのとうりに ふう が するする のぼると
座り心地の良さそうな ふし が あります。
すっぽりと座ると そこからちょうど広がる景色に
ふう は息をのみました。
一面のピンク色の雲の遠くに 大きな太陽が燃えていて
どこまでも広く 山や野原を 染めています。
ふうは「とくとうせきだぁ」と 真っ赤な太郎を見ると
あっちの腕に座りながら ゆっさゆっさと
木をゆらして 答えました。
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