世界中から偏見がなくなる ― いつ? Ⅲ
偏見を克服するのに聖書が助けになった
リンダ: わたしは,南アフリカで生まれました。そして,南アフリカの白人以外の人々を,劣った,教養のない,信頼できない人,また白人に仕える人とみなしていました。それは,偏見にとらわれていたからですが,
そのことに気づきもしませんでした。しかし,そうした態度は,聖書を学ぶようになって変わり始めました。わたしは,『神が不公平な方ではない』こと,また肌の色や話す言語より心のほうが重要であることを知りました。
『そこでペテロは話し始めた。「神が不公平ではないことがよく分かりました。神を畏れて正しいことを行う人はどの国の人でも神に受け入れられるのです」』。
(使徒 10:34,35)
「るつぼは銀のため,炉は金のため,神(エホバ,ヤハウェ)は心を調べる方である」。
(箴言・格言 17:3)
また,フィリピ 2章3節を読んで,どの人をも自分より上と考えれば偏見は克服できる,ということが分かりました。
そうした聖書の原則に従うことにより,他の人の肌の色がどうであれ,その人に関心を払えるようになってきました。そして今では,偏見へのとらわれから解放されたように感じています。
「対抗心を抱いたり,自己中心的になったりしてはなりません。謙遜になり,自分より他の人の方が上だと考えてください」。
(フィリピ・ピリピ 2:3)
マイケル: わたしは,オーストラリアの,住民の大半が白人の地域で育ち,アジア人,特に中国人に対する非常に強い偏見を持つようになりました。車を運転していてアジア系の人を見かけると,窓を開けて,
「国へ帰れ! アジア人」などと口汚く叫びました。後に,聖書を学び始め,人々に対する神の見方を理解するようになりました。神は人々を,どの国の出身か,どんな外見をしているかに関係なく,愛しておられます。
わたしはその愛に感動し,憎しみを捨てて愛を培いました。そのような劇的な変化を経験するのは,驚くべきことです。今では,あらゆる国の様々な背景の人々との交友を大いに楽しんでいます。それによって,
人生観が大きく変わり,喜びが増し加わっています。
サンドラ: わたしの母は,ナイジェリアのデルタ州にあるウムネデという町の出身ですが,父の親族は,エド州の出身で,エサン語を話します。そうした違いがあったため,母は,死ぬまで父の親族からのひどい偏見に悩まされていました。それで,わたしは,エサン語を話す人とは関わりを持たない,またエド州出身の人とは絶対に結婚しない,と心に誓いました。でも,聖書を学び始めて,物事をそれまでとは違った観点から見るようになりました。神は不公平な方ではなく,神を恐れる人はだれでも神に受け入れられる,と聖書が述べている以上,人を部族や言語の違いを理由に憎むことなどできません。それで,わたしは自分の考え方を調整し,父の親族と仲直りして穏やかな気持ちになりました。聖書の様々な原則を当てはめたことで,幸福になり,平安な日々を過ごしています。また,他の人と,その生い立ち,人種,言語,国籍などには関係なく,仲良くやってゆけるようになりました。
そして,わたしが結婚した相手は,なんとエド州出身の,エサン語を話す人なのです。
それらの人や他の多くの人が根強い憎しみや偏見を克服するうえで,聖書が助けになったのはなぜでしょうか。それは,聖書が神の言葉だからです。
聖書には,人の考え方や他の人々に対する感じ方を変化させる力があります。それだけでなく,偏見すべてをなくすために必要な他の事柄についても,聖書は明らかにしています。
世界中から偏見がなくなる ― いつ? Ⅳ
神の王国が偏見すべてをなくす へ続く>>>
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/maidonanews/life/maidonanews-13666801
一部引用
左利きの人がボールペンで感じている苦悩については、筆記具メーカー・ゼブラも調査をしています。2016年3月に、全国の左利きの人104人に対して行ったアンケートによると、左手で使いにくい筆記具として、
各種ボールペンをあげた人が3割超に。
また、左手で文字を書くうえで不便なこととして「ペンを押しながら書くため、線がかすれる」といった項目に加え、2人に1人が「インクが乾いてなくて字や手が汚れる」と回答していたといいます。
そのため、ペンの持ち方を工夫する人も数多く、「手が紙につかないように少し浮かせて書く」「紙をななめにする」といった対処法が寄せられたといいます。
また、同社から販売されている超速乾性のインクを用いたボールペンが、書いた直後に手でこすっても汚れないと「左利きにとって『神ボールペン』」と称されていたことが紹介されています。