岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

孤立死は地域の課題

2010年08月21日 | Weblog
 伊達市内で開催された北海道社会福祉協議会主催の胆振管内の安心・安全セミナーの講師として出席して来ました。
 テーマは「孤立死を考える」

 管内の民生委員や町内会長など約300名が集まり、ぼくは基調講演とシンポジウムのコーディネーターを担当しました。
 孤立死の背景には孤立した暮らしが横たわっていること、個人や家族の問題ではなく、地域の問題であること、
中心に課題を提起し、後半では室蘭市の活動や民生委員、町内会の活動報告をシンポジウム形式で行いました。

 土曜日の午後でしたが、関心が高く、13時~15時半まで熱のこもったセミナーになりました。

 マイカーで伊達市に行き、ETCを初利用しました。
 便利ですね。

積丹半島日帰りの旅

2010年08月20日 | Weblog
 シーズネット旅行クラブの積丹半島日帰りのバスツアーに参加して、疲れを癒してきました。

 神威岬のスカイブルーの澄み切った海、島武意海岸でのウニ丼、そして大海原を見ながらの岬の湯での露天風呂・・・名残の夏の天気でしたが、心地よい疲れの旅行になりました。

 明日は土曜日ですが、伊達に行かなければなりません。
 今日は早めに就寝することにします。

介護職員の地域意識

2010年08月19日 | Weblog
 サンシャイン総合学園の介護職員基礎研修の講師として、1日担当してきました。
 テーマは「地域生活支援」で、核家族化が進行する中で、在宅介護は地域との関係やネットワークづくりが介護の分野でも不可欠になることを是非知ってもらいたいと思う昼食を挟んでの6時間の講義でした。

 長時間のため講義のほかにVTRの観賞やグループワークも採りいれながら、地域と介護職員との関係についての大切さを話したつもりです。

 本人や家族との関係だけでの介護ではなく、地域関係での介護の必要性を認識して頂ければ、と思いました。

母親の兄弟の死

2010年08月19日 | Weblog
 本州は相変わらず猛暑が続いているようで、京都の実家の母親のことが相変わらず気になっています。

 昨夕妹から電話があり、母親の一番仲の良かった兄弟が亡くなったとの知らせを受けました。
 母親は5人兄弟で他の4人は全員男性。一番末の兄弟が亡くなり、残るのは母親とあとひとりになってしまいました。

 足が不自由で葬儀にも参列できないので、妹が代わりに出席するとのことですが、多分母親は内心の寂しさを抱えながら兄弟の死と向き合っていることと思います。

 人間関係がドンドン狭くなり、寂しい気持ちだと察しています。

さらにテレビ取材2本

2010年08月18日 | Weblog
 例の高齢者の所在不明問題で下記テレビ局から取材を受け、また来週も「トークで北海道への出演」依頼がありました。
 関心のある方はご覧下さい。

☆UHBのりゆきのトークで北海道
・日 時・・・8月26日(木) 9時55分~11時25分
・放送局・・・UHB(北海道文化放送)
・番組名・・・のりゆきのトークで北海道
・テーマ・・・地域で支える在宅介護

☆HTBの北海道ニュース特集
・日 時・・・8月20日(金) 18時15分~(予定)
・放送局・・・HTV(北海道テレビ)
・番組名・・・道内ニュース特集
・テーマ・・・所在不明の高齢者たち

水の飲みすぎ?

2010年08月18日 | Weblog
 最近食事には気をつけて、時間をかけ良く噛んで食べているのに、ダンピング症候群のような症状で下痢などが起こるため、いろいろ調べた結果、今夏は北海道も湿気の高い暑さが続き、食後に詰めたいお茶や水をがぶ飲みしていたことに原因があることがわかりました。

 まだ胃に残っている食べ物を水分を大量に胃に送り込むために、十分咀嚼できないまま小腸に行ってしまうために起こる現象のようです。

 胃が3分の1になったことは術後の問題ではなく、食生活の基本そのものを再構築しなければならないと感じています。
 数ケ月の問題ではなく、年単位で改善しなければなりませんね。

高齢社会の親子関係

2010年08月17日 | Weblog
 4日間の夏休みを終えて、UHBテレビ「のりゆきのトークで北海道」の生出演から夏休み明けの活動がスタートしました。
 所在不明の高齢者が増える中で、これからの親子関係、特に心身機能が低下した時に高齢期に子供の世話になりたいか?という思い課題での討論でした。

 圧倒的に子供の世話になりたくない、との考えが多いのですが、子供に頼らない生き方が出来ていないのも事実です。
 さて・・・どう生きますか!

☆日程変更のお知らせ
 HBCテレビ17日夕方の北海道内ニュースでの放映を案内していましたが、放映日が9月8日の18時15分以降に変更になりました。

老い支度

2010年08月16日 | Weblog
 今日でお盆夏休みは終り、明日から仕事の再開ですが、4日間の内に自分の書棚に入っていた若い頃の資料の整理を行いました。

 日記だけではなく、ジーパン人生と題する随筆集や北アルプスに登っていたときに撮影した高山植物、さらに長野県時代のかりがね学園設立の記録や群馬県時代の病院再建の記録などがファイルとして沢山残っていました。
 我ながらマメに記録として残していたようです。

 70歳を間近にして、そのような過去の資料を大胆に整理して、これからの人生に備えることにしました。

 過去ではなく、明日を見つめるためにも・・・。

秋の気配

2010年08月15日 | Weblog
 やはり、と言うべきでしようか、お盆に入って風がひんやりした涼風に代わり、夜など窓を開けっ放しにしておくと、布団をすっぽりと被っている自分の姿があります。

 藻岩山山頂に立っていると強い風が吹きつけていましたが、あきらかに秋風で全身の汗がゾクッとするのを感じました。

 どうやらあの本州のような湿気を含んだ短い夏は終り、これからは急ピッチで短い秋を経て長い冬に突入していくのでしようか。

 いろいろなお盆のイベントで先祖を祀る故郷京都に比べて、お盆の雰囲気のない札幌の街です。

敬老パス

2010年08月14日 | Weblog
 札幌市から70歳以上の市民を対象にした敬老優待乗車証の交付申請の案内文書が届きました。
 70歳になれば敬老パスが利用できることは楽しみにしていましたが、実際にその案内が届くと、いよいよ70歳か、という侘しさも感じてしまいました。

 65歳の時に民生委員の訪問を受け、敬老手帳を渡された時の心境に似ています。

 札幌市の敬老パスは無料ではなく、1万円の乗車カードを1枚の場合は10%、2枚の場合は15%、3枚以上の場合は20%の自己負担が必要です。
 期限が来年の4月末で今回は最高4枚まで申請できるとのことです。

 ぼくはマイカー、市内は歩くように心がけています。
 さて何枚必要なのか・・・。
 良く分かりませんが、その恩恵は利用させて頂きたいと思っています。