本日は梅雨の中休みで天気も良かったため、来週の6m&downコンテストで使う機材のチェックも兼ねて自宅から割と近くの峠で移動運用をしました。
移動地データ
群馬県吾妻郡長野原町 JCG16001 GL:PM96HK
標高が1400mの二度上峠という場所です。

ラディックスの3エレを使い、Es対策として仰角が付けられるようにしました。

仰角ローテーターなるものは持っていないため、手動で仰角を付けます。
ブームに付いているひもを引っ張るとアンテナが動き、仰角がつけられるという原始的なしかけです。
本日は10時過ぎに運用を開始。Esが開いている様子はないのでアンテナを首都圏に向け、関東の局との交信がしばらく続きました。
変化が出てきたのは11:30分頃。割としっかりと沖縄ビーコンが入感しています。バンド内を聞いてみると石垣市の局のCQが聞こえてきました。すかさずコールすると1回で応答がありました。
その後はいったんコンディションガ落ちましたが、12時過ぎからようやく九州が開きました。
弱いながらも宮崎のビーコンが聞こえます。
バンド内をサーチすると、長崎の局のCQが聞こえてきました。59+で安定して聞こえてきており、コールすると1回で応答がありました。
その後は先週と同じように九州あたりからコールがあるかも?と考え、CQを出してみました。
すると、九州の方から続けてコールがありました。しかし、短い時間でEsが沈んでしまいました。

ビーコンやCQを出している局の信号を聞きながら、仰角を調整したところ、写真の仰角の時が一番クリアに九州・沖縄の信号が聞こえていました。
ちょっと角度を変えるだけで信号の強さが変わることが確認できました。
その後はお昼休みをはさみ、午後からはCWでCQを出してみました。
CWでも十数局の方と交信できました。
それでは、本日の交信数です。

Esが大爆発した先週とは異なり、1エリアの交信数が最多となりました。
わずか1週間でEsの開き方が随分変わったな、と感じました。
6Dコンテストの時には先週のように開いてくれれば6mはだいぶ面白くなりそうです。
最後に、交信していただいた皆様、有難うございました。
そして、クラスタアップしていただいたJM6EKY局、有難うございました。
来週はいよいよ6m&downコンテストですね。
移動地データ
群馬県吾妻郡長野原町 JCG16001 GL:PM96HK
標高が1400mの二度上峠という場所です。

ラディックスの3エレを使い、Es対策として仰角が付けられるようにしました。

仰角ローテーターなるものは持っていないため、手動で仰角を付けます。
ブームに付いているひもを引っ張るとアンテナが動き、仰角がつけられるという原始的なしかけです。
本日は10時過ぎに運用を開始。Esが開いている様子はないのでアンテナを首都圏に向け、関東の局との交信がしばらく続きました。
変化が出てきたのは11:30分頃。割としっかりと沖縄ビーコンが入感しています。バンド内を聞いてみると石垣市の局のCQが聞こえてきました。すかさずコールすると1回で応答がありました。
その後はいったんコンディションガ落ちましたが、12時過ぎからようやく九州が開きました。
弱いながらも宮崎のビーコンが聞こえます。
バンド内をサーチすると、長崎の局のCQが聞こえてきました。59+で安定して聞こえてきており、コールすると1回で応答がありました。
その後は先週と同じように九州あたりからコールがあるかも?と考え、CQを出してみました。
すると、九州の方から続けてコールがありました。しかし、短い時間でEsが沈んでしまいました。

ビーコンやCQを出している局の信号を聞きながら、仰角を調整したところ、写真の仰角の時が一番クリアに九州・沖縄の信号が聞こえていました。
ちょっと角度を変えるだけで信号の強さが変わることが確認できました。
その後はお昼休みをはさみ、午後からはCWでCQを出してみました。
CWでも十数局の方と交信できました。
それでは、本日の交信数です。

