久しぶりのブログ更新となった。
今日は朝から長野電鉄の電車を撮影したりしなの鉄道にも顔を出してきた。そうだ、その通り。今日3月31日をもって長野電鉄の屋代線が廃止となる。
屋代線は須坂から千曲市屋代までの総延長24.4KMを走る私鉄で大正11年に完成したそうだ。
昔は利便性があったのだろうが、今では地図で見ても解るように自動車道路が並走し、自動車等の普及率からも利用者数は年々減少していったようだ。
今回は会社のM先輩と一緒に暴風雨の吹き付ける中、その最後の勇姿を追った。
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ありがとう の横断幕を掲げて力走する屋代線。
今日は残念ながら時期を等しくして引退する2000系車両d編成を見ることはできなかった。
しかし、すごい暴風雨だった。台風でもこんなになることはないのに・・・といった天候。
最後がとんだ天気で長野電鉄の今後の行く末を案じていたのかもしれない。
ますは、朝9時半ごろから体慣らしに一枚！！
こちらは、しなの鉄道のイベントで、屋代－軽井沢間を臨時運転された「急行リバイバル志賀」号だ。
昔この国鉄169系電車は急行車両として全国を走り回っていた。
カラーリングを昔の湘南色に戻してお披露目だ！
長野電鉄屋代線へカメラを移す。
雨宮駅へ向かってカーブしてきたところ！
ものすごい雨。廃止を寂しがる電車からの涙なのだろうか・・・
カメラマンたちもこの雨の中、真剣だ。
トンネルに入るところも納めておいたぞ
さすがに大正11年創業の鉄道。トンネルも石積み工法だ！
屋代駅へ戻った。 リバイバル志賀号が鎮座していた。
169系
そうだ。リバイバルとは「復刻版の」という意味だ。
このフェイスがたまらなくかっこいい！
表札も古くていいね！
電光掲示される現代のものとは違い、このアナログ感がよい。
運転席
急行仕様は普通車と違い少し気品高く回転できる。
登録
昭和43年製だ！
長野電鉄が入選してきたぞ！
おおお ホームも低く駅舎もぼろい・・・ ここがたまらなかったのにな。昭和を残している。
最後に乗ろうと詰め掛ける乗客
ホームへ
階段を降りながら電車を見つける瞬間。青春を感じる。
ギャラリー
運行記録を書き留める運転手
これが屋代線が存在していた証拠だ
きっと夜になれば奇麗にライトアップされるだろう。そこまでは撮りません。
表札
ミラーに写る車体。
ワンマンは運転手が後方を自ら確認し出発する
今では、小田急電鉄のロマンスカーや成田エクスプレスの中古車量を取り入れている。
出発を待つ
駅舎には青春を謳歌した高校生かなぁ、中学生かなぁのイニシャルも彫られていた。
ありがとう屋代線
運転手さんがブレーキレバーを開放する。出発進行
振り向けばそこにも歴史が！
お土産を売っていた。記念イベントだ。
寂しさをこらえ、気さくに接する長野電鉄職員
張り紙も歴史を感じる
いろんな心の叫びも
時刻表
ホームへ向かう後老人
明日からはないんだ。
いい写真だ。 いいねぇ！
直接は私の成り立ちに関係ない屋代線、しかし、自分が知る上では廃止を目の当たりにするのは初めてだし、歴史の動く瞬間に立ち会えるのは光栄だった。人々に接しいい想い出となった。
また数週間後に訪れてみようと思おう。
