ほがらか”いわて”散歩道

時間や季節の流れをじっくり味わってみたい、ふと、思いはじめた私の日めくり。

安比高原のブナ林

2009年05月31日 |  いわての山々

安比高原のブナ二次林に出かけてみました。
久しぶりというか、もう、かれこれ10年ぶりくらいかもしれません。

安比高原スキー場のセンターハウスを過ぎると、徐々に雲の中です。
でも、雲の中のブナ林は、みずみずしくて、さらにマイナスイオンいっぱいって感じで、何とも言えない気持ちよさです。

ブナの駅から更に奥は砂利道ですが、治山ダムの方まで行ってみることに。
この辺りの雰囲気が、また、とてもよろしくて、誰もいない中、川の流れの音だけが響き渡ります。

多分、ここから八幡平につながる登山道があると思うのですが、見つけることができませんでした。
途中に正真正銘の安比温泉があるはずで、いつかは、歩いてみたいと思っているコースのひとつです。

このブナ二次林の一帯は、散策路がきれいに整備されていて安心して歩くことができそうなので、特にこれからの季節、ゆっくりと1日を過ごすのにはもってこいで、最高に贅沢な場所になると思います。

(ブナの木を真下から写してみました。)


タケノコのビン詰め保存

2009年05月31日 | 日々の雑感

昨日、早起きして採ってきたタケノコ、教えてもらったとおり、10分間茹でて、皮をむいて、1日水に浸しておきました。

今日は、そのビン詰保存にチャレンジです。
チャレンジというほどでもないけど、はじめてなので、あまり自信がありません。

まずは、おっきい鍋でお湯を沸かしながら、大小各1個ずつのビンに、それぞれ合うようなタケノコを選んで詰め込みました。

ビンにも熱湯を注ぎ、蓋をしっかり閉めて、沸騰した鍋に入れて1時間くらい茹でました。

1時間後、鍋から取り出して、蓋を閉め直しです。
教えられたとおり、確かに少し蓋が緩んでいました。

そして、ビンを逆さまにしておけと言われていたので、意味はよくわからないけれど、とりあえず、逆さまに。

逆さまにしておく時間を10分って言われたか、冷めるまでと言われたかの記憶が曖昧でしたが、ずっと逆さまも変かなと思って、10分で元に戻して、そのまま外出。

冷めた後に、蓋が圧縮されたように凹んでいれば成功と教えられたとおり、帰ってきたらちゃんと凹んでいました。
これで、1年以上の保存が可能なはずですが、いずれ、2瓶だけなので、すぐに開けることになると思います。

ちなみに、蓋開けるときは、穴を開けないと開かないらしいです。
確かに、ホーマックで蓋だけが1個20円で売っていました。

不安は大いにありますが、もしかしたら、うまくできたのかもしれません。


木村正太選手のジャイアンツ初登板

2009年05月30日 | 日々の雑感

一関市出身の木村正太選手が、5月24日(日)のオリックス戦に初登板してたのを全く気付かずにいました。

二軍で活躍してたのは、HPで見てましたが、22日に一軍登録されてたんですね。
初登板の24日は23歳の誕生日で、バースデイ初登板だったとのこと。

9回表の1イニングを投げて、被安打2の1失点、三振も1つとってました。

同じ東北出身の同級生、ダルビッシュ(日本ハム)や佐藤(広島)が既に1軍で活躍してるから、彼にも大活躍を期待してしまいます。

ジャイアンツは選手層が厚いから厳しいと思うけど、何とか1軍でもう少し投げさせて欲しいものです。

ジャイアンツのHPで、動画を配信していました。
スコアボードの9回表をクリックです。
http://www.giants.jp/G/gstream/?date=20090524&id=1


タケノコを求めて秋田県境へ

2009年05月30日 | 日々の雑感

今朝、4時前に起きて、再び、タケノコ採りに行ってきました。

週初めに誘われて、「行きます」って言ったら、
「じゃ、土曜日の4時半に迎えに家まで行くから」って。

えーっ、ここしばらく、そんな時間に起きたことない。
集合が雫石の道の駅なら、キャンプしてた方がいいなんて思ったりして・・・。

まぁ、今回はプロみたいな人の案内だから、ぶうぶう言わずについていくかって。

妻からは、「最近、タケノコ採りの行方不明が多いね。」の一言。
どうやら、気をつけてというよりは、帰ってこなくていいみたいに聞こえる??

