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“子なし猫好き女”発言が「テイラー・スウィフト」に火をつける… 選挙を左右する支持表明はいつ?

2024年08月20日 15時05分48秒 | 国際情勢のことなど







“子なし猫好き女”発言が「テイラー・スウィフト」に火をつける… 選挙を左右する支持表明はいつ?
8/10(土) 9:06配信




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デイリー新潮
米大統領選の「鍵」とされるテイラー。手にはラッキーナンバー「13」が見える


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 戦う相手がカマラ・デヴィ・ハリス副大統領に代わったことで、ドナルド・トランプ前大統領の選挙戦略には狂いが生じている。現在の支持率の差は数%という米大統領選、浮動票のカギを握るのが、歌手のテイラー・スウィフトだという。前回(2020年)の大統領選では民主党を支持したテイラーは、いつ、考えを明らかにするのか。トランプ陣営は、その動向に戦々恐々だというのだ。


 ***


 ハリス氏が出馬宣言したところ、1週間で300億円を超える献金を集めたことも、トランプ陣営に衝撃を与えたと言われている。さらに負の連鎖は追い打ちをかける。


 その火種は、副大統領候補として選んだ39歳のJ・D・ヴァンス氏。2021年に保守派のジャーナリスト、タッカー・カーソン氏と語ったFOXのインタビュー映像がネットにアップされ、大炎上したのである。


「番組の中でヴァンスは『カマラ・ハリス副大統領のような、子どもを持たずに猫と暮らす女性らがこの国の人々をも惨めにしようとしている』と発言していたのです。要するに“子供のいない猫好きのハリスによって、この国は仕切られている”と言いたいわけで、これが副大統領候補であるヴァンスの持論なのかと、猫だけではなく犬を飼っている女性たちからも批判をあびる状況となっています。ついでにトランプもハリスに対して『インド系であるとアピールしていたのに突然、黒人になった』と発言をしたことで、波紋を呼んでいます」(ニューヨーク在住のイベント関係者)


 このヴァンス氏の発言がトランプ陣営に与えるであろうダメージは小さくない。何より「この発言に最も反感を抱くのがテイラーだろう」と言われている。なぜならテイラーは「無類の猫好き」なのである。


間もなくツアー休暇へ…支持表明は
テイラーの猫好きはファンの間でも有名で、インスタグラムにはたびたび愛猫が登場している。NFLチーフスのトラヴィス・ケルシー選手との交際が公になり、一部で「結婚間近」とも報じられてはいるものの、現時点では結婚歴もなければ子供もいない。ヴァンス氏の揶揄の対象に当てはまり、いくらタイミングが悪いとは言え、トランプ陣営は思わぬところで「火に油を注いでしまった」と言うわけだ。


言うまでもなく、テイラーは同世代や若者を中心に絶大な影響力を持っている。インスタグラムのフォロワー数は2億8380万人、X(旧ツイッター)のフォロワーも1億人に迫る。それだけではない。純資産は11億ドル(日本円で約1588億円)にも達し、昨年末に米タイム誌は「今年の人」に選んだ(ちなみに、その際の写真撮影時にも「愛猫と一緒に撮りたい」とリクエストしたとか)。


 現在、テイラーは昨年から続くワールド・ツアー「The Eras Tour」中。8月8日から10日にオーストリアのウィーンで開催予定だった3公演は、会場を狙ったテロ計画が発覚したために中止となるアクシデントが起こった。


容疑者の2人は逮捕されたが、テイラーは「私が最も恐れていることです」「暴力への恐怖は私生活にも影響を与えてきた」とも語った。


欧州での公演は8月14日から18日まで英ロンドンのウェンブリー・スタジアムでの5DAYSで一旦、終了して休暇に入る予定だ。


「10月から北米を回るツアーを再開させる予定ですが、それまでは(米ミズーリ州の)カンザスシティーで過ごすのではないか」(関係者)と見られるが、あわせて「今回の公演中止を受け、テイラーは自らの使命や役割を改めて自覚したかもしれません。そう言った意味からも、休暇中にハリスの支援を表明し、短期間でも彼女なりに応援に加わるのではないか」とも言われている。


「SNSを通じて音楽に限らずあらゆる情報を発信しているので、もし、テイラーがそのようなアクションを出すとしたら、欧州ツアーの終了後の8月下旬から9月上旬辺りだと思われます。彼女自身は『13』がラッキーナンバーだと明言しているので、あるいは『13』に関わる時に何らかの発言があるかもしれませんね」(ロサンゼルス在住の音楽ライター)。

ファンに寄せたメッセージ
 前述のとおり、2020年の大統領選でテイラーはバイデン氏を支持した。その際、彼女は自らの音楽を支持してきたファンに向け「これまで、私はこの国の人たちすべてが持っている人権のために戦ってくれる候補に投票してきました。これからもそうするつもりです」と述べ、


「私はLGBTQの権利のための戦いを信じています。性的指向やジェンダーで人を差別することはどのような形でも間違っていると思います。肌の色に基づく制度的な差別はこの国にまだありますが、恐ろしく病的で、蔓延していると思います。肌の色やジェンダー、どんな人を愛するかに関係なく、すべてのアメリカ人の尊厳のために戦ってくれない人に投票することはできません」


 自分らしく、自分のアイデンティティを生きる勇敢な人達に愛と敬意を表したい――と訴えたテイラーにしてみれば、「子供なし猫好き女」発言など、とうてい看過しがたいはずだ。


 いずれにしても、11月の大統領選に向けてハリス氏を大統領候補に決め、さらに副大統領候補にはミネソタ州知事のウォルズ氏を指名した民主党にとって、今なお拮抗している支持率のアップにテイラーの支援は喉から手が出るほど欲しいところ。ハリス氏が当選して、米国初の女性大統領が生まれるのか……注目の勝敗の鍵はテイラーが握っていると言っても、過言ではないのかもしれない。


 ***


【前編】では、テイラーの支持表明が左右する米大統領選の現状について紹介している。


渡邉裕二(わたなべ・ゆうじ)
芸能ジャーナリスト


デイリー新潮編集部











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