先日、家の周辺を散歩していたら、こんなクローバー(シロツメクサ)の小さな集団を見つけました!(写真)
フィリピンでは初めて目にしたのでビックリ!1㎡もない小さな集まりでしたが、ふわーっと子供の頃がよみがえって来たようでした。
そして四つ葉のクローバー探しを…。どうして私が興奮したのか分からない介護者たち、初めてクローバーを目にした二人に、幸せを呼ぶ「Four leaves clover」のことを説明するかし終わらないうちに「エッ、コレ?」とマリアさん。それは、まぎれもなく「四つ葉のクローバー」だったのです。
それから、目の色変えて(そっと…です)探し始めたマリアさんとジェンさんでしたが、そのわずかなスペースのクローバー群生地に居座ること30分!?ジェンさんが「ほぼ四つ葉」のクローバーを見つけてホッ。ようやくその場所を離れることができました(^^;)。それは持ち帰り、電話帳にはさんで押し葉に…。
もともとは牧草としてヨーロッパでよく栽培されたというクローバーは、北海道がオランダから牧草として輸入して日本に入ってきたそうです(意外)。ヨーロッパでは、三つ葉のクローバーは。キリスト教の三位一体(父なる神・キリスト・聖霊)を。そして十字架に似た四つ葉のクローバーは幸運をもたらすと言われているそうです。希望・愛・信仰に幸福…などクローバーの四つの葉の意味は、国や地方によっていろいろなとらえ方があるようですが、基本的にはどこでも「幸運」の四つ葉であることに変わりはないようです。
それからしばらく歩くと、今度は固そうな地面の上に何とかわいい「タンポポ」が…!小さな花を咲かせていました。
ダメ押しは「オオバコ」!やはりコンクリートの近くの固―い地面に這いつくばるように…。その二本だけ頂戴し、オオバコの引っ張り相撲を二人に教えると、これも真剣そのもの(^〇^)。三人で、童心に帰ったようでした。
これらの草花が、ここバギオで一年を通して見られるのかはまだ分かりませんが、まるで日本の春がやって来たかのようで、「驚き桃の木山椒の木」といった感じの発見でした。
花屋に並ぶ華やかな花もあれば、こうやって人知れず大地に根を張って、たくましく生きている草花もあるのですね。
被災された方々へのお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りしたいと思います。