Esが大爆発した先週とは異なり、1エリアの交信数が最多となりました。
わずか1週間でEsの開き方が随分変わったな、と感じました。
6Dコンテストの時には先週のように開いてくれれば6mはだいぶ面白くなりそうです。
最後に、交信していただいた皆様、有難うございました。
そして、クラスタアップしていただいたJM6EKY局、有難うございました。
来週はいよいよ6m&downコンテストですね。
アマチュア無線のいいところは、色々な楽しみ方がありますので、それを自由に追求することができることだと私は思います。
確かに、ハイバンドで電離層反射を用いて近場と交信するのは難しいです。
それをどうにかしようと考えていくと(山の上でGWを伸ばすこと以外と考えると)、結局は仰角を付けて電離層に電波をぶつける、というところへたどり着くのかもしれません。
私も6mでコンテストを始めてまだ2年少々ですので、色々な伝搬を掴みきれていないことは確かにあります。
最も趣味の世界ですので、、時間はかかっても実験を繰り返して色々な伝搬を使いこなせるようになればいいだけの事ですので、今後も気長に取り組んでいこうと思います。
実験を通して何か有意義な結果が出れば記事にしようと思います。
今後ともよろしくご指導くださいませ。
返信頂いていたようで、ありがとうございます。
でも、ごめんなさい。
素人考えを述べただけで正確な根拠はありません。
詳しい方が読んだら何テキトーな事書いてんだ?
って言われるかもしれません(^_^)
ただ目的は違えど求めている物は近いようですね。
私のロケーションはビルの谷間です。
GWは伸びませんしScもあまり使えません。
唯一良好に交信できるのがEsなどでのQSOです。
そんな事情で昔から電波伝搬には興味があり、
アンテナの仰角についても興味がありました。
多くのアマチュアの方はいかに遠くとQSOできるかを
追求されると思うのですが私は逆なんです。
いわゆるスキップゾーンと言われる近いエリアと、
どうしたらQSO出来るかを考えています。
エリアで言うと、7の南/0/9/2あたりでしょうか。
HFハイバンドや6mではなかなか繋がらないエリアですよね。
いつも聞こえないエリアが聞こえた時はワクワクします(^_^)
それとロケーション的にビッグなパワーとアンテナは不可能です。
実現できる設備でいかにQSO出来るか。永遠の課題なんですよね。
そんな訳でOTPさんの仰角実験に食らい付いてしまいましたm(_ _)m
また有意義な実験結果がありましたらアップお願いします。
楽しみにしています!!
こんばんは。
理論を交えての詳細な解説、有難うございました。
私も運用してみてだいたい5dB~10dB位は違うかな?と体感的には感じておりましたが、XNIさんの解説を拝見して「なるほど!」と大いに納得いたしました。
垂直面のセカンドローブ、言われてみれば、アンテナシュミレーターで解析した6mの八木アンテナの結果を見ますと、だいたい(地上高により差はありますが)15~20度付近に出ていますよね。
今回の場合は地上高が1λありませんので(だいたい4mH)、メインローブやセカンドローブの角度は理論値とは違った傾向があるものと思われます。
それでも、角度を変えることにより信号強度に変化が出ましたので、一定の効果はあったものと考えています。
もともとは山の上から運用していて、Esが出ているにも関わらず、平地では59+で聞こえている信号が山の上ではそれほど強くなく、1エリアのパイルはガンガン聞こえるという状況に何度も遭遇し、「山の上でもEsを活用できる方法はないものか?」とOMさんに相談を持ちかけたところ、そのOMさんがやっていた方法がこの記事にある「手動仰角制御システム」を使った方法なのでした。
これをコンテストに応用できれば、群馬県からはなかなか難しい北海道のEsを捉えることによりマルチが増え、得点が上がりますし、さらに近距離Esを捉えられれば局数の多い関西圏の局数を集められる可能性がありますので、さらに実験をしてみたいと思います。
もう少しで6Dコンテストですが、6Dコンテストが実験の場であり、実践の場にもなるものと感じています。
仰角の実験とても興味深く読ませていただきました。
ちょっと単純に計算してみたのですが、
Esが上空100Km、6エリアまでの距離850Km、
電波が単純にミラーのように反射し、
丸い地球を無視した場合、
打上角は13.2度くらいになります。
先ほど無視した、丸い地球と、
電波は電離層で徐々に曲げられる!
と言う条件を何となぁ~く加味すると、
打上角は20度~25度くらいなのかなと!
細かい事抜きで何となぁ~くですよ(笑)
ほぉ~。なるほど!写真の角度に近いかな?
そこで、ふっと思ったのは八木アンテナの
垂直面セカンドローブの角度。
エレメント数にもよるのですが15~25度くらいみたいです。
アンテナにもよりますが、
メインローブとセカンドローブの差も、
5dBくらいなのでS1~2違うと言うのも納得できました。
3エリアあたりとの近距離Es時には、
もう少し角度を付けたほうが良いのでしょうね(笑)
今後の実験?楽しみにしています♪
おはようございます。
確かに劇的に強くなるという事はありませんでしたが、弱い信号がQSO出来そうなレベルに上がった事は何度かありました。
地域や標高によっても違いがあるのかもしれません。
週末のコンテストでは宜しくお願いします(^o^)
私は、なかなか効果を実感できる場面が無いです。
今年の6Dは、都合で最低限の設備で参加します。
週末頑張りましょう。
このアイディアは勉強怪で某局に教わったものなのですよ。
原理が分かれば簡単なものなのですが、とても実用的な方法です。
仰角ローテーターを使わずに車内から仰角を変えられるようになれば最高です。
ってちょっと(いやかなり)欲張り過ぎですが(^^;
今年は6m and downには参加出来そうです。
こちらこそ、コンテストでは宜しくお願いします。
マストクランプを緩めに取り付けるとアンテナが落ちてきたり、ブームの部分を緩めにするとエレメントの水平が保てるのかなどいろいろ想像してしまいました。塩ビパイプを使っているところにそれらの工夫があるのですね。
仰角の効果もよくわかりました。
とても勉強になりました。
6Dでお会いできることを楽しみにしています!
手動仰角制御システム(笑)は八木アンテナで使うマストクランプを使い、垂直部分に伸縮ポール、水平部分にアンテナをつけます。八木アンテナは20cm位にカットした25Φの水道用塩ビパイプに取り付けています。
ブームのきつさ(動きやすさ)はブームを取り付けているUボルトのナットで調整します。紐を引っ張ってちょうど良いきつさにしておけば、これまで使ったところ、強風で角度が変わった事はなかったです。
また、昨日運用したところ、Sで一つか二つ分強かったです。
ビーコンではカスカスの信号がSメーターが振らなくてもクリアに聞こえるようになりました。
ただ、水平の状態で聞こえないものが、仰角を付けると急に聞こえるようになるという事はありませんでした。
あくまで、聞こえている信号が強くなるというもののようです。
ご参考までに。
また、2016年4月17日の記事「ちょっと工作」もご参照下さい。
交信出来ずに残念でした。
クラスタに載った時はアンテナが西向きでしたので、東京方面には電波が届かなかったのかもしれません。
元々、二度上峠は東京方面は弱い場所ですので。
今年は遠征はなしですか。
私は2年ぶりに山の上からフルオペする予定です。
いつも交信有難うございます。
群馬県からはなかなか北向のEsが開ける事は少ないです。
先週程ではありませんが、Esが開きましたので、一時エキサイティングなQSOが楽しめました。
今後とも宜しくお願いします。
聞こえませんでした。
今年は残念ながら諸事情で遠征も出来ません。(T_T)