ヒストリカルロマンスアワー

Historical Romance Hour

Claiming the Highlander

2007年04月15日 | M-N-O
Kinley MacGregor. 2002. Claiming the Highlander. Avon Historical Romance.

久々の中世モノ。
でも、がっかり・・・

Story:     
Dialogue:
Hero:      
Heroine:  
Sensuality:

ヘンリー2世の頃のお話。
長期間続いた氏族間の争いを止めるめるため、Maggieは村中の女性を率先して教会に立てこもります。その間、女性たちは料理することも家族の面倒を見ることも全て拒否です。全て。

男性陣はだまっていられるわけもなく、英国の男爵の爵位ももつ、氏族長の弟Braden MacAllisterが幼なじみのMaggieのところへ交渉をしに行きます。

Bradenはとにかく、女性が自ら彼に体を投げ出すほどハンサムでセクシーということになっています。そういう女性と遊びくらす人生だとも。

Maggieは実は幼い頃から彼に片思いしていました。でも、ただの彼のまわりに数多くいる遊び目的だけの女にはなりたくないので、彼の誘惑たっぷりの交渉には一層警戒してかからなければいけません。



感想ですが、もう・・・、今回は本当はあらすじも書かずに、「ノーコメント」っていいたいところでした。ほんとにコメントするところのないお話なんです。
あるとすれば、文句だけ。
文章表現、お話の筋書き・展開、何もかも、読者の知性をバカにしてるの?としか言いようがないんです。お話が一貫していないし、キャラ描写も陳腐。
プロの作家の作品とは思えない稚拙さがあります。

ロマンス本専門店のお姉さんからのオススメだったし、作者自身いくつか他の作品も出してるし、名前はよく聞いていたので、ハズレではないだろうと思ってただけに、がっっっかりです。

ハッピーエンドにさえなればいいってもんじゃないです。


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2 コメント

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Unknown (monaka)
2007-04-15 23:35:29
kさん こんにちは 

Kinley MacGregor、そんな感じですか。
実はしばらく前に面白そうかなと思ってシリーズものを何冊か買ってみたんですよ。
でもペラペラめくってみただけで、なんとなくダンボール箱に押し込んでそのままになっています。
何か臭いがしたかも。(笑)

ところで来月いよいよスーザン・イーノックが日本でも出版されることになりました!!
やった~!
と喜んだら、これがFlirting With Dangerらしいんです。
なぜ、コンテンポラリー?

まぁ、面白いらしいのでいいんですけど。ちょうどまだ読んでいないし。
でも次は絶対ヒストリカルでお願いしたいです。

今、 Edith Layton にはまっています。
The Fire-Flower というロンドン大火のころを舞台にした作品がとてもよかったので。
昔のCシリーズというのも注文してみました。
このごろは古本ばかり読んでいます。
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monakaさん (K)
2007-04-16 07:42:27
おはようございます^^

残念ながら、MacGregor、こんな感じでしたぁ

でも色々レビューなどを見てみると結構人気あるような印象を受けるんですけどねぇ。

>臭い
爆!

実は私もずっと前に買って以来、つい先日までずーっと未読の山の一番下にまわし続けてたし…。

いつかダンボールから取り出して読んでみた時、いいものがあったら教えて下さいね。


>Flirting with Danger
ですか!
これ、2巻も、たしか3巻目ももう出てるんですよね。
私も1巻をレビューさせてもらいましたが、なかなか良かったです。
でも、私はコンテンポラリーの魅力がよくわからないので…^^;
Lady Rogueや、昔のシリーズのほうが好きです。
ヒストリカル、出して欲しいですね~!

>Edith Layton
私は、前に何か一冊読んでからそれっきりのように思います。なんだかよく覚えてなくてごめんなさい。
The fire flower、チェックしてみますね。
ありがとうございます
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