今年で190回を数えるという木古内町・佐女川(さめがわ)神社伝統の 「寒中みそぎ祭り」 ...。
今夜、その開会式が明日寒中みそぎが行われるみそぎ浜近くの広場で行われ、集まった200名
ほどの町民や観光客が提灯を手にしたみそぎ行列が広場を出発、キャンドルやかがり火の灯る駅
前通りの商店街から新幹線駅舎を通るみそぎロードを約30分ほどかけて佐女川神社へ向かう...
佐女川神社の境内には特設ステージが置かれ郷土芸能「みそぎ囃子」の舞が披露され、富まき、餅
まきのほか、そばや甘酒などが振る舞われる。その後、4人の行修者が「エイ、エイ!!」と声を掛けな
がらひたすら冷水を浴びせる水ごりを繰り返す。歯を食いしばって水を浴びる姿に見物客は身を縮
めながらも大きな拍手を送る。最後は祭りを盛り上げる“冬花火の舞”に歓声と拍手が鳴り響く...
明日は津軽海峡で御神体を清める「海中沐浴」...。4年前、地元の中学生が行修者に選ばれ、今
年は最後の「別当」を担当しその任務を終える。中学生が!! と驚いたものだが4年間町の繁栄に願
いを込め厳しい水ごりに耐えてきたが、明日が最後と今夜も3人の行修者と共に水ごりを続ける...
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