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呪いを解く者 / フランシス・ハーディング 著 児玉敦子 訳
東京創元社 (2023.11)
〈原野(ワイルズ)〉と呼ばれる沼の森を抱える国ラディスでは、〈小さな仲間〉という生き物がもたらす呪いが人々に大きな影響を与えていた。15歳の少年ケレンは、呪いの糸をほどいて取り除くほどき屋だ。ケレンの相棒は同じく15歳のネトル。彼女はまま母に呪いをかけられ鳥にかえられていたが、ケレンに助けられて以来彼を手伝っている。二人は呪いに悩む人々の依頼を解決し、さまざまな謎を解き明かしながら、原野に分け入り旅をするが……。
5作品目のフランシス・ハーディングの翻訳本。
今回が最も”不思議の世界”でした。
呪いがテーマなので、全体的にどんより、というか、よりどん(?)、よんどり(?)、どんよりでは普通過ぎるので、よりどんに…(笑)。
ただ、ネトルが居なくなって以降、ケレンの成長や、ネトルの自分自身との闘い、小さい仲間たちの協力など、ほぼ終盤になってから”よりどん”が少しだけ晴れてきました。
そこに行くまでが長かったですが、不思議は不思議なりに面白かったです。
今回は特に、著者は気持ち的にどうなんだろう?闇に閉じこもっては居ないのだろうか?と心配しました(笑)。
東京創元社 (2023.11)
〈原野(ワイルズ)〉と呼ばれる沼の森を抱える国ラディスでは、〈小さな仲間〉という生き物がもたらす呪いが人々に大きな影響を与えていた。15歳の少年ケレンは、呪いの糸をほどいて取り除くほどき屋だ。ケレンの相棒は同じく15歳のネトル。彼女はまま母に呪いをかけられ鳥にかえられていたが、ケレンに助けられて以来彼を手伝っている。二人は呪いに悩む人々の依頼を解決し、さまざまな謎を解き明かしながら、原野に分け入り旅をするが……。
5作品目のフランシス・ハーディングの翻訳本。
今回が最も”不思議の世界”でした。
呪いがテーマなので、全体的にどんより、というか、よりどん(?)、よんどり(?)、どんよりでは普通過ぎるので、よりどんに…(笑)。
ただ、ネトルが居なくなって以降、ケレンの成長や、ネトルの自分自身との闘い、小さい仲間たちの協力など、ほぼ終盤になってから”よりどん”が少しだけ晴れてきました。
そこに行くまでが長かったですが、不思議は不思議なりに面白かったです。
今回は特に、著者は気持ち的にどうなんだろう?闇に閉じこもっては居ないのだろうか?と心配しました(笑)。