答えは現場にあり!技術屋日記

還暦過ぎの土木技術者のオジさんが、悪戦苦闘七転八倒で生きる日々の泣き笑いをつづるブログ。

黒マスク

2020年03月04日 | ちょっと考えたこと

田舎者がたまに都会へ出てみると、見るもの聞くものがものめずらしく、口をあけっぱなしで歩いている。

いやいや、いくらなんでも、本当に口をあけはなしているわけではないが、心情を表現するとなるとやはり、「あんぐりと口をあけ」といったところだろうか。

先月、伊丹空港でのことだ。

黒いマスクをかけた人が相当数存在するのにおどろいた。

正直なところ、この田舎者のオジさんの目には、奇異な風景にしかうつらなかったのだ。

しかし、「マスクは白くなければならない」というわたしの常識が、「刷り込み」の結果としての思い込みであることを最近知った。

昭和初期に写されたという写真がある。

http://nakaco.sblo.jp/article/33114909.htmlより拝借した。

 

 

昭和8年1月の『アサヒグラフ』に掲載されたものだという。

これを見てもわかるように、昭和初期日本では「黒マスク」が主流だったらしい。

「マスクは白くなければならない」

それは、意図的に誰かが刷り込んだわけではなく、ながいあいだの風習の結果、多くの人がそう思い込んでしまったものだろう。

考えてみれば、このような例はゴマンとあるはずだ。

思い込みは排除する。

常にそういう態度を保つことがたいせつだ。

とはいえ黒マスク、

あたしゃやっぱりきらいだが。

 

 

 

↑↑ インスタグラム ーisobegumiー 

 

↑↑ 土木のしごと~(有)礒部組現場情報

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