ようこそのお運びで、厚く御礼申し上げます。
京都府、宇治市の石末 辻本石材店 四代目です。
10/31の出来事です。
この日は、ゆきちゃんのお誕生日ということで特別な夜を楽しむために
祇園おくむらへ行って参りました。
外観
主婦の方たちお集まりの会?「世間で申しますところの女子会」とでも申しましょうか・・・
随分、騒がしくリラックスされたファッションの方々の近くの席に案内されまして・・・
こちらは、まるでファミリーレストラン、或いは居酒屋でございましょうか?
騒がしすぎて、スタッフの料理説明は聞こえず、まともに会話すらできないという、
かなり気分の悪いスタートでございました。
それから、肝心のお料理の方も・・・
なんと申しますか・・・
前菜の盛り合わせと言うよりも、一つ一つを良く拝見致しますと、
どのお皿をとりましても、まるで祇園のちょっとお高めの
「居酒屋さん」や「おばんざい屋さん」等で良くいただきます「お通し」です。
それをちょっとアレンジして、ただ盛り付けただけられただけで・・・
特に「里芋のから揚げ」には唖然と致しました。(海栗はトッピングされておりましたが・・・笑)
まさか、冗談であって欲しい・・・正直な気持ち、そのように思いました。
どうせ和食の「油物」を出すのなら小さくても「蟹の足の揚げ物に蟹味噌」でも・・・
折角の夜に、「おばんざい」は、好みませんので、創作フレンチをお願い申し上げます。
この日は、お誕生日と言う事もございまして、こちらでも通常よりややお高いコースを
オーダーさせていただきましたので、まさかの「里芋のから揚げ」や「おひたし?」「ゴマ豆腐」等
「おばんざい風」の前菜とはビックリ致しました(汗)
本当に
「あれ?こちらでオーダーしたコースを間違えられたのかな?」
そう思えるほどの、感覚でございました。
前菜に、小さいとは言え「寿司」を出されては、テンションが下ります。
これものお酒のお味が台無しでございます。
(何処かの創作フレンチのお店でも拝見したような・・・)
ビールや日本酒等、リラックスモードなお酒となら何とか合うかとは存じますが、
オーダー致しました、シャンパンとは到底合いません・・・
恐らく、赤ワインとも合わないかと存じます。
ソムリエさんがいらっしゃらないのでございましょうか?
ワインリストを拝見しましたが、今から思えばコースと合いそうなワインはございませんでした。
「創作フレンチ」の前菜を期待し過ぎたのがいけなかったのでございましょうか?
それとも「祇園おくむら」さんの「のれん」を信頼致しましたのが間違いだったのでございましょうか?
全てにおいて、「おばんざい」「居酒屋」メニューに、一手加え、一般の皆さんが喜びそうな、
「トリュフ」「フォアグラ」「海栗」「マツタケ」「あわび」などをあしらい、
いかにもそれ風に仕上げたような感覚でしかございませんでした。
食材のクオリティーやお値段は別と致しまして、
最近、京都ではやたらとこのようなお店が増えました。
私どもは、正直「もう飽きたね・・・」と言う感覚でしかございません。
ここまで参りますと、「品」と言うものが、全く感じられません。
お味も当然、どれをとってもバラバラでございます。
まるで、たくさんのおもちゃの入った「おもちゃ箱」をひっくりかえしてしまい、
収拾がつかなくなってしまい、無理やり違う箱に押し込めたような感覚ですね。
お素材のクオリティーも、非常に低いように思えました。
所謂「高級珍味」と名の付く食材を、少しの欠片程度でも加える事と、
一皿でもたくさんのお皿が並べれば、皆が喜ぶ」・・・
世間一般で申します「お得感(コストパフォーマンス)」でございますね。
それは、心の満足度を満たすものではございません。胃袋の満足度でございましょう・・・
それはエレガントなお店の思考とは思えませんね。
私どもとは認識が異なるようでございました。
「少量で上質で本当に繊細なものをいただきたい」
京都は本来、そう言った土地柄でございます。
一つ一つのお料理を拝見致しますと、
メイン自体はおばんざい感覚の物が多く、また差ほど対した食材でもございません。
それに欠片程度の高級珍味の破片や欠片をソースに加えたり、上に乗せたりしただけのものでございます。
全体的にお味も大味でございました。
こちらのペースなどお構い無しでございます。流れ作業の用意運ばれてくるお皿には、
プロとしての心が全く感じられることはございませんでした。
お家でも作れそうなメニューもたくさんございましたので、ゆきちゃんには参考にはなりましたよ。(笑)
