ダミーロード本体は缶に穴を開ければ出来上がりですが、冷却用オイルがどーにも引っ掛かります。
サラダオイルや天ぷら油でOK!なんて方が多いようですが、リニア調整中に何やらイイ香りがするかもしれないのは避けたいかも。
ブログを眺めると、流動パラフィン、シリコンオイルというワードもある。
では、MFJのダミーロードに入ってるオイルは何なのか?
↓画像はMFJ ADL-21はHPから拝借しました。
1 GAL. $74.95 ということは、約3.8L 約11,000円(Sep.01.2023の凡そのレートで計算)
値段は兎も角として、中身が何だか分からない。特に引火点(COC)が書いてないのが気になる。
尤も、缶ビールの缶(笑)の容積は、ザッと計算しても約5.7Lなので、1ボトルでは足りないし、ebayでも見当たらないので個人輸入するつもりはないのですが。
次に、国内ショップのANGEL HAM SHOP JAPAN で目に止まったが↓こちら。
約3.5Lで4,400円というのは良心的な値段。ですが、MFJ-250X用と書いてはありますが、容器の形がMFJのものとは異なるのが気になります。
引火点(COC)が 146℃ なので、もう少し高いものが欲しくなります。
ネットを徘徊すると、ENEOSのパラフィン系高圧絶縁油も目につきます。
市販されているものは、↑の画像のように一斗缶(ドラム缶売りもあるそうですが)で、値段も18Lで1万数千円なので高くはないのですが、多量に余っても困りますし、引火点が130℃台なので参考ということで。
なお、同じENEOSの絶縁油で K というのもあるのですが、引火点が150℃です。
となると、やはり最後は信越化学工業のシリコン(メーカー表記だとシリコーン)オイルということになりそうです。
先人が使っているKF-96シリーズは、代表的な商品らしいのですが、頭にKF-96が付くものだけで30種類くらいありそうです。
何が違うのかと言うと、ダミーロードに関係しそうなものとしては大雑把に言うと、粘度、熱の伝導率、絶縁性能でしょうか。
色々と比較してみましたが、結局は引火点が300℃以上あって、噂ではサラサラのこれっすかね。