そんなこんなで、タケノコ初心者にしては、ほぼ満足のいく収穫でした。
でも、いっしょに行った他の3人は、私の3倍は採ってました。

入った山は、秋田か岩手かよくわからないけど、秋田ナンバーも多かったです。

家に帰って、教えられたとおり、我が家では最大のパスタ鍋でお湯を沸かして、まずは、10分間茹でて、皮むきの開始。

確かに皮むき機があればいいななんて思いながら、1時間かけての皮むき。
そして気がつけば、げっ、皮むいたら、ぜんぜん量が少なくって、こんなものかって感じです。

せっかく、ビン詰の方法も教えてもらってきたのに、かなり不安です。

いずれ、これを1日水につけとけといわれたので、明日までは、このままです。


もっちもち味噌パン

2009年05月28日 | 日々の雑感

たぶん味噌パンって、全国的に丸か四角で平べったいと思うのですが、
珍しい棒状の味噌パンを見つけました。

三本入りだったのに、ちょっと油断したすきに、一本はすでに娘の口の中・・・。

「これっ、おいしいー」と喜んでいるので、早速、食べてみると、
やわらかいというか、ホントに”もっちもち”で、明らかに市販の味噌パンとは違いました。アッパレです。

ちなみに、洋野町産でございます。


前九年、厨川という地名

2009年05月27日 | 日々の雑感

もう、20年くらい前、盛岡で暮らしはじめて最初に覚えた地名が、「前九年」と「厨川」でした。

その頃、ちょうど大河ドラマで「炎立つ」が放映されていました。

前九年という地名の辺りの道路沿いに、空堀がきれいに残っている一帯があって、ここが厨川の柵の跡なんだろうと想像したことを記憶しています。

ただ、この空堀(一ノ倉邸の向い)は、前九年の役のずっとあとの中世のものらしく、ホントの厨川の柵の跡は、ここから1㎞ほど離れた天昌寺というお寺のあるところだったことを後で知ったのでした。

いずれ、この辺り一帯が、前九年の役の最後の舞台であったことには間違いがないと思います。

この前九年の役のことを含め、直木賞作家である高橋克彦さんの「火焔」、「炎立つ」、「天を衝く」の3つの小説は、東北や岩手の歴史を見事に描いています。

そのうちで、私が最も感動したのは、「火焔」であります。
アテルイと坂上田村麻呂の戦いの話ですが、アテルイとその参謀の母礼(モレ)が蝦夷の心を守り抜き、最期を遂げる場面は、何度読んでも泣けてしまいます。

坂上田村麻呂も最後は蝦夷の味方です。


北上川とさくらホール

2009年05月24日 |  いわて”あちこち”

専大北上高校の吹奏楽部のコンサートを聴きに行く中学生の娘の運転手として、北上市まで行ってきました。

場所は、”さくらホール”、まだ、できてから、たぶん3、4年しかたっていない(自信なし)建物で、いつ行っても、人も駐車場もいっぱいっていう印象があります。

娘とその友達を会場に入れて、コンサートが終わるまでの間は、市内をブラブラと。

北上駅の裏側の通りにでて、さらに河川敷の道路を発見、ちょうど、北上川をはさんだ展勝地の対岸の河川敷になります。

北上川の雄大さ、そのゆるやかな流れを静かに感じられる、とってもいい場所に出会って、かなり得した感じです。

まだ、時間に余裕があるので、4号線を走っている時に、どうしても気になるあの赤い観覧車のアメリカ村?にも立ち寄ってみました。

ホントにはじめて立ち寄ったのですが、キャラクターグッズとかがたくさん売っていて、子供や若者で賑わっていました。

閑散としていることを想像していたのですが、ちょっと意外。(北上の方々ゴメンナサイ。)

