Julia Ross. The Wicked Lover. Berkley Sensation Historical Romance.
男装ものです。
Story:
Dialogue:
Hero:
Heroine:
Sensuality:
実はジョークは私の好みではないし、独特の世界を作り出している言葉の選択も私にはメロドラマチックすぎます。でもお話自体は魅力があり、どうかな、Mary Jo PutneyやLiz Carlyleが好きならRossもいけるかも。私は読んだことはないけど、Samantha Saxonが好きな方もいけるかも、というのがロマンス本専門店のお姉さんの意見です。
Mr. Robert Sinclair Dovenby(Dove)はハンサムでレディーキラー(死語…?)で有名。Lady Grenhamとの愛人関係を持っていたいのですが、ボンファイヤーとともに終わりを迎えます。ある日Doveが帰ってくると、彼の家の前でLady Grenhamが彼の服や小物を派手にボンファイヤー放り込んでいるところでした。
彼女が怒って彼をふった理由とは、いつものようにDoveの部屋へ行くと、別の女性がいたから。
この辺のシーンでのDoveのジョークは良かったんだけど。
浮気した覚えのないDoveは困惑したまま部屋に上がっていくと、みすぼらしい女性と彼女についてきた下男”George"と名乗る若い男の子がベッドにしばられいました。
"George"とは、Doveが実は反逆人ではないかという疑惑を探り確認するために送られたスパイ - Sylvie Georgiana、Montevrain伯爵夫人(未亡人)です。
ベッドに縛り付けられていたGeorgeをほどいているときに、Doveはすでにこの下男は女性だと気づいていましたが、知らないふりを通します。
彼女がなぜ来たのか気になるし、男装の下に隠された魅力的なこの謎の女性も気になります。
Georgeからしてみたら運良く、Doveの秘書としての仕事を引き受けることになり、二人はたっぷり一緒に時間を過ごすことになります。
この仕事を引き受けるまでは伯爵夫人としての身分やその美貌も使い、必要とあらばベッドを共にして情報収集もしてきたSylvie。今回のターゲットはとてもハンサムで女性を魅了するのが日常茶飯事なDoveのため、深みにはまらないよう男装することになったのですが、彼の魅力によってGeorgeの仮面の下は心も体も女のSylvieなんだと思い知らされることばかり。
スパイの仕事に集中できなくなってきます…。
途中、Ross独特の『ジョーク』たっぷりの会話など何度かつまらなくなる部分など、私とは合わないそういう部分を差し引いても、主人公二人に人間味があり良く出来ているので、最後どう終わるのか気になる一冊です。
Rossの別の作品"Night of Sin"もレビュー待ちです。
ちょっと前にJournalで「2作目"Night of Sin"」と書いてしまったと思うのですが、シリーズではありませんでした。ごめんなさい。
男装ものです。
Story:
Dialogue:
Hero:
Heroine:
Sensuality:
実はジョークは私の好みではないし、独特の世界を作り出している言葉の選択も私にはメロドラマチックすぎます。でもお話自体は魅力があり、どうかな、Mary Jo PutneyやLiz Carlyleが好きならRossもいけるかも。私は読んだことはないけど、Samantha Saxonが好きな方もいけるかも、というのがロマンス本専門店のお姉さんの意見です。
Mr. Robert Sinclair Dovenby(Dove)はハンサムでレディーキラー(死語…?)で有名。Lady Grenhamとの愛人関係を持っていたいのですが、ボンファイヤーとともに終わりを迎えます。ある日Doveが帰ってくると、彼の家の前でLady Grenhamが彼の服や小物を派手にボンファイヤー放り込んでいるところでした。
彼女が怒って彼をふった理由とは、いつものようにDoveの部屋へ行くと、別の女性がいたから。
この辺のシーンでのDoveのジョークは良かったんだけど。
浮気した覚えのないDoveは困惑したまま部屋に上がっていくと、みすぼらしい女性と彼女についてきた下男”George"と名乗る若い男の子がベッドにしばられいました。
"George"とは、Doveが実は反逆人ではないかという疑惑を探り確認するために送られたスパイ - Sylvie Georgiana、Montevrain伯爵夫人(未亡人)です。
ベッドに縛り付けられていたGeorgeをほどいているときに、Doveはすでにこの下男は女性だと気づいていましたが、知らないふりを通します。
彼女がなぜ来たのか気になるし、男装の下に隠された魅力的なこの謎の女性も気になります。
Georgeからしてみたら運良く、Doveの秘書としての仕事を引き受けることになり、二人はたっぷり一緒に時間を過ごすことになります。
この仕事を引き受けるまでは伯爵夫人としての身分やその美貌も使い、必要とあらばベッドを共にして情報収集もしてきたSylvie。今回のターゲットはとてもハンサムで女性を魅了するのが日常茶飯事なDoveのため、深みにはまらないよう男装することになったのですが、彼の魅力によってGeorgeの仮面の下は心も体も女のSylvieなんだと思い知らされることばかり。
スパイの仕事に集中できなくなってきます…。
途中、Ross独特の『ジョーク』たっぷりの会話など何度かつまらなくなる部分など、私とは合わないそういう部分を差し引いても、主人公二人に人間味があり良く出来ているので、最後どう終わるのか気になる一冊です。
Rossの別の作品"Night of Sin"もレビュー待ちです。
ちょっと前にJournalで「2作目"Night of Sin"」と書いてしまったと思うのですが、シリーズではありませんでした。ごめんなさい。
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