【70才のタッチ・アンド・ブースト】ーイソじいの”山””遍路””闘病””ファミリー”ー

【新連載】 『四国曼荼羅花遍路-通し打ち45日の マイウェイ』

四国曼荼羅花遍路-通し打ち45日の マイウェイ 25  写真は岩松の遍路休憩所にある、道案内看板

2023-01-13 17:36:41 | 四国曼荼羅花遍路 通し打ち45日のマイウェイ 涅槃の道場(愛媛県)編
(25日目・5月15日)  岩松 三好旅館→松尾トンネル→バス停 石丸→宇和島タ
           ーミナルホテル→旧同僚の豪華お接待料理をたっぷりと
           頂き、大演説会の様相
   6:00起床、7:00朝食→7:40発(岩松の街並みを散策)→9:40松尾峠入り口、遍路小
屋・善根宿→国道56号線を歩く→10:07バス停保田(バス使用)→10:35宇和島駅前→
宇和島ターミナルホテルで荷物整理→市内所要・図書館→18:50Mさん宅でお接待を
頂く→21:45ホテルに戻る
 久しぶりの晴れ。朝出発前に三好旅館の女将さんと写真を撮りあう。長く遍路さん
のお世話をして頂いておられる話を昨夜からたくさん聞かせていただいた。西予から
宇和海さらに土佐宿毛から足摺への道の要衝であったこと、その道を多くの遍路が歩
いていた名残を残す宿でした。造り酒屋や商家などにもその由来が書かれたプレート
が置かれていた。
(遍路宿さんの栄養たっぷりの豪華朝食)
(案内看板)
(造り酒屋と、岩松の古刹 臨江寺)
(町を貫く、岩松川)

 松尾峠を歩く遍路道があるが古くからの道かもしれないが、近年に整備されている
ようだ。遍路道入り口にブロック造りの善根宿の遍路小屋があり、中には布団が置か
れ、『乾かしている』とメモ書きがあり布団は敷かれた状態のままだったが、長雨の
せいかずっしりと湿っており、匂いも。もう少し若ければ潜り込むのだが、さすがにち
ょっと引けた。遍路道を少し登りだしたけれど一昨日までの長雨で足元が悪く、山道
は避けて戻って国道56号線を行くこととした。国道の松尾トンネルを抜けてしばらく
歩き続けると宇和島の街並みに入ってきたので、保田バス停から10時過ぎのバスに乗
り、宇和島市街をくねくねと曲がりながら、10:35にJR宇和島駅に着いた。距離にし
て10km程度の歩きカットか。
(昨日までの長雨も考慮し、結局 松尾トンネルへと)
(松尾トンネル入り口近くの、遍路休憩所の善根宿内部)

 本日は私が大学卒業後、初めて就職した医療機関での同期の看護師さんで宇和島市
出身だったMさんが晩御飯を家でお接待してくれるというので、夕方まで宇和島市内
散策、買い物や資料整理で図書館へ行って時間を使った。自転車遍路をした20年前も
旦那さんとともに経営していたラーメン店で、和歌山ラーメンで美味しいネギチャー
シューとビールを頂いた。今回もまだ商売をされているのかを調べるために、インタ
ーネットをみると評判の店で紹介されていた。午後まで営業で、そのあと準備すると
のことで、夕方までの時間待ちの間にブラっと店を見に行ったら、20年前と同じとこ
ろにあり、商売繁盛の様子。商売中なので顔は出さず図書館へ戻った。夕方に、Mさ
んがホテルに迎えに来てくれて、車で10分ほどの郊外の家に行く。
(人気のラーメン店 ラグマン)
 晩御飯のお接待ということで、ごちそう山盛り。鯛、よこわ、鰹の造りに、天ぷら
に食べきれないほど。旦那さん、娘さん、お孫さん一人と一緒に5人で久しぶりの家
庭団らんで楽しかった。
 Mさんの旦那さんは宇和島で商工会に参加し頑張っておられ、時々は地元のマスコ
ミなどにも登場され、コロナ禍のなか大奮闘しておられる。宴たけなわになってくる
と大演説。その熱いハートは京都時代よりも更に熱いのでは、と思った。たっぷりと
お接待を頂いた後、午後10時に迎えのタクシーに乗り、ホテルへと戻った。お互い
に、楽しく元気でポジティブに長生きしようとエールを交換しながら。
(ホテルから見る、龍光院‐これは41番札所の龍光寺とは異なった寺)

 ※ちなみに、翌日お礼の電話をするとMさんの話では大演説のステレオで、にぎや
かなことにぎやかなこと。”NO WAR”と”Respect HUMANRIGHTS”での話も盛り上
り、楽しかった、とのこと。改めて“楽しく元気でポジティブに長生きしよう”と。
            (本日移動距離 約25.8km   内歩き 約 13.5km   18,461歩)