残しておきたい今日の1枚

函館近郊で撮影した写真、その中のお気に入りや思い出となるもの1枚を残しておきたい

行修者が勇ましく“水ごり”...

2020年01月13日 | 木古内町

木古内町の佐女川(さめがわ)神社で行われる神事「寒中みそぎ」..。この神事「寒中みそぎ」
は天保2年(1831)年から続き、行修者と呼ばれる4人の若者が街の繁栄を願って厳寒の海に
飛び込み、ご神体を清めるという伝統行事。「寒中みそぎ」は今日の参籠(さんろう)報告祭で
始まる。雪が少なく例年より暖かな1月とはいえ、車の車外温度計は-2℃を指している...

 

午後7時、荘厳な雰囲気の中でみそぎ囃子が鳴り響くと、拝殿の扉が開き4人の行修者はさらしを
かみしめ、下帯にずきん姿で石段を一段一段ゆっくり下りて境内に登場...。行修者は境内の一
角に作られたわらが敷かれた“水ごり”の場に...。腕を組み膝をついた行修者の背中に、別の行
修者が「いくぞう!!...」、「おう!!...」と気合いを入れた掛け声とともに冷水をかけ身を清める...

 

“水ごり”を終え拝殿に戻ったが、再び階段を下りてくる。拝殿の扉が開かないと「“水ごり”
が足りない」と再び石段を下り“水ごり”を繰り返す...。15日正午、ご神体を抱えて海にる
「海中沐浴」まで神社に籠もり、昼夜を問わず数時間おきにこの“水ごり”は繰り返される...

( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)

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