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新任の教諭が放課後の教室で自殺 月に100時間超の時間外勤務とパワハラ「公務災害」に認定

2024年06月20日 18時05分23秒 | 教育のこと

新任の教諭が放課後の教室で自殺 月に100時間超の時間外勤務とパワハラ「公務災害」に認定 遺族が損害賠償を求めて提訴 福岡 (msn.com) 



5年前、福岡県春日市の小学校で新任の男性教諭が放課後の教室で自殺しました。男性は民間企業の労災にあたる「公務災害」と認定され、遺族が春日市などに損害賠償を求める訴えを起こしました。


勤務していた小学校 FBS福岡放送


訴状によりますと、2019年9月、春日市立の小学校で当時24歳の男性教諭が教室で首をつった状態で見つかり、翌日に死亡しました。
男性は、その年の4月に採用されたばかりでした。


公務災害に認定 FBS福岡放送

男性は月に100時間を超える時間外労働に加え、先輩教諭からのパワハラなどで精神疾患を発症して自殺に至ったとして、民間企業の労災にあたる「公務災害」と認められました。


遺族は、男性が自殺したのは校長の安全配慮義務違反があったからだとして、春日市と福岡県に対し、あわせておよそ9000万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。


春日市教育委員会は「未来ある若い教員が命を失ったことについては今でも無念でなりません。福岡県教育委員会と協議しながら誠実に対応していきたい」とコメントしています。





「未来ある若い教員が命を失ったことについては、今でも無念でなりません。ご遺族に真摯に向き合い、できうる限りの対応を尽くしてきたところですが、意を尽くせず、今に至っているものと受けとめております。故人のプライバシーと尊厳に配慮し、何よりも子どもたちの心理的な不安への影響に最大限配慮しながら、ご遺族のご意向に沿って死因の対外的な説明などを慎重に行ってきました。訴えの内容を確認して、教員の任命権者である福岡県教育委員会と協議しながら、誠実に対応していきたい」







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