さてさっきの刀硝面が胃の中にガッツリ効いているのですが、上海にきたらこれを食べねば!
というわけで!
上海蟹を食べに行きますよ!
向かうは上海蟹の専門店「成隆行蟹王府」
ホテルのロビーで待ち合わせしてタクシーに分乗・・・。
私とNTは近くの駅に向かい、先行して街に繰り出しているU氏を迎えに行き、そこから蟹王府に向かう予定。
しかし、駅に向かう途中のタクシーの中で、私の携帯電話が鳴ります。相手は今回の仕事のチーフH氏
「Uさん自力で蟹王府見つけたって。だから、蟹王府に直接来てください」
れれ~~!!??
急遽運転手さんに行き先変更を告げます。
当然といえば当然ですが、この運転手さん中国語しかわからないわけで・・・・筆談で「行先変更蟹王府」と書くと
「は~は~」
と言いながら余裕の雰囲気。
安心して乗っていると・・・なんか上海の街中をあっち行ったりこっち行ったり、Uターンかましてみたり・・・仕舞いには道行く人に話しかけて。
「*+♪=$&%ハオワンフー(蟹王府)」
道に迷いやがった・・・っていうか蟹王府知らないでいてやがったな!
どうにも見つからないようで、さらにあっちこっちに・・・メーター上がってるし・・・。
「メーター下げろ」ってどうやって文字にしたらいいのか・・・そんなことより俺ら蟹王府知らないし・・・・。
最終的に別の上海蟹の専門店に連れて行かれる・・・
筆談で「此場違蟹王府」と書くも
「!$%#’&#()’&#$%#’”%”&」
と返され、私ら中国語わかりませんねん。
ようやく出てきた店のボーイは少しだけ英語が出来るらしく、「この運転手が何言ってんのか?」って英語で聞いたら。
「お前ら上海蟹食いたいんだろう?だったらここでもいいじゃないか」
といっている様子・・・。
もう言語が違うのでこれ以上の交渉は時間の無駄であると判断し、タクシーのメーターの料金を払ってその場を立ち去る。
さて・・・
道もわからず上海のど真ん中
NTと二人
在るのは日本語しか理解し得ない脳味噌×2
そして、NTが持っている大して役に立たないガイドブック
振り出す雨・・・・
それはもう途方に暮れるのであります
私は紙にこう書きました「何処蟹王府」
道行く人にそれを見せますが、人々は首を横に振るばかり。
そりゃそうなのです。蟹王府は日本人御用達の店、値段も高く中国人はそんなに利用しないのです。
そんな中、私の電話が鳴ります。到着が遅いのを心配したH氏から。
「あのですね、違うところで下ろされちゃって・・・」
なんてやり取りをしている最中に窮地に立たされてついに実力を発揮したのか、NTが若いアベックを捕まえ話をしています。
あ~だこ~だと5分ほど。
「iwaYohさんわかりました」
今まで冴えないと思っていたNTの後ろに後光がさして見えました。
凄い!凄いぞNT。いやNT様!感謝いたします。
というわけで20分ほど遅れてみんなと合流!
日本人好みに作られた店内は広々としつつも個室に別れていて、店の真ん中では琴と胡弓による生演奏。
厳かで豪華で中華な雰囲気の中で上海蟹を!!
まずは魔法の言葉
「チィンタァオリュー」
こういうと青島ビールが6本(人数分)出てきます。
こちらの青島ビールはお馴染みの緑の瓶ではなく、小さめの黄色い瓶でどうも緑のヤツより高級らしい。
さすが上海蟹専門店蟹王府!
まずは蟹豆腐
かにの肉と味噌を豆腐に絡めて出てきます。
ソフトな前菜かと思いきや強い蟹の風味が豆腐の中に閉じ込められています。
続いて蟹炒飯
上海蟹の外子が乗っているところが豪勢ですね。
この炒飯は日本でお馴染みのジャポニカ種ではなく、長粒のインディカ種を使っているようで、さらりとした食感が重たさを感じさせません。
ちなみに上海滞在中に食べた炒飯のなかでは一番だと思いました。
こちらは蟹のスープ。
高菜の様な葉野菜がザクザクに乗っていました。
出ました甲羅焼き
かにの身と味噌を取り出して、混ぜ混ぜした後に甲羅に戻して焼いたものです。
不味かろうはずがない料理!焼き蟹の香ばしさがあるのに食べるのが簡単。
ちょっと蟹から離れて小籠包のスープ。
熱くてなかなか一口で食べられない小龍包ですが、予めスープに浸すことによって常につゆだくだくな小龍包が食べられます。
かなり反則な気がしますが、これもありかと・・・。
そして中華ハムの花巻挟み。
具無しの饅頭(花巻)に中華ハムとマンゴーが挟まっています。
これは甘すぎるという皆さんの評価・・・私も同じ評価。
思いっきり上海蟹っぽいものを食べたいという要望から頼んだ、上海蟹の足肉炒め。
丁寧に取り出した、上海蟹の足肉を野菜と一緒に炒めてあります。
そうそう、この辺で老酒を注文したのですが・・・これが
こんな入れ物に入ってきまして。
これが湯だめと徳利とお猪口の3段構え!