こちらは、主婦層や、お若い女性、観光客、普段あまりこのようなお店に運ばれない方が喜ばれそうな、
華やか?な盛り付けではございましたが、どこか繊細さに欠ける様な気が致します。
「京」のおもてなしのこころ、
「京都祇園」の「創作フレンチ」と呼ぶには、京都人として少し物悲しい気が致します。
ここは、テレビや雑誌などに掲載されております有名店のようですが、
私もゆきちゃんも、決して他人様にはお勧めすることはございません。
胃袋とたくさんの対価を支払った満足感のみを得たい方、
有名店に行ったと言う気持ちを満たしたい方のためのお店かもしれませんね。
記念日など特別な日を大切な方と大切なお時間過ごしたい方、
京都で質の良い空間を楽しみたい方、エレガントなお時間を満喫されたい方、
特に食通の方は、ご満足できるできるようなお店ではございませんので、
主観的には絶対にお勧めできません。
恐らく、そのような方は言わずともご周知かと存じます。
肝心なのは、おもてなしの心や、お店の品格、
そこでしか味わう事の出来ない上質な時間と心のこもったお料理です。
こちらと私どもとは「食」に対する認識が違うようでございました。
それから、スタッフの対応でございますが・・・これには愕然と致しました。
逆に「世の中こんな方たちもいらっしゃるんだな」
と、良い勉強をさせていただきました。
サービス料まで支払って、こんな酷い対応を受けたのは生まれて初めての経験でございます。(笑)
黒服すら着用せず、調理服を着たまま接客なんて・・・
シャンパンの継ぎ足しをするなど持っての外。
まだ、一口二口飲んだだけなのに・・・
「早くボトルを空けて下さい」と言わんばかりに、忙しく上から注いでこられます。
長年フレンチレストランを経営してこられて、マナーすらご存知ないのでしょうか?
また、更に驚いた事と申しますと、
こちらでは、お箸、シルバー共最初から最後まで同じものを使用致します。
各お皿毎のソース類は、当然一定ではございません。
同じシルバーでございますと、お味がどうしても混ざってしまいますので、繊細なお味も確認できません。
あまり、お味に拘りを持ってらしゃらないお店なのでございましょうか?
そのシルバーさえ、間違って下げらてしまい、先にお料理が運ばれてきた事がございました。
スタッフは暫く気付く事もなく、こちらがお願いするまで、持ってきても下さいませんでした(笑)
ゆきちゃんが、あまりにも騒がし過ぎて気分が悪くなり、途中少し席を外すことがございました。
お店の方は、その事はご存知でございました。
何と、ゆきちゃんが席を戻るのを待たずに、テーブルにゆきちゃんの分までお料理を運んで来られました。
普通は、二人揃ってからお料理が運ばれてくるのがマナーであり、彼らの仕事ございます。
ゆきちゃんには、お料理の説明を私からしなさいとでも?
そうおっしゃりたいのでございましょうか?
まるで、流れ作業に呆れ返ってしまいました。
ここまで参りますと、お料理ではなく、
まるで「エサ」でも与えられておられまような感覚になって参りましてお食事が喉を通りません。
次のお料理が運ばれてきた際、
少し不慣れなスタッフが、お料理のご説明をして下さいました。
周りが騒がしくて、それすら全く聞こえません。
「周りが騒がしいので、全く聞こえません!」
と聞きな直しました。
そのスタッフの方は、もう少し大きめの声でご説明下さいましたが、それでも聞こえません。
もう一度、「聞こえないです」と伝えました。
今度は、少し大声を出す感覚で、ご説明下さり、ようやく少しは聞き取る事ができました。
大声で話さないと会話すら出来ないないお店など、
ましてや、フレンチレストランなど、今から思えば呆れかえってしまいます。
(同じ京都人として、このようなお店を名店として全国に宣伝されますと、本当に恥ずかしゅうございます。)
私どもが、周りの騒音と接客態度で気分を害している事をようやく察して下さったの
「お席を移動されますか?」
ようやく聞きに来て下さいましたので、何とか気を取り直そうと努力致しました。
「主婦の方は日頃ストレスが溜まってらっしゃいますからね~」
「気が付くのが遅く、本当に申し訳ございませんでした~」
とへらへらとした口調でおっしゃいながら・・・案内して下さったのは、
一回カウンター席の入り口の前でございました。(汗)
「そう言った主婦の方からもお代金を頂戴するのでございましょう・・・」
とお店の方に申し上げたいです。
お客様に、他のお客様の悪口を言うなどもっての外でございます!
