ムートン王国の裏話

ムートンを加工して直接販売している岩井ムートン店主岩井孝四郎の日常です。
ワイン、車中泊、山梨の観光名所も紹介します。

ムートンがいつでも卸値!! 矢作洋酒さんに行ってきました   ムートン王国

2008-08-11 22:45:33 | 隠れキャラの日記
8月3日の勝沼朝市の帰りに、矢作洋酒さんに寄ってきました。


隠れキャラが山梨に来る前に、「山梨には一升瓶のワインがあるんだよ」と聞き

その頃ワイン通を気取っていた若かりし日の隠れキャラは

「一升瓶に入った安いワインなんてしんじられな~い!体に悪そう~悪酔いしそう~」

と思ったものでした

そんな私の生意気な鼻をへし折ってくれたのが、矢作洋酒さんの一升瓶です

どのような場所で、どのような方に作られているのか自分の目で見てみたくて、

いつか訪れたいと思っていました


ナビを頼りに走っていくと、古い白壁の塀の民家

この画像では見難いですが、ぶどうの蔓で「YAHAGI」




工場のような場所を想像していました

行ってみるとそこは本当に普通の民家でした

ただ、広い庭先に機械が置いてあるだけなのでした




突然の訪問でしたが、奥様がこころよく見学させて下さいました



ぶどうの実を房から外す機械
隣の一升瓶ケースからわかるように、小さなものです



フランス製のぶどうを潰すために使う機械
本当はりんごを潰す機械とのこと。下のトレイ部分にぶどうの果汁が落ちる。



手前は白ワイン用のタンク
奥に見えるタンクローリーのような機械は赤ワインを発酵させる機械
赤ワインは本来、皮ごと機械の中に入れてぶどうを上から棒で突付くのですが
その方法だと突付く際に空気が入って酸化が進んでしまう
でも、このタンクローリーのような機械を使うと
中にプロペラのようなものがついていて
ゆっくりと回転することで攪拌し、酸化しないそうです


ワインのビンを洗うイタリア製の機械





矢作ワイン、とても美味しいです

家に帰ってからネットで調べたところ

無添加ワインであることや、ぶどうを除草剤を使わずに育てていること

無農薬に取り組み始めていることなどがわかりました

そして、矢作洋酒さんのHP内「社長夜話」を読んだ時

その美味しさの源流と

どうしてそのワインに自分が惹かれたのかがわかった気がしました


矢作洋酒さんのワインは

そのこだわりは 自然への敬意と感謝に満ちている


岩井ムートンも、常に自然の恵みである毛皮を大切に

全てに自分達が直接責任をもって

手をかけられる規模であることを心掛けております



矢作洋酒
住所:山梨県笛吹市一宮町上矢作606
電話番号:0553-47-5911
見学をご希望の際はお電話にてご一報をおねがいします。