お湯をためて、老酒を真ん中に・・・。
てっぺんのお猪口で老酒を呑みます。
いいねえ~って6人みんなで話して、お店の人に「これっていくら?」って聞いたら一個当たり40人民元とのこと。
みんな欲しいというので、2個づつ購入!
これだけみんなで現金払い。
40人民元は600円くらいなので中国的には高価ですが、まあ600円ですからねえ~。
と受け取ったそのパッケージには「非売品」の文字・・・あんたら商売上手だね。
上海の夜は今日も更けて行きます。
ち・な・み・に・
タクシーで合流するはずだったU氏ですが、われわれより早く上海の市街地をウロウロしておりまして・・・きれいなお姉さんにオイデオイデされて・・・ついて行ったら・・・30分で1300人民元(約19500円)の請求が!
ボッタクリだ!!と気がついて逃げようとしたところ屈強な中華マフィア(風)のお兄さん達に出口を塞がれ泣きながら1300人民元を払って逃げてきたそうです。
お帰りの際のお姉ちゃんの笑顔のバイバイが忘れられないとか・・・。
朝とは違うしたたかな上海を見た気がします。
■旬の上海蟹6杯 ボイルに!スチ-ムに!本場長江より直輸入!代引き手数料無料!
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しかし、駅に向かう途中のタクシーの中で、私の携帯電話が鳴ります。相手は今回の仕事のチーフH氏
「Uさん自力で蟹王府見つけたって。だから、蟹王府に直接来てください」
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どうにも見つからないようで、さらにあっちこっちに・・・メーター上がってるし・・・。
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最終的に別の上海蟹の専門店に連れて行かれる・・・
筆談で「此場違蟹王府」と書くも
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ようやく出てきた店のボーイは少しだけ英語が出来るらしく、「この運転手が何言ってんのか?」って英語で聞いたら。
「お前ら上海蟹食いたいんだろう?だったらここでもいいじゃないか」
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さて・・・
道もわからず上海のど真ん中
NTと二人
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振り出す雨・・・・
それはもう途方に暮れるのであります
私は紙にこう書きました「何処蟹王府」
道行く人にそれを見せますが、人々は首を横に振るばかり。
そりゃそうなのです。蟹王府は日本人御用達の店、値段も高く中国人はそんなに利用しないのです。
そんな中、私の電話が鳴ります。到着が遅いのを心配したH氏から。
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あ~だこ~だと5分ほど。
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というわけで20分ほど遅れてみんなと合流!
日本人好みに作られた店内は広々としつつも個室に別れていて、店の真ん中では琴と胡弓による生演奏。
厳かで豪華で中華な雰囲気の中で上海蟹を!!
まずは魔法の言葉
「チィンタァオリュー」
こういうと青島ビールが6本(人数分)出てきます。
こちらの青島ビールはお馴染みの緑の瓶ではなく、小さめの黄色い瓶でどうも緑のヤツより高級らしい。
さすが上海蟹専門店蟹王府!
まずは蟹豆腐
かにの肉と味噌を豆腐に絡めて出てきます。
ソフトな前菜かと思いきや強い蟹の風味が豆腐の中に閉じ込められています。
続いて蟹炒飯
上海蟹の外子が乗っているところが豪勢ですね。
この炒飯は日本でお馴染みのジャポニカ種ではなく、長粒のインディカ種を使っているようで、さらりとした食感が重たさを感じさせません。
ちなみに上海滞在中に食べた炒飯のなかでは一番だと思いました。
こちらは蟹のスープ。
高菜の様な葉野菜がザクザクに乗っていました。
出ました甲羅焼き
かにの身と味噌を取り出して、混ぜ混ぜした後に甲羅に戻して焼いたものです。
不味かろうはずがない料理!焼き蟹の香ばしさがあるのに食べるのが簡単。
ちょっと蟹から離れて小籠包のスープ。
熱くてなかなか一口で食べられない小龍包ですが、予めスープに浸すことによって常につゆだくだくな小龍包が食べられます。
かなり反則な気がしますが、これもありかと・・・。
そして中華ハムの花巻挟み。
具無しの饅頭(花巻)に中華ハムとマンゴーが挟まっています。
これは甘すぎるという皆さんの評価・・・私も同じ評価。
思いっきり上海蟹っぽいものを食べたいという要望から頼んだ、上海蟹の足肉炒め。
丁寧に取り出した、上海蟹の足肉を野菜と一緒に炒めてあります。
そうそう、この辺で老酒を注文したのですが・・・これが
こんな入れ物に入ってきまして。
これが湯だめと徳利とお猪口の3段構え!
お湯をためて、老酒を真ん中に・・・。
てっぺんのお猪口で老酒を呑みます。
いいねえ~って6人みんなで話して、お店の人に「これっていくら?」って聞いたら一個当たり40人民元とのこと。
みんな欲しいというので、2個づつ購入!
これだけみんなで現金払い。
40人民元は600円くらいなので中国的には高価ですが、まあ600円ですからねえ~。
と受け取ったそのパッケージには「非売品」の文字・・・あんたら商売上手だね。
上海の夜は今日も更けて行きます。
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ボッタクリだ!!と気がついて逃げようとしたところ屈強な中華マフィア(風)のお兄さん達に出口を塞がれ泣きながら1300人民元を払って逃げてきたそうです。
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