ヒストリカルロマンスアワー

Historical Romance Hour

引越しが終わって

2008年03月25日 | Journal
実はまだ引越しは全部終わってません。

インターネットの接続もまだなので、イースター休暇中でガラリとした大学のオフィスから久々のブログ更新です。


先週の金曜イースターの日に、Gのお父さんにも手伝ってもらってだいたいの荷物・家具は運んだのですが、まだ元のアパートの掃除も残っているし、Gのデスクや私の本などが残っています。

それにしても、こんなに段取りの悪い引越しは他に見たことないと思いますよ…。


特に、うちのGさん。
物件探しの時点でうちのGさんの要領の悪さはピカイチでしたが、引越しの段取りも何も分かっていない様子の彼。
お坊ちゃん育ちな上に、面倒くさがりなんですよね、うちのGさん。
ホウキの使い方も知らなかったし。

それと、私。
私は由緒正しい貧乏育ちだけど、面倒くさがりなのは同じ。
こんな二人だから、やる気はある私だけど、私一人でできることには限りがあるじゃないですか。
だから引越し準備は初めから地獄の予感。


まず、トラックをレンタルしたり、箱をあらかじめ(数週間前から)手に入れるなどの手順もおろそか。

私は車がないから箱を自分で買いにいくのは無理だったし、トラックレンタルの話はボンボンGに「お父さんと自分の車だけで十分」と却下されてしまいます。


とにかく私が「ああしよう、こうしよう」と何を言おうと、ボンボンGはまるで誰か(引越しの妖精か親父殿)が全部やってくれるかのように、「そんなの必要ないないでしょ」の一点張り。
「荷物の多さを見てみてよ!」と叫んでものれんに腕押し。

結局、私が家庭教師をしている子のお母さんから箱はいくつかもらったけど、私の荷物とキッチンのものを詰めると足りないくらい。

彼の荷物は前日の夜までほったらかし。


そして引越しの当日、二人とも寝坊

親父殿の車の音でガバッと起きる。

そんな私たちと、全部荷造りされていない荷物を見た親父殿の第一声:

"You shock me. You shock me"

そんなに何度も言わなくても…。


「北斗の拳」のオープニングの歌を思い出しました…。
"You are shock!"で始まるんだけど、あれは実は"You are shocked"、強引に訳して「お前はもう死んでいる」と言いたかったのではないかとうちの兄が言っていました。私もそう思います。

几帳面で潔癖なGの親父殿、私たち二人のだらしなさにショック死寸前だったのかな。ゴメンナサイでした。

そして、引越し作業は思ったとおり地獄でした。
バッグなどに入った細かい荷物をいくつもいくつも運ぶ羽目になり、2階から駐車場の車まで何度も行き来し、足腰ガクガクでした。


引越し当日の夜は、、クタクタだった私とGさんは10時にはベッドへ。

が、イースター休暇1日目のせいだったのか、お隣さんがパーティー。
夜中12時頃まで音楽ガンガン。
インド人の学生達が何人かシェアハウスをしているようなんですけど、夜中までテクノ系ボリウッド音楽がガンガン流れてました。

せっかく静かなところへと引っ越したのにコレカヨーと言っていたのですが、迷惑してたのはもちろん私たちだけじゃなかったらしいです。
次の日の昼間、家の前に車をとめて引き続きボリウッド音楽をガンガン流していた彼らですが、近所のおじさんが彼らをどやしつけて(←標準語?)ました。
おじさん、ありがとー!


それ以来、すっかり静かに。
一軒家だから、階下の物音もなければ、バスルームを通して聞こえてくる色んな音や大きな話し声、そしてタバコの煙をがまんすることも全くなくなりました。

イースター連休を終えて今日からまた通勤のGは、朝起きるとあまりに静かなので時間を間違えたんじゃないかと家中の時計をチェックしてたほどでした。


私たちの借家は元々は1950年代に建てられた古くて小さい家です。
寝室が2つ(メインとスペア)と、サンルーム(←私の部屋)、ラウンジ、キッチンと90年代に改装されたシャワールームです。

6人掛けの大きなダイニングテーブルを親父殿から譲り受けたのですが、今度の家はダイニングがないし、キッチンにも入らないので、ラウンジに置く羽目に。

セントラルヒーティングシステムがあるので、この暖炉↓は使いませんが雰囲気がいいので好きです。
            

            
裏庭には屋根つきのデッキ。プラスチックのカーテンも。
Gの次のパ*ーリフティングの大会が終わったら、ここでBBQしてハウスウォーミングパーティーをするつもり(それまでは厳しいダイエットが続きます…)。
あと、物干し竿が左手に見えますが、自分たちだけの物干し、夢だったんです
ご近所と共有の物干し竿ってなんだか嫌だったんですよねー。
こちらの物干しは一般的に傘のような形で、回転させることができて、高さも調節できるようになっています。


            
以前子供たちがいたお家なのでしょうか、裏庭に木のお家やウサギ小屋などがあります。大干ばつが続いているせいで、庭の水遣りは制限されており、芝生の状態はあんまりよくありません。

ちょっとしたエコハウスで、水道やシャワーヘッドは節水用のものになっているし、シャワールームの中には時計がついていて時間を計れと言わんばかり。
電球はほとんど全部エコ電球。
庭にはコンポスト(刈った芝生や雑草、生ごみなどを使って培養土を作る所)もあります。
リサイクルは細かくやるけど、ここまでエコについては気をつけたことがない私…。
なんだかプレッシャーです。



            
段取りが悪いせいでイースター連休の前に買い物をしておかなかった私たちの冷蔵庫はからっぽ。近くの韓国焼肉屋さんへ。
今回の引越し先は、私たちがよく行く韓国料理屋さんに近いんです。

ブルゴギと餃子も食べて、二人でちょっとした引越し祝いでした。

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2 コメント

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Unknown (kana)
2008-03-25 14:22:16
こんにちは!
面白おかしく(失礼)引っ越し顛末記を読ませて頂きました。
私たちの引っ越しもなかなか大変でした。。
すてきなサンルームになりますように。(^_^)
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Kanaさん (K)
2008-03-27 08:09:33
お久しぶりです!
全然メールできなくてゴメンナサイ!!!

お分かりかと思いますが、引越しで頭の中も家の中もグチャグチャです。

サンルームは…家ダニの問題が発生です…
足がすごいことになってます。

あと、寒くなってきたのにセントラルヒーティングがつかないので、今日不動産に聞いてみます。

初日はお湯も出なくて、冷たいシャワーだったんです…。


Kanaさん達の引越しもどうなったかなーと思ってたんですよ。
引越しって面倒というか、ホント地獄ですよね~。
あーやだやだ。
(Kanaさん達はきっともっと要領よくされたんでしょうけど 笑)
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