私は,エホバの証人ではありませんが,時々,
エホバの証人より配布いただいてる,「目ざめよ」誌・「ものみの塔」誌,パンフレット等より引用の記事もあります。
(どこの宗教,宗派にも属していません)
*いろんな宗教にも交わりました(立正佼成会,創価学会,キリスト教のカトリック,プロテスタント等)
その中で,聖書に忠実に教えてるのは,エホバの証人と思います。
「目ざめよ!」2015年6月号~
もっと健康に 5つのヒント
もっと健康になるには
病気になりたい人などいるでしょうか。そもそも,病気は厄介で,費用のかかるものです。
病気になると,気分が優れないだけでなく,職場や学校に行ったり,お金を稼いだり,家族の世話をしたりすることができなくなります。
だれかに世話をしてもらう必要まで生じたり,高額の薬代や治療費を支払うことになったりするかもしれません。
「予防は治療に勝る」とはよく言ったものです。確かに避けようのない病気もあります。それでも,発病を遅らせたり防いだりするためにできることはたくさんあります。
もっと健康になるために,今できる事柄を5つ考えてみましょう。
1 衛生に気を配る
米国疾病対策予防センターによると,「感染症の広がりを防いだり健康を保ったりするうえで最も大切なことを一つ挙げるとしたら,それは手を洗うこと」です。
風邪やインフルエンザになる大きな要因の1つは,病原体の付着した手で鼻や目をこすることです。そうした感染を防ぐ最善の方法は,手洗いを習慣にすることです。
肺炎や下痢などの深刻な疾患によって死亡する5歳未満の幼児は毎年200万人を上回りますが,衛生に気を配るなら,そうした疾患の拡大も避けることができます。
手を洗うという簡単な習慣によって,致死率の高いエボラの拡大さえ最小限に食い止めることができるのです。
自分や他の人の健康を守るために手洗いが特に重要な場面があります。以下の場合,是非とも手を洗いましょう。
● トイレを使った後。
● おむつを替えた後や,子どもがトイレを使うのを手伝った後。
● 傷の手当ての前と後。
● 病気の人に会う前と会った後。
● 食事を作ったり,出したり,食べたりする前。
● くしゃみや咳をしたり,鼻をかんだりした後。
● 動物や動物の排泄物を触った後。
● ごみを処理した後。
また,手を洗ったとしても,きちんと洗えているとは限りません。様々な研究によると,公衆トイレを使う人のほとんどが,使用後に手を洗わないか,
洗ったとしてもきちんと洗っていません。では,どのように洗ったらよいのでしょうか。
● きれいな流水で手をぬらし,石けんをつける。
● 両手をすり合わせて石けんを泡立たせる。爪,親指,手の甲,指の間も忘れずに洗う。
● それを20秒以上続ける。
● きれいな流水ですすぐ。
● 清潔なタオルかペーパータオルでよく拭き,乾燥させる。
こうした簡単な方法で,病気を予防したり命を救ったりできるのです。
2 安全な水を使う
家族が使うための十分な量の清潔な水を定期的に汲んで来なければならない国々もありますが,世界のどこであれ,通常は飲料に適している用水が,洪水や嵐,水道管の破損などによって汚染された場合は,清潔な水の入手が困難になります。供給源が安全でなかったり適切に貯蔵されていなかったりすると,寄生虫感染症,コレラ,命にかかわる下痢,腸チフス,肝炎などを引き起こすことがあります。安全でない飲料水は,毎年約17億件もの下痢を引き起こしている原因の1つとなっています。
コレラに感染するのは,感染した人の糞便で汚染された水を飲んだり食品を食べたりした場合がほとんどです。どんな措置を講じるなら,災害の直後でさえ,様々なタイプの汚染された水から身を守れるでしょうか。
● 歯を磨いたり,氷を作ったり,食品や食器を洗ったり,調理したりするのに使う水を含め,すべての飲料水には,適切に処理された水道水や,評判の良い会社の販売している,封が破られていないボトル入りの水など,安全な供給源の水を使う。
● 水道水が汚染されている可能性があるなら,使用前に沸騰させるか,適切な化学製品で処理する。
● 塩素や浄水用錠剤などの化学製品を使う場合は,メーカーの指示に注意深く従う。
● 質の良い浄水器が入手可能で,手ごろな価格なら,それを使う。
● 浄水用の製品が手に入らない場合は,家庭用漂白剤を水1㍑につき2滴加えてよく混ぜ,30分置いてから使用する。
● 処理した水は常に,清潔でふたの付いた容器に貯蔵するようにして,再び汚染されるのを防ぐ。
● 貯蔵してある水を汲むひしゃくなどは清潔なものを使う。
● 水の容器は清潔な手で扱う。飲料水の中に手や指を入れない。
食べる物に注意する へ続く>>>