【検査お断り】発熱が続き医師が保健所に電話も検査できず…理由は「通勤経路が感染者が出た場所と一致しないから
門医が新型コロナの可能性を説明してもダメとは
検査対象と認定されるのは「中国湖北省への渡航歴や感染者との接触歴があり、重症肺炎で医師が判断した場合」だという。高熱はまだ続いており、母親は「できるだけ早く検査を」というばかりだ。
埼玉県に住む主婦は、10日から発熱が続いた夫の検査を求めて、医師から保健所に直接電話してもらった。それでも、通勤経路を聞かれ「感染者が出た場所と一致しないから対象ではない」と、検査を断られたそうだ。
池袋大谷クリニックの大谷義夫院長は、肺炎で抗生物質が効かない患者に新型コロナウイルス感染の可能性を指摘して保健所に問い合わせたが、「まず入院を」といわれて検査してもらえなかったという。「保健所に2時間電話しても検査してもらえなかったクリニックもある。検査は簡単じゃないという現場の声がいっぱいあります」と大谷院長は話し、東京歯科大の寺嶋毅教授は「検査のキャパシティーが追いつかない」という、
司会の加藤浩次「もう渡航歴のない人にも市中感染が広がっているのに」
ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「保険適用できるかの問題で民間の医療機関が独自に検査できない。厚労省に問題がある」
箕輪厚介(編集者)「技術的にできることなのに、それが回らないのは人災だ。ものすごくダメなことだ」
加藤「検査をどれだけ増やせるか。急いでもらいたい」
2020/2/25 11:32
検査対象と認定されるのは「中国湖北省への渡航歴や感染者との接触歴があり、重症肺炎で医師が判断した場合」だという。高熱はまだ続いており、母親は「できるだけ早く検査を」というばかりだ。
埼玉県に住む主婦は、10日から発熱が続いた夫の検査を求めて、医師から保健所に直接電話してもらった。それでも、通勤経路を聞かれ「感染者が出た場所と一致しないから対象ではない」と、検査を断られたそうだ。
池袋大谷クリニックの大谷義夫院長は、肺炎で抗生物質が効かない患者に新型コロナウイルス感染の可能性を指摘して保健所に問い合わせたが、「まず入院を」といわれて検査してもらえなかったという。「保健所に2時間電話しても検査してもらえなかったクリニックもある。検査は簡単じゃないという現場の声がいっぱいあります」と大谷院長は話し、東京歯科大の寺嶋毅教授は「検査のキャパシティーが追いつかない」という、
司会の加藤浩次「もう渡航歴のない人にも市中感染が広がっているのに」
ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「保険適用できるかの問題で民間の医療機関が独自に検査できない。厚労省に問題がある」
箕輪厚介(編集者)「技術的にできることなのに、それが回らないのは人災だ。ものすごくダメなことだ」
加藤「検査をどれだけ増やせるか。急いでもらいたい」
2020/2/25 11:32