京都府 | 宇治市 | 石末 辻本石材店 四代目のブログ

石末 辻本石材店は創業明治8年、140年(平成27年度現在) 京都府宇治市で最も歴史のある「石材店」でございます。

ホテル グランヴィア 京都 フランス料理 ラ・フルールさんにて。

2012年03月30日 | グルメ
ようこそのお運びで、厚く御礼申し上げます。

京都府 宇治市の、石末 辻本石材店 四代目 辻本 登志海でございます。



長く間が空きましたが、皆様いかがお過ごしでございましょうか?



久々に京都駅のホテル グランヴィア京都に行って参りました。

シェフが交代してからのフレンチははじめてなので、楽しみです♪


・エントランス
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最近は、サービス税など・・・決して内容に見合っていないお店が多く、

本来のサービス税がかかるサービスとは何か?

京都のホテルで再確認しようと訪問致しました。

グランヴィア自体が、ビジネスホテルという認識がありますので過度な期待は禁物ですが・・・


・テーブルセット
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それにしても、数年前と比較して、随分とドレスダウンされました印象を受けました・・・

照明も随分、明るく店内もカジュアルなイメージでございました。


清潔感はあって、お若い方や、庶民派好きの方向けのフレンチと言った雰囲気で、

何方でも気軽に楽しめるとうになっておりました。

スタッフの方々も終始、フレンドリーな印象でございまいた。

綺麗にまとめられていますが、ホテルのフレンチですので、

シルバー食器・グラスの類はフルセットで並べていただきたかったところです・・・。


一つ一つ、『このお料理にはこのフォークを使ってくださいね。』などと、

ご丁寧に、ご説明して下さるところをみますと、まともにシルバー類も扱えないないまま、

ご来店される方もいらっしゃるとお見受けできますね・・・ご年配の方なら致し方ございませんが。

一応、テーブルクロスのかかっているお店には、

「それなりのマナー」を踏まえた上で来店致していただきたいものです。


ちなみに私共は、ドレスアップして来店することは、お料理を作って下さる方や、

給仕して下さる方に対してのマナーのうちだと考えております。

『お客だから偉い』とばかり思っていては、美味しくお食事はいただけません。

心にもお洒落をして、お店の皆様にも敬意と感謝の心を持つ余裕を持ってこそ、

はじめて、相手の『おもてなしのこころを知る』資格を持つことが出来ると考えております。

あえて申し上げるならば、本来は、『おもてなしのこころを』感じられるこころの余裕を持ってこそ、

テーブルクロスのひかれたお店のスローフードを楽しむ権利があると、考えております。


・Debut オリーブオイルを味わっていただく1品 
~アミューズ3種 野菜を味わっていただく1品~

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さて、最初の一皿。

3種類それぞれに、個性のある構成でございました。


・セロリの根を使った一皿(パスタ風に見立てて)
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セロリの根・オリーブオイルを乾燥させたパウダー等、

普段口にしない食材を独特の食べ方を、こういうアレンジで楽しむのもいいものです。


・Oeuf 卵を使った1品 
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卵・チーズ・スパイスで構成された一品。

優しい口当たり、食感、風味。

今時は、器いっぱいに食材が盛り付けられたものが好まれる傾向にありますが、

私、四代目はこういった感じの盛り付けが嬉しゅうございます。


・Epice スパイス(エスカルゴのパプリカソース) 
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この日、このコースで一番満足した逸品でございますね。

口元が綻ぶ。そんな、一皿でございました。


・La mer 海の恵み(手長えびと青み大根)
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こちらは私 四代目が好きな手長えびの一皿。

食感で、鮮度の良いものか。また、上質なものか。

分かりやすい食材でございますね。こちらの手長えびは良かったです。


・Veloute 野菜のヴルーテ 
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こちらは、人参のスープでございます。

まろやかな感じで和みのある一皿でございました。


•氷のアミュゼ(黒酢風ソルベ)
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さて、こちらは物凄く好みの分かれる一品でございましょう。

タイトル通り、大変酸味のあるシャーベット状のソルベでございますね。

私、四代目は苦手ではございませんが、ゆきちゃんは駄目だと申しておりました。


・Terre テール “土” を感じる1品(コンソメ仕立て) 
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名前は忘れてしまいましたが、西洋野菜の根菜を使った一品。

表面と中身の食感が対照的で、良かったです。


・Vinaigre 酸味が味わいの主役(フォアグラのトマト仕立て)
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さて、こちらはフォアグラを使った一品です。

私、四代目はフォアグラという食材は・・・あまり好きな方ではございません。

こちらの調理法は、意見が真っ二つに別れるところでございましょう。

フォアグラの王道と言えば、ソテーしたものが一般的ですが、

こちらの調理法は、かなり強めの酸味のソースでフォアグラを仕上げたものです。

ソテーなどを期待されておられる方には、不満かもしれませんが、

あの独特な香りと申しますか、素材感が苦手な方でも、楽しめる一皿でございましょう。


・ポワソン(鱸のポアレ) 
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お魚のメインです。

美味しく上質な鱸です。身がしっかりプリプリしています。

鱸という類の魚は、素材の良いものと悪いものが非常に分かりやすい食材ですね。

肉厚で、鮮度も良くポアレにはもってこいの食材です。

塩加減もチョッと強めで、私の好きな味付けでした。


・ヴィアンドゥ(神戸牛のステーキ※小鳩のソテーの代替品) 
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この日のお肉のメインディッシュです。

本当は、『小鳩のお料理』でしたが、愛鳥家の私共はパスさせていただきました・・・

と申しますのは、嘘でございますが(笑)