モラルに欠ける全く信頼できないお店でございます!
目の前の厨房からは・・・何が気に食わないのでございましょうか?
こちらを凄い目で睨みつけたり・・・?
睨むなら、今一度、サービス業としての誇り、或いは、
「おくむら」と言うのれんを背負っていると言う自分の責任や誇りに対して、
今一度、己の心と睨みあうべきでございます。
出てきたお料理の中に、鱧鍋がありましたが・・・
見たこともないペラペラの鱧をやたらと甘く濃いお味付け、
それをすき焼く風に卵に付けていただくものでした。
●お店に方「最後に卵をかけて食べるのが贅沢な食べ方なんですよ」
えっ?食べ残って煮えたぎったお出汁に、食べ残しの卵をお鍋に投入するなんて、何とも品の無い!
いくらなんでも信じられません!確か、ここはフレンチでしたよね・・・(汗)
こちらは、あくまでも「フレンチ」のかんばんを掲げる以上、
「通」と思われる方とは思考が違い過ぎます・・・
「贅沢ないただき方」だなんて・・・それを言うのであれば「エコないただき方」でしょう。。。
何ともエレガントさに欠けるお料理・・・これが、フレンチと呼べるのでしょうか・・・←(心の声)
そのまま食べて、あまりにも甘辛く、鱧のお味も・・・「なんですかぁ~これ?」←(心の声)
きっと、他店・・・いや、或いは家でも、
もう少し美味しい上質な鱧で上質で、美味しい鱧鍋が出てくるでしょう・・・
庶民的的な雰囲気がお好きな方には良いかもしれませんが、
少しでも品のあるお料理やサービスを期待してはいけませんでしたね。
二人とも、途中でノックダウン致しました。。。
当然、「食べ残しの卵」は理解できず、お鍋には入れていませんので・・・(笑)
そして移動先のカウンター席においても、とても気分の悪いサービスを受けることとなりました。
私どもの目の前で、2階席やグループ席の他のお客様のお料理の盛り付けのご準備をされたり・・・
スタッフの方が、ドアを開けたまま出たり入ったりされたり・・・
「気配り」・「サービス精神」というものが、こちらのスタッフの方には微塵も感じられませんでした。
入り口付近なので、到底落ち着いてお食事などできません。
カウンターは、私達がお食事をする場所であって、「まな板」ではございません。
当然、調理台でもございません。
そのお料理に、カウンター席のお客様の息が掛かったり、ほこりや唾が掛かったり等、
もしもの事があればどうされるおつもりなのでございましょうか?
人様の事とは言え、「知らぬが仏」とはこの事でしょうか。
心の無い、そのお料理を召し上がった方たちも、お気の毒様かと存じます。
職場とお客様の寛ぐ場所が混同・・・まさに「公私混同」です。
お席は、私どもが対価を支払い購入致しました権利です。
しかもこのお店においては、サービス料までもお支払いしています。
そこに他人様のお料理を並べるなど持っての他!
言語道断ですよね。
もはやこの場所にいること自体が、不愉快で無駄に思えて参りました。
(早くこちらを出て、お気に入りのピアノバーに行きたくなりましたので・・・)
私達が、フレンチやイタリアンのようなスローフードを楽しむ時は、
2時間~3時間くらい掛けて、お食事や二人だけの時間を楽しみます。
いつも、その2~3時間はあっと言う間に終ってしまいます。
まるで時間が止まったような素敵な時を、二人でゆっくり過ごす事ができます。
それは洗練された素敵なサービスを提供していただけるからです。
スタッフの皆さんが、「かんばん」に胡坐をかくことなく、
日々精進されながらプロとしての、品格と誇りをお持ちだからでしょう。
私はお料理を含め、空間や時間も対価のうちだと存じております。
それと比較致しますと、こちらのお店での2時間は、全くの正反対でございました。
本当に5時間にも6時間にも思えました。
流石に、気分の悪いことが立て続けに重なりましたので、
コースの途中でメインすらいただくことなくチェックをお願い致しました。
「おくむら」さんに於きましては、終始気分の悪い思いを致しました。
もう「おくむら」さんには二度と伺う事はございませんし、人様にお勧めも致しません。
お店を出る際、
「今日はお誕生日だったんですね・・・」
「お誕生日プレゼントにどうぞ」
と大きな紙袋を渡されようとしました。
中には、いかにも慌てて用意したような、
お店で焼き残って余ったようなパンがほんの数個ほど、そのまま入ってございました。
私共は、丁重にお断り申し上げました。
それでもお店の方は・・・
「それでは、お詫び?どうぞ」
「朝食にでも・・・」
再度、丁重にお断り申し上げました。
お店で残った「人の余りのパン」「いかにも硬そうな人気のない種類のパン」を大きな袋に少々・・・
ましてや、お土産にどうぞ等・・・
ゆきちゃんは、人の余り物など、食べません!!!
