ネットでググると技術力のある方は、GPSアンテナの分配器を自作されているようなんですが、当局にはとても真似できないので既製品を使ってしまっています。
で、下の記事の「怪しいGPSパワースプリッタ」のDCがどうなってるのか簡単に調べてみました。と言ってもテスター当てただけですけど。
↓まずは、GPS受信機のアンテナ端子に何V出てるのか見てみました。はい、取説どおり3Vでした。
↓ちゃんとアンテナに3Vが供給されてロックするか確認。
↓続いて、GPSDOがロックしてる状態で、空コネクタの電圧測ってみましたが、DC2.7Vが現れました。こりゃダメです。このコネクタに接続した他のGPS受信機に、何らかの影響を与えそうです。(その受信機からも当然アンテナに供給すべきDCが出てるんですぅ。)
それではと言うことで、アンテナ屋の老舗である日本電業工作のGPS分配器の登場↓です。
出力端子には、ご丁寧にそれぞれ「DCスルー」「DCカット」と表記されています。
↓いきなり結果ですが、御覧の通りOUT2にはDCは現れませんでした。
ちなみに、この日本電業工作のGPS分配器は、ヤフオクでお安く落札できたのですが、もし使えなかったら、立派なNコネクタが3つもついていて筐体もガッチリしているので、中にRFカプラでも組込もうかと思っていたシロモノです。
ヤフオクで安く放出されていたのは、周波数帯域がL1帯しか対応していなくて、L2,5,6で使えないからと推測しているところです。