輝石の空 / N・K・ジェミシン 小野田和子 訳
創元SF文庫(2023.2)
古代絶滅文明が遺した巨大な力を用い、数百年ごとに文明を滅ぼしてきた〈第五の季節〉を永久に終わらせ世界を救おうとする母。同じ力を用いて、憎しみに満ちた世界を破壊しようとする娘。地球の裏側にある古代文明の遺跡都市をめざし、二人の最後の闘いがはじまる。前人未踏、3年連続ヒューゴー賞長編部門受賞の三部作完結編! ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作。
フーッ。なんとか読み終えました。
あまり面白いとは思わなかったけれど、それでも長さは感じませんでした。
実際、500ページくらい(文庫にしては結構な厚み)の三部作なので、量的には長いと思いますが。
長さは感じないけど、あまり面白くないって、不思議だなって思うけど、率直な感想だったりします。
主人公に魅力が感じられないのもありますし、話がややこしいのもありますし、まるっきり非現実的でもないし、でも、なんだか、この地球なのか、地球ではない惑星の話なのか。
私の一番の引っ掛かりは、石食いって何?でした(笑)。
でもその石食いのホアが一番可愛くて好きな登場人物でもありました。
そんなホアが、ずーっと語り部だったことの意味が、最後に、見事に着地してくれて、このラストを読めたことだけで、三部作を読んできてよかったなと思いました。
で、映像化してほしいですね、実写でもアニメでも。
そうすると世界観が鮮明になり理解できると思うんですけどね。
読みながら自分で何度かイメージしてみましたが、原作者のイメージを映像化するのは大変だろうなーと思いました。
でも、なんとか擦り合わせて映像化してくれたらいいのになーと、そういうほんわかとした読後感を感じていたのに、解説にぶち壊されました。
大袈裟というか、入り込み過ぎていて、呆気に取られました。
創元SF文庫(2023.2)
古代絶滅文明が遺した巨大な力を用い、数百年ごとに文明を滅ぼしてきた〈第五の季節〉を永久に終わらせ世界を救おうとする母。同じ力を用いて、憎しみに満ちた世界を破壊しようとする娘。地球の裏側にある古代文明の遺跡都市をめざし、二人の最後の闘いがはじまる。前人未踏、3年連続ヒューゴー賞長編部門受賞の三部作完結編! ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作。
フーッ。なんとか読み終えました。
あまり面白いとは思わなかったけれど、それでも長さは感じませんでした。
実際、500ページくらい(文庫にしては結構な厚み)の三部作なので、量的には長いと思いますが。
長さは感じないけど、あまり面白くないって、不思議だなって思うけど、率直な感想だったりします。
主人公に魅力が感じられないのもありますし、話がややこしいのもありますし、まるっきり非現実的でもないし、でも、なんだか、この地球なのか、地球ではない惑星の話なのか。
私の一番の引っ掛かりは、石食いって何?でした(笑)。
でもその石食いのホアが一番可愛くて好きな登場人物でもありました。
そんなホアが、ずーっと語り部だったことの意味が、最後に、見事に着地してくれて、このラストを読めたことだけで、三部作を読んできてよかったなと思いました。
で、映像化してほしいですね、実写でもアニメでも。
そうすると世界観が鮮明になり理解できると思うんですけどね。
読みながら自分で何度かイメージしてみましたが、原作者のイメージを映像化するのは大変だろうなーと思いました。
でも、なんとか擦り合わせて映像化してくれたらいいのになーと、そういうほんわかとした読後感を感じていたのに、解説にぶち壊されました。
大袈裟というか、入り込み過ぎていて、呆気に取られました。