ジブリショップもあって、そこで、”ポーニョ、ポニョ、ポニョ♪♪”の歌が流れ続けていて、覚醒してしまったように、ポニョのストラップ買ってしまいました。

その後、さくらホールに戻って、満足したような娘たちを拾って、4号線をのんびりと北上して帰ってまいりました。


JR山田線の秘境駅

2009年05月23日 |  いわて”あちこち”

JR山田線の浅岸駅です。

この駅、乗降客は、おそらく皆無だと思いますが、
車やバイクで訪れる人はけっこう多いようです。

待合室のノートには、県外から訪れた人たちの書き込みがあり、
鉄道に詳しい人にとっては、全国的にも有名な駅のようです。

この浅岸駅と隣の大志田駅、それから岩泉線の押角駅、
この3つの駅がいわての秘境駅の代表格で、はしごしてる人も少なくないみたいです。

盛岡方面(綱取りダムの方)から入っていくと、
駅の1.3㎞手前からは、こんな道を進むことになります。

駅はこっちなどという立派な道路標識もないので、
うっかりすると駅がどこかわからずに通り過ぎてしまいます。
ちっちゃい橋を渡って駅に通じる道路?は、当然、未舗装です。

周囲には若干の廃屋がありますが、人の気配は全くありません。
川のせせらぎの音と鳥のさえずりだけが心地よく響き渡っています。

ふと見れば「禁煙」の張紙も・・・。
どこまでが構内か判然としませんが、いずれ、禁煙のようであります。

そして、待合室には、しっかりと「熊に注意」の看板、期待に応えてくれます。

こういう駅は、いつまでも絶対に残さなければいけないって、強く感じました。
”線路はつづくよどーこまでも♪♪”って、汽車になった気分です。

こっちは、去年の今頃の時期に行った「大志田駅」であります。
浅岸駅とすっごく似ています。


のだ塩生キャラメル

2009年05月22日 | 日々の雑感

のだ塩生キャラメルを見つけました。

最近は、いろんな生キャラメルを目にしますが、
野田村の塩に惹かれて、買ってみました。

岩手県の沿岸北部の野田村は、むかーし塩を作っていたことで有名です。
海水からつくった塩で、ミネラルが豊富とか。

この村から北上高地を超えて、盛岡まで、牛(べこ)で塩を運んだ道は、
「野田塩、べこのみち」というそうです。

並んで「野田やまぶどう生キャラメル」ってやつも売っていて、
ついつい、いっしょに買ってしまいました。

とりあえずは、皿にのっけてみました。

そもそも、有名な「花畑牧場生キャラメル」とかも全く食べたことがなく、
おいしい生キャラメルってどんなものかが、よくわからないのですが、
一つずつ食べてみて、個人的には、塩のほうが好きかなって感じです。

こうしたお菓子類の写真を撮った後、
その所有権は、当然の如く、妻と子供に完全に帰属してしまうので、
もう、私の口に入ることは、絶対にあり得ないのであります。


菊の司酒造のライトアップ

2009年05月21日 | 日々の雑感

寄道をして暗くなった帰り道、
何気なく自転車をこいでいると、やけに明るい一画が・・・。

近付いてみると、「菊の司」の酒蔵がライトアップされていました。

HPを見たら、

「環境問題には逆行しますが、この暗い世の中を少しでも明るくできればと酒蔵をライトアップしています。」

とのコメントが出ていました。

こういうのって、とても賛成です。

派手なネオンと違って、いい雰囲気だし、気持ちがほっとします。
そして、何よりも日本酒が好きだから・・・という単純な理由です。

ビール、ワイン、焼酎、みーんな好きですが、
やっぱり日本の食べ物はおいしくするのは日本酒だと信じてます。

久しぶりに菊の司の「七福神」が飲んでみたくなりました。