文芸女子になりたくて。

基本的にあずきちゃんネタで攻めます。最近多忙の為更新率は低いです。

感想文:第15話「始まり♡愛の交換日記」

2015-06-16 22:30:56 | あずきちゃん感想文

もうすぐ夏休みということで浮かれまくりのだいず

しかし、今までのように無条件で勇之助君と会えなくなってしまう夏休み、あずきちゃんにとっては都合の悪いもの。

家族で仙台のおばさんの家へ行く話になるのですが、喜ぶだいずとは対照的に、大分乗り気でなさそうなあずきちゃん。

「毎年楽しみにしてくせに。」とお母さん。

しかし、あずさはいつまでも子供ではないのです。

小学生でも高学年にもなるともう家族と何処かへ遊び行くのも億劫になってくるお年頃。

そんな時、
勇之助君と家族同士で伊豆高原の別荘へ行くとヨーコちゃんに宣言されてしまいます。

「まぁ…余計な事かもしれないけど、ご参考まで~

と朝からヨーコちゃんに極上の嫌味を浴びさせられるあずきちゃんなのしでした。笑

ケンちゃんも夏休みは何処かへ行ってしまうのではないかと不安になるかおるちゃんに、

「あの顔は家にくすぶってる顔よー。」と毒を吐くあずきちゃん。

結構失礼な事言ってます。笑

噂をすれば、ケンちゃん参上。

「ようあずき!勇之助は元気か~?」

夏休み前だからか妙にご機嫌なケンちゃん。

前回の事もあり、ライバルである勇之助君とも友情が芽生え始めたようにも思われる。


勇之助君はあずきちゃんに話しかけるも、すぐにヨーコちゃんの所へ行ってしまいます。

そんな勇之助君を見たジダマに

「なんなのあれ?完全に二股かけてるじゃないの。いい加減に目を覚ましたほうがいいわよ、あずきちゃん。」

なんて言われてしまいます。笑

部屋でため息をつくあずきちゃん。

そんな時、窓の外から勇之助君に口笛で呼ばれます。

これこそ、キザ…笑

旅行へ行く際のリハーサルにユイをペットホテルに預けたという勇之助君。

神経質な犬だと飼い主がいない場合餌を食べなくなるらしいと話す勇之助君に、

「ユイは大丈夫よ、犬は飼い主に似るって言うから!」

と旅行の話になった途端イキナリ不機嫌になるあずきちゃん。

確かに勇之助君は神経質とはかけ離れていますが…結構な嫌味言ってますよ

更に「ユイがいないから口笛であたしを呼んで代わりに散歩に連れてきたわけ?」

と、だいぶご立腹。笑

ついにここまで勇之助君に言うようになったか、あずきちゃん。

しかしこんなやり取り…すっかりカップルですね。

ヨーコちゃんと旅行へ行くというのには語弊があり、単なる親同士の社交辞令だったわけです。

そんな真相を知ったあずきちゃんは一気に気分が晴れ、勇之助君の事をもっと知りたいと話します。

そこで勇之助君の提案で交換日記をする事になるのでした


早速二人でノートを買いに行くのですが、ケンちゃんとまこと君に目撃されてしまいます。

二人で一つのノートを買うだなんてと怪しんだ2人は、こっそりあずきちゃん達の後をつけるのでした。

誓いの言葉の下に二人でサインを書く事になるのですが、本名はあずさなのにあずきと書いてしまい嘆くあずきちゃん。

そっちの方がいい、あずさなんて別人みたいだと笑う勇之助君。笑

あずきちゃんは少し不満そうですが、
いいですね、この勇之助君のおおらかな感じ


一方、そんな二人のやり取りを見て交換日記なんじゃないかと察するまこと君に、
「夏休みでもないのに日記つけるのかよ、くだらねぇ!」

と精一杯の強がりを言うケンちゃん。

自分の前では決して見せることのないラブモード全開のあずきちゃんを目の当たりにし、
心はきっと悔しい思いでいっぱいだろうに…

今回もまた、切ないですね。


次の日、席につくと机の中には交換日記が入っているではありませんか。

待ちきれず、こっそりトイレまで持ち込むあずきちゃん。

ドキドキしながら読み始めると、

実は僕の家は少し貧乏なのです。千円と言いたいところですが、なければ五百円でも三百円でもいいので貸してください。

といった内容。

しかも末尾には「貧しい勇之助より。」笑

…胡散臭さ半端ないww

記念すべき最初の一ページ目が借金の申し出だなんてとがっかりするあずきちゃん。

そしてジダマとかおるちゃんの前で堂々と交換日記の話を始める勇之助君。

「あのプレイボーイと交換日記してるの?」と呆れるジダマ。

対するかおるちゃんは「いいなぁ、交換日記だなんて~」と羨ましがるのでした。

この2人の温度差がまたいいですね。

かおるちゃんに交換日記の内容を相談するあずきちゃん。

しかしかおるちゃんは、
勇之助君はよほどお金に困っていて、好きなあずきちゃんだからこそ打ち明けたのではないかと話すのでした。

純粋だ…かおるちゃんって天使みたい。

羽つけて輪っかつけたコスプレがものすごく似合いそうだよ。笑

そんなかおるちゃんの意見を鵜呑みにしてしまう素直なあずきちゃんも可愛らしい

ノートに千円を挟み、誰もいない教室を見計らい、こっそり勇之助君の机の中に交換日記をしまうのでした。

しかし次の日、何事もなかったように交換日記を渡す勇之助君。

内容を確認すると、借金の事なんて一切書いてありません。

そして、借金の内容だったノートには最初のページに二人で書いたサインが無かったことに気づき、そのノートはニセモノだという事があきらかになるのでした。

