岩見太市の老いを活きる語録集

 豊かな高齢社会を創造するNPO法人「シーズネット」の活動を日記風に紹介。2010年がんを発病し、その闘病も紹介。

2009年12月29日 | Weblog
 術後5日目。世間は年末ムードのようですが、病院はまだ手術が続いているようで、年末の雰囲気はありません。

 大きな手術をして頂いて順調に回復していることもあり、周りのさまざまな人々への感謝の思いが喜びの涙となって溢れ出て、自分自身が戸惑うことがあります。
 
 その最初はICUにいて喉の渇きが極限状態だったとき、麻酔科の先生がガーゼに氷の塊を入れて「しゃぶれば楽になるよ」と仰って下さったとき突然涙が滲んできたのです。
 そして執刀して下さった北海道消化器科病院外科の森田副院長が、ベッドサイドにきて「手術は順調だったよ」のにこやかに語りかけて下さったときも涙が溢れるのをこらえながら、心の中で合掌していました。

 見舞いに来て下さる方も「途中の神社で回復祈願のお参りをしてきたよ」とか、顔を見るなり「元気そうで良かった!」と心から安堵して下さったりしたとき、心から込み上げてくるものを感じます。

 外科病棟に移ってまだお会いしていないのが、この病院に導き、早期手術を勧めて下さった命の恩人とも言える同じ病院の内科の加藤先生です。
 一言、お礼を言いたいと念願しているのですが・・・。