岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

意識混濁8時間

2008年05月21日 | Weblog
 シーズネットの中でぼくと一緒に語り合う今日の「井戸端会議」に10名の会員が集まり、テーマを決めない雑談会を行いました。

 昨年12月に自宅で脳梗塞を発症した女性の体験談が披露され、緊急通報システムのことでいろいろ考えさせられました。
 ある女性の方が、風呂上りに突然胸苦しさと吐き気を催して身動きが取れなくなって倒れ、意識混濁状態が8時間続いたそうです。思い切り吐いた状態で、倒れたまま意識が無くなったり、テレビの音でフッと意識が戻ったり、妹さんが発見されるまでの8時間の苦闘の物語でした。

 意識が戻って自覚がはっきりして脳神経外科にかかって梗塞跡が見つかったとのことでしたが、下手をすれば孤独死につながる事例でした。

 ひとり暮らしの方が家の中で急病などで倒れた時、如何に外部に知らせるか、安心できるひとり暮らしのためには欠かせない仕組みづくりだと痛感しました。


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