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我が心の俳句とか徒然 〜祖谷馬関〜

もう一つの、神無月にかこまれて

このところ「月」をテーマにブログを続けて来ましたが、今回は、井上陽水さんの初期の名曲「神無月にかこまれて」について、ご紹介したいと思います。(^-^)

先日、YouTubeで、この曲の「デモテープ版」なるものの存在を知りましたが、実際にアルバムに収録された最終版と比較してみて、そのクオリティの差に驚くばかりでした!!(◎_◎;)

まずは、その「デモテープ版」の歌詞を見てください。
音源はこちらのYouTubeに収録されています。(^_^)↓↓↓

https://youtu.be/jgCBIGO7a6Q?si=i1bBKaptMz3HCfvt

「神無月にかこまれて」 
★デモテープ版

月を見てた、とてもよく見える
青く光り、空に浮かんでる
雲は月を隠さぬように、
優しく流れ、
丸い月には、流れる雲が、
ちぎれた雲がよく似合う、、、

月を見てた、君を前にして
君を見ると、下を向いている
僕が月をご覧と言うと、
頭を上げた、
丸い月には、かわいい君も、
小さな君もよく似合う、、、

君は僕をとても好きと言う
僕も君をすごく好きと言う
それじゃ、別に異存はないね、
流れる雲より、
丸い月には、二人の影が、
寄り添う影がよく似合う、、、

ってな感じなのですが、全体を通して、「月を見てた」とか「すごく好き」とか、小学生の絵日記みたいな?、果ては「異存はないね」など、歌詞としては稚拙で異様な感じが拭えませんよね?(≧∇≦)

それが、アルバム収録版となると、ぐっと哀愁漂う情趣が滲み出て、かなりクオリティが上がっていますから、これにもビックリです!、さすがプロですね!( ^_^)/~~~

「神無月にかこまれて」 
◎アルバム収録版

人恋しと泣けば十三夜
月は朧ろ、淡い色具合
雲は月を隠さぬように、
優しく流れ、
丸い月には、流れる雲が、
ちぎれた雲がよく似合う、、、

風が騒ぐ今や冬隣
逃げるように渡り鳥がゆく
列についてゆけない者に
また来る春があるかどうかは
誰も知らない
ただひたすらの風まかせ、、、

神無月に僕はかこまれて
口笛吹く、それは谺する
青い夜の空気の中に
生きてる者は、
涙も見せず、笑いも忘れ、
息を顰めて冬を待つ、、、

☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

いかがでしたか?٩( ᐛ )و

同じ作者(井上陽水さん)であっても、これほどまでにクオリティの違いが出て来ることに驚きを隠せませんね。m(._.)m

ま、デモテープ版とありますから、歌詞の部分は、力を抜いて「とりあえず」「ええかげんに」言葉を置いておられただけかもしれませんが、、、(°▽°)

不思議な体験でしたが、井上陽水さんが、あのように飄々とした雰囲気ながらも、これほどまでに作品に推敲を重ねておられたのか、と感心した次第です、ハイ!(°▽°)/

「君の眼に映る間も無し二日月」 祖谷馬関

(注)二日月は仲秋の季語。陰暦八月二日の月。西の端に細く光り、日没後、まもなく沈んでしまうので目立たないが、ようやく光を帯びた仲秋の月を喜ぶ。
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