発達小児科医の館

障害児医療理解を求めるために!!小児神経学会社会活動委員・/富山大学医学部診療指導医・臨床教授)

思春期の行動問題(問題というより、発達過程とするか?)

2006年03月06日 | 自閉症は治療可能か?
多かれ少なかれ、思春期になるとヒトの目などが気になり、行動の問題で再び医療機関を 受診される方が増えます。幼児期、就学前まではことば、睡眠、知的発達などについて、 神経質になりすぎるくらい療育施設や相談施設へ行くことがおおいようですが、ある年齢になると、社会、集団での過ごし方が見えてくるので、余裕ができ、行動問題などはあまり気にならなくなります。その後、二次性徴を迎えるころになると、体格や生理的変 . . . 本文を読む