ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

シャッター・アイランド / デニス・ルヘイン著

2011-04-13 | 本 海外作家


  シャッター・アイランド

  デニス・ルヘイン 著     ハヤカワ・ミステリ文庫 / 2006.9


  精神を病んだ犯罪者のための病院で女性患者が、鍵のかかった病室から忽然と姿を消した。
  そしてその病室には「4の法則」なる謎の暗号メモがのこされていた。
  連邦保安官のテディは捜査のため病院に赴くが、ある事に気をとられ、ミスをおかす。
  妻を殺した男がここに収容されていたためだ。やがて、ボストン沖の孤島に佇む病院で惨劇が始まる……。






なるほど~~~、そうか~、全然気付かなかったぁ~~~(笑)。
で、結局、ロボトミー手術を受けさせられたのでしょうね。。
ネタバレしてみれば「なるほどな~」ですが、若干、物足りなさを感じたかもしれません。

テディの精神の限界というのは、妻の惨劇を見たことがきっかけだったとしても、それまでの過程がイマイチ理解できなかったです。
やはり、戦争での悲惨な体験が蓄積されて・・・ということなんだと思いますが・・・。
妻も同じくなのだろうけど、妻に関しては、もっと具体的な背景を描いてほしかったな~と思いました。

暗号とか台詞の不自然さとか私には判らなかったけど、もっと丁寧に読めばよかったな~と反省しました。
なんていうか、なかなか入り込めないし、あまり詳しく描かれていないので情景が浮かんでこなかったんですよね~。
その詳細に描かれていないというのも、そういうことなんですね、きっと。

映画がWOWOWで放送されるので、その前にちょっと読んでみようと思ったのですが、こういうラストだったら読まない方がよかったですね~、失敗失敗。。
でもレオがどういう演技をしているのかがとても楽しみです!

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