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今日のweb記事に掲載れていたYS-11量産型1号機の一般公開の件。
YS-11量産型1号機は昭和40年に就航。しばらくしてから、当時の運輸省航空局(JCAB:Japan Civil Aviation Bereaw)に移籍。飛行検査機(Flight Inspection)として全国の空港や航空路の機能監視当の重要な任務を全うし、平成10年に引退した。
その後は国立科学博物館?が引き受け、羽田空港の一角の格納庫に保管し、「100年後も飛べる飛行機」というようなスローガンを掲げ、整備をしつつの静態保存になっていた。そして、YS-11自体も近年、日本の産業遺産の一つに登録され技術継承の重要なシンボルの一つとなっている。
昨今 話題の事業仕分け。そこでこの一号機が話題に。年間900万円かけて保管していて一般国民の目に留まらないところにあるのはいかがなものか、とケチがついたわけだ。そして今回の公開。
私の意見は複雑だ。今も多くの博物館等でYS-11が展示されている。しかし、その多くは雨にあたり埃をかぶることも。そうだ。単なる展示物となってしまっているケースが多い。この一号機を非公開で保存していく目的はなんだったのか?一般公開をする機会はあっても良いかもしれない。しかし、飛べる状態の維持は並大抵のことではない。次の時代にまたいつか羽ばたく日をひっそりと待っているYS-11がいる。それの方が私はロマンチックに感じるなぁ。
国の産業遺産なんだから一機くらいそういう特別な保存維持を受けるYSがあっても私は然るべきだと考える。
事業仕分けはよいこともあった。しかし、一部は、そうなった経緯や背景、意図など全く無視の無慈悲なものも多かった。本当にこの人勉強しているの??といったことも。
特にYS-11ファンだからこそ感じたのかもしれないが、今日の心を書いてみた。
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現役時代に松本空港を飛行検査するYS-11
2000.1.7
それから素敵なお手紙ありがとう!みんな先生たち喜んでいたよ!!
明日 N先輩が
旅立ってしまうんで
写真よろしくです!^^