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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

🐬 イルカの「海岸通」 ⛵️

♬ あなたが船を選んだのは、私への思いやりだったのでしょうか? 、別れのテープは切れるものだとなぜ気づかなかったのでしょうか? ♬

と、問い掛けの形で始まる、イルカさんの名曲「海岸通」、、、

この最初のフレーズで、最早、別れの曲であることを物語っていますよね。(^。^)

「あなたと別れた」と言わずに、「別れのテープは切れる」と表現し、そのシチュエーションとして「船」を設定しています。(^-^)

文章の好みの問題かもしれませんが、馬関は、この手の技巧に惹かれます。
隠喩や暗示、伏線、、、現代風に言うと「匂わせ」でしょうか?!(◎_◎;)

「海岸通」の作者は、伊勢正三さんですが、氏の作品は、物語のディテールまで作り込んだものが多い、、、稀代のストーリーテラーですよね。(^_^)

またこの曲「海岸通」の素晴らしい点は、全てを言い切らないところ。( ; _ ; )/~~~

冒頭の場面設定、作り込んだ歌詞が済むと、すぐにサビです。

♬ 港に沈む夕陽がとてもきれいですね、あなたをのせた船が小さくなってゆく ♬

このサビのフレーズだけで、好きな人と別れたあとの少女の感傷、哀しみが、否が応でも伝わって来ます。
全部解説しない、、、その方が、作品に深みと味わいが出ますよね。m(__)m

最近の歌謡曲は、日記風というか、日常会話的というか、出来事をただただ喋りまくっておしまい、というような自己満足タイプが多いですよね。
それがヒットするんだから、誠に嘆かわしいことです。( ; _ ; )/~~~

 「落日の涙乾かず春出船」 祖谷馬関

■YouTubeはこちら↓
イルカ「海岸通」

コメント一覧

iyabakan2020
コメントありがとうございます。
伊勢正三さん、正やんの楽曲は、文学的技巧が冴えてますよね。聴いたあとの余韻も素敵です。書き過ぎていない分、聴き手の中でイメージが広がっていく。「雨の物語」も良いですよ。(^。^)
こんにちは!
はじめまして!
海岸通り♪大好きです!
伊勢正三さんの歌詞素敵ですよねぇ~
同感です!
懐かしくってコメントしてしまいました\(^o^)/
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