私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず、私たちの咎にしたがって私たちに報いることもない天が地上はるかに高いように、御恵みは、主(神)を恐れる者の上に大きい。
東が西から遠く離れているように、私たちのそむきの罪を私たちから遠く離される。父がその子をあわれむように、主は、ご自分を恐れる者をあわれまれる。
主(神)は、私たちの成り立ちを知り、私たちがちりにすぎないことを心に留めておられる。人の日は、草のよう。野の花のように咲く。
風がそこを過ぎると、それは、もはやない。その場所すら、それを、知らない。しかし、主(神)の恵みは、とこしえから、とこしえまで、主(神)を恐れる者の上にある。
主の義はその子らの子に及び、主(神)の契約を守る者、その戒めを心に留めて、行なう者に及ぶ。
神はわたしたちの罪に応じてわたしたちを扱うことをされなかった。わたしたちのとがに応じて、当然受けるべきものをわたしたちにもたらすこともされなかった。
天が地よりも高いように、その愛ある親切はご自分を恐れる者たちに対して優れたものだからである。日の出が日没から遠く離れているのと同じく、神はわたしたちの違犯をわたしたちから遠くに離してくださった。父が自分の子らを憐れむように、神(ヤハウェ、エホバ)はご自分を恐れる者たちを憐れんでくださった。
神ご自身がわたしたちの造りをよくご存じであり、わたしたちが塵であることを覚えておられるからだ。死すべき人間についていえば、彼の日は青草のようであり、その咲き出る様子は野の花のようだ。ただの風がその上を過ぎ行けば、もはやそれはないからである。それがあった場所は、もうそれに気づきもしない。しかし神(ヤハウェ、エホバ)の愛ある親切は、定めのない時から定めのない時に至るまで、神を恐れる者たちに向けられ、その義は,子らの子らに、神の契約を守る者たち、その命令を覚えて実行しようとする者たちに及ぶ。
主(神)はわたしたちを、罪に応じてあしらわれることなく、わたしたちの悪に従って報いられることもない。天が地を超えて高いように、慈しみは主を畏れる人を超えて大きい。
東が西から遠い程、わたしたちの背きの罪を遠ざけてくださる。父がその子を憐れむように、主(神)は主を畏れる人を憐れんでくださる。
主(神)はわたしたちを、どのように造るべきか知っておられた。わたしたちが塵にすぎないことを、御心に留めておられる。人の生涯は草のよう。野の花のように咲く。
風がその上に吹けば、消えうせ、生えていた所を知る者もなくなる。主(神)の慈しみは世々とこしえに、主(神)を畏れる人の上にあり、恵みの御業は子らの子らに主(神)の契約を守る人、命令を心に留めて行う人に及ぶ。
主(神)はわれらの罪にしたがってわれらをあしらわず、われらの不義にしたがって報いられない。天が地よりも高いように、主(神)がおのれを恐れる者に賜わるいつくしみは大きい、
東が西から遠いように、主(神)はわれらのとがをわれらから遠ざけられる。父がその子供をあわれむように、主(神)はおのれを恐れる者をあわれまれる。
主(神)はわれらの造られたさまを知り、われらのちりであることを、覚えていられるからである。人は、そのよわいは草のごとく、その栄えは野の花にひとしい。
風がその上を過ぎると、うせて跡なく、その場所にきいても、もはやそれを知らない。しかし主(神)のいつくしみは、とこしえからとこしえまで、主(神)を恐れる者の上にあり、
その義は子らの子に及び、その契約を守り、その命令を心にとめて行う者にまで及ぶ。