お誕生日プレゼントに余り物のパンは失礼でございます!
しかも「おくむら」の大き目の手提げ袋入りです。
そんな大きな紙袋は必要ないでしょうに・・・
それを手に下げて、祇園の街や繁華街を宣伝して歩けとばかりに思えました。
邪魔でございます。
こちらの都合などお構い無しなのですよねぇ・・・
本当に、失礼、図々しい極まりない行為だと思いました。
祇園「おくむら」クオリティーを再認識致しました。
ちなみに、こちらでは、最後にカレーと言う選択肢があるそうでございますが、
もし、繊細なお味付けをなさっていたのでございましたら、
カレーを食した次点で全ての味覚がかき消されてしまう・・・
せっかく一つ一つ心を込めて?お客様にお出ししたお料理でございますのに、
それでご納得なのでしょうか?まさに、胃袋重視のお店と言えますね。
サービスとは何か?おもてなしとは何か?
心のないサービスは、サービスとは申せません。
真心無しでは、繊細なお料理をつくれません。
心はお味に必ず反映され、人の心に響きます。
今回は貴重な体験をさせていただきました。
最後に「ファーのコートを裏向き」に着せていただきましてありがとう存じます。
ゆきちゃんが、お礼申し上げておりました。
お陰様で、お誕生日にとても恥ずかしい思いをさせていただきました。
私どもが、はじめ受けたサービスでございました。
私の知らない世界の、サービス料をお支払いさせていただき、良い経験となりました。
余談となりますが、祇園のクオリティーも随分カジュアルな雰囲気になって参りましたね・・・
お店・客層共に・・・。
時間の都合上、こちらのブログには掲載しておりませんが、京都には素敵なお店は
有名店でなくとも、他にもいくらでもございます。
そして、やはり「お誕生日」や「素敵な時間を過ごしたい時」「特別な日」には
「ドレスコードのあるお店」行くべきだと思いました。
ちなみに、誤解のないよう、申し上げますが、料金は「コース料金全額」お支払いしております。
勿論、受けた覚えの無い「サービス料も(笑)」お支払い申し上げております。
念のため、ご報告申し上げます。
短評
他の客の迷惑を顧みず、大声を出しても良いお店のようでございます。
周囲の他の方達を拝察致しましたところ、どうもこちらでは一番リーズナブルなコースで「長時間」居座るのがお勧めのようでございますね・・・
主観的には、繊細さやお味に拘らない、有名店がお好きで胃袋を満たしたい方向きかと・・・
「おくむら」様のお陰様を持ちまして、生まれてはじめて「死に金」と言う言葉を知りました。
これも、良い経験のひとつでございます。
それと同時に、私共のお客様に対しては、絶対にこのような事の無きように・・・
私はそう心に刻みました。
お店の「かんばん」或いは「のれん」を背負うには、責任や誇りを持つ事は重要な要素かと存じます。
責任と誇りを持って、良い「のれん」や「かんばん」の背負い方をすれば、
この美しき京都への経済効果及び発展へと繋がります。
そして、社会貢献にも繋がります。
しかし、逆は負の遺産を残す事となります。
こちらのお店とは歴史こそ違いますが、
私も四代目として、今後「かんばん」や「のれん」を背負いつつ、パートナーと共に人生を歩んで行きます。
130余年の歴史の「のれん」に胡坐をかくことなく、こちらでの経験を生かし誇りと責任を持って、
今後とも精進して参る所存でございます。
また、四代目の「かんばん」には「人の心の痛み、不幸、悲しみ」また「慶びも」分ち合える、
心ある「かんばん」に「あたたかな灯」りを燈して行きたく存じております。
どうぞ皆様、ご指導賜ります様にお願い申し上げます。
京都 おくむら
TEL 075-533-2205
京都市東山区四条通切通し上ル東側
http://www.kyoto-okumura.com/index2.html
今日はこの辺りで・・・
御閲覧ありがとうございました。
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