二人とも『鳩』が苦手でございまして、

急遽こちらの『神戸牛のステーキ』に変更していただきました。

塩コショウで味付けされただけの、シンプルなお味です。

どちらかと申しますと、家庭的なお味付けでございます。


焼き具合を確認せずにミディアムで出してこられましたのが残念でしたね・・・


お肉の質もいまひとつですね。代替品でございますので、仕方ございませんが、

代替品でもその店の姿勢がが分かるような気がします。


・赤ワインを煮詰めたソース(ヴィアンドゥ用) 
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「ステーキにお味が足りないようでございましたら、こちらでどうぞ」

といただきましたソースでございます。

断然、掛けたほうが、お味が引き立ちますね♪


・Fromagge チーズをおいしく仕立てました(ヤギのチーズ)
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チーズの風味とマンゴーの触感、独特の癖や香りを楽しみます。

私、四代目はどうもヤギのチーズが苦手で・・・

ヤギさんは見るほうだけにしておきます(笑)


・デザート3品
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京都産の、朝摘みいちご。

でも、何故か嬉しくなるから不思議ですね♪

あまくてみずみずしいいちごでした。


・ガトーショコラ 
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深くコクのあるにほろ苦い、まさに大人の味わいです。

写真はございませんが、コーヒーも付いてきます。


・マカロン
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下の黒いものは「黒ゴマ」です。

一般的なマカロンといった感じですね。


・ミルクセーキ
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中々、面白い趣向の一品でございました。




シェフが交代されるまで、少し敷居が高いイメージでしたが・・・

あの濃厚なソースや、卵とフォアグラをスチームし、

とろみのあるコンソメをかけた(所謂、日本で言うフォアグラの茶碗蒸し風です)

お料理は、本当に最高でした!


私は、シェフが交代されるまで、ここのフレンチが

京都では、今はなき、「都ホテルのフレンチ」の次に好きで、

わざわざ前シェフを尋ね、西宮のお店に行ったことがございます。


最近の傾向としては、クロッシュも省略されつつありますね・・・

あれをとって下さる瞬間!

至福のひと時でございましたのにね・・・

まるで、舞台の開幕の瞬間の時のようでドキドキ感動します。

どんな良いオペラやバレエ・ミュージカルでも開幕の瞬間が無ければ、

感動は無くただの「学芸会」に過ぎません。


お客さんの層(コスパ重視、服装)やお値段からして、

妥当と言えるのかもしれませんが、ちょっぴり残念な限りです。

私は、お食事に行くたび、自然と親から学びました。

お食事の際のマナーは、男性として、一社会人としてのモラルです。

ゆきちゃんは、親からはもちろん、服装からマナーに至るまで学校での授業でもあったそうです。

ゆきちゃんは、どんな方と会うときもいつも綺麗にしています。

女性と致しましては、当然でございますよね。


現代社会において、『お腹満足』『お財布満足』のお店が良い店とされているようですが、

それを、フレンチの世界に求められても違和感を覚えます・・・

皆さん、当然とされている方々にも、違和感を覚えませんか???


某グルメコミュニティーサイトのせいでしょうか・・・?

レビューを拝見致しますと、『パンを○○個食べてお得でした』とか・・・(苦笑)
       
パン食べ放題の「フォ○クス」「進○堂」ではなく、

ホテルのフレンチでございますので、お間違えなく・・・(笑)

下品な申し上げ方ですが、ムードも味のうち、本当にぶち壊しですね。


シェフの方、サービスされていた全てのの方は、それでも笑顔を絶やすことなく、

お仕事に対するプライドを感じます。心よりお察し申し上げます。


やはり、現代社会においては、多くの方が、お腹や、お財布ベースで物事を捉え、

ご無理をおっしゃいがちでございますね・・・

彼らにとっての感動は、『こころ』にあるのではなく『コスト』にあるのでございましょうか・・・

世智辛い世の中となりましたね・・・


石材業界でも同じようなことが言えますが・・・

形そのものがあれ良い。大きければ良い。安ければ良い。

その要望にお答えすることは、非常に簡単なことでございます。

質の悪いものを安く仕入れて、手抜き工事をすればいくらでも可能でございますが、

質より量、そして粗悪な品質に見合わない高額な商品を

「安い」と感じる方が多い傾向にあるようですね。


話を戻しますが、フレンチの世界は、あくまでもエレガントに参りましょうよ♪

本来、エレガント志向の方向きのお食事なんでございますよ・・・


某グルメコミュニティーサイトのユーザーさんの一般的な「ランチのみ」

「ワインオーダー無し」影響もあってでございましょうね・・・

ワインも一緒にいただかないと、本当のフレンチは語れませんよ。

失礼ながら、あまり、慣れてらっしゃらない方が一生懸命、

お料理について語ってらっしゃいますね(笑)

皆さんが皆さんとは申しませんが、あまりあてにされない方が賢明かと存じます。

良いお店が、お店が益々減少してしまいますので・・・お願い申し上げます。




フレンチは、是非、ディナータイムにお洒落をして、大切な方と、素敵なひと時をお過ごし下さいね。

素敵な時間を過ごせた時・・・

必ず、詩人『柴田トヨ』さんのように『人生に素敵な貯金』が出来ますよ。




ホテルグランヴィア京都 ラ・フルール

〒600-8216 京都市下京区烏丸通塩小路下ル JR京都駅中央口15F

075-342-5520 (直通)



今日はこの辺りで・・・

御閲覧ありがとうございました。



~京都市・下京区で、石材工事・墓石の建立・墓石のリフォームならお任せ下さい~

石末 辻本石材店 四代目 辻本登志海


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