小学校、中学校への意見書・診断書作成の時期になりました。そのお子さんに何が必要か、何ができるか、・・。などなど、心理判定、知能検査・・いろいろ参考にしますが、大事なことは、その評価をもとに、判定するのではなく、その評価の信頼性、妥当性をそのお子さんでどう評価するかです。4歳、5歳、10歳と同じ人が同じ検査しても、まったく同じになることはありません。なれた方になると、4才の時点で、低くても、10歳では正常レベルまで上がると解釈できるようになりますし、一方、今は目立たないが、10歳ころを境に、逆に目立つ障害がでてくる・・などなどわかります。しかし、一番詳しいのは、案外親御さんで、小生も親御さんの意見をかなり参考にしています。そう、考えると、診断の時期は皆さんぞれぞれ違うのですね。さて、この時期色々な評価をお聞きになるかと思いますが、大事なことは、必要なことを具体的!!にお聞きになってください。例;このあたりの評価が低いのです、と、いわれたら、では、具体的になにを、どれくらい、どのようにするのですか?と。その答えが大事なのです。
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- 日本てんかん学会 (岡山 にて) 14年前
よそのblogを見ていて、こちらにたどり着きました。自閉症の子どもの母です。(私もASと診断されています)うちの子どもは来年から養護学校高等部に進学予定です。思春期になり感覚過敏が激しくなったためです。本人の希望で、今までずっと普通学級で過ごしてきましたが、そろそろ落ち着いた環境の方が過ごしやすいかな?と思いました。本人も納得してくれたので、ちょっと安心です。
私も少なからず感覚過敏を持っていますが、ストレスがかかると、過敏性が気になります。
まるでそれが当たり前のようにできればよいのですが、実際、本人が思春期前後から、実は自分はそれがつらいのだ~と、感じている方もおられますね。孤立を好む方は幼児期に集団参加を積極的に勧められるものの、本人にとっては苦痛であり、後にそのつらかった思いを訴える方もおられます。過敏性も徐々に慣れさせたり、鍛えると(医学的には負の刺激とでもいいましょうか)多少なれるようですが、その代わり、他に症状がでますし。ストレスを与える時期と、のぞく時期を上手く使い分けることができれば一番よいのですが。