そこでノートを買った雑貨屋へ行き、聞き込み調査をしたところ、買ったのは男の子で、メガネをかけた女の子が外で待っていたというのです。

ピンと来たあずきちゃんはすぐにトモちゃんに確認をとるのですが、案の定まこと君は例のノートを買った様で。

ノートを買うからお金を貸してと言われたけれどゲームセンターばかり行っているまこと君をすぐには信用しなかった、というトモちゃん。

好きな相手だからといって簡単に信用しないトモちゃんはさすがです。

しっかりしてますね

かおるちゃんも少しは見習わないと将来が不安です。笑

そこで犯人はまこと君だと確信するのでした。

そんなまこと君はノートを持ってあずきちゃんのマンションへ謝りに行くのですが…

たまたま居合わせたジダマに真相を知られてしまい、こっぴどく叱られるまこと君。

まこと君もよくそんな詐欺まがいの事を思いつくよなぁ。

立派な振り込め詐欺ですよ。笑

ひとまず一件落着。

仕切り直して今度こそ、愛の?交換日記が始まるのですが、みんなの前で堂々と交換日記を渡す勇之助君に恥ずかしそうなあずきちゃん。

そこで「よっ!ちり紙交換日記!」とからかうケンちゃん。

まぁまぁ、ケンちゃんはわかりますよ。

しかしまこと君まで「ようよう、なんて書いたんだー勇之助ー!」
と、ケンちゃんに便乗…。

懲りないな…どーゆう神経してるんだ。笑

早速ジダマに怒鳴られてます。笑

そして勇之助君のなんとも言えない表情…さすがに少しイラっとしてるようにも見える

今回、交換日記を始めたということで、2人はもう両思いも同然となったのではないでしょうか

"両思い"

なんて甘酸っぱい響きなんだろう。

















































感想文:第14話「オネガイ!七夕に願いをこめて」

2015-06-13 08:21:27 | あずきちゃん感想文

七夕という事は、7月頭くらいでしょうか。

少し早いですが、蝉が鳴いています。

蝉の声っていいですね…

季節を感じられる音とか匂いが大好きです。

大きな笹の枝を持ちながら平然と街中を歩いているジダマ…

すっげー目立つけど!!笑


さすがです。

「歳をとると年中行事が楽しみなんですって。」とジダマ。

私に言ってる?笑

二人の恋が叶うように七夕にお願いしてあげようかとジダマにからかわれるあずきちゃんとかおるちゃん。

恋で悩む2人を笑いながら面白がるジダマ。

いいですね、前回のジメッとした2人とは違い、カラッとしたジダマは梅雨時期には最高ですねー!笑


あたしはねー…とジダマは願い事を言いかけてシーンが変わってしまうのですが、なんとなく想像はつくけどちょっと気になります。笑


家に帰るとだいずがあずきちゃんの部屋のベランダに七夕飾りを立てかけていました。

嫌がるあずきちゃん。笑

このくらいの年頃って、少し下の学年のコがやる様な事に対して敏感なのですよね。
特に女の子は。

小学生高学年らしいけど、少し大人に近づいている証でもあります

私なら、見て見て!!って写メ撮ってFacebookにあげちゃうくらいしたいとこですが。笑

そして、お姉ちゃんのお願いを勝手に短冊に書いたりしちゃう無邪気なだいずも可愛らしい


しかし、あずきちゃんも恋する女の子。
おまじないのような事は大好きなはずです。
夜な夜なこっそり短冊にお願い事を書き、七夕に飾るのでした

そしてその晩、あずきちゃんは夢を見ます。

織姫あずきちゃんと彦星勇之助君の再会を妨害するケンちゃんとまこと君。

そんな夢は、これから起きる災難を意味するものだったのでした。

次の日、双眼鏡を持って七夕を覗いて回る、言わずと知れた悪ガキコンビ、ケンandマコト。笑

案の定、ジダマに怒鳴られます。

そしてジダマのノリツッコミ…。

朝からキレっキレです!!笑

ヨーコちゃんに七夕飾りをしていることを知られてしまいバカにされてしまうあずきちゃん。

「最近、美容の為にジョギングやってるのー」とヨーコちゃん。

どうやら朝あずきちゃんの家の前を通った様ですね。

どうでもいいけど、小学生が美容の為にジョギングって…


絶好のネタを仕入れたケンちゃんとまこと君。

早速双眼鏡であずきちゃんの家の七夕飾りを覗きにいこうと張り切るのでした。

勇之助君と仲良くなれますように

なんて書かれた短冊を見られてしまうかもしれないという一大事に動揺を隠せないあずきちゃん。

そんなあずきちゃんの様子を見た悪ガキコンビは、面白い事が書いてあるのではないかとますます期待に胸を膨らますのでした。

しかし勇之助君は、

そういう夢のある行事っていいじゃないか。七夕飾りに年齢は関係ない。

と話します。

素晴らしいですね。

勇之助君は男としてというか、人間としてとても立派だと思います。

さすがのジダマもそんな勇之助君に感心しています。

低学年の教室からは七夕飾りが並べられており、

「見てー!あんなにたくさん七夕飾り、可愛い

と、かおるちゃん。

くっそぉ、そんなお前が可愛いぜ…。

一方、その可愛らしい七夕飾りに書いてあるお願い事を双眼鏡で覗き、「レベル低いぞ一年坊主ー!」とバカにする悪ガキコンビ。

「レベル低いのはお前さんたちだって…」と突っ込むジダマ。

ほんとだよね。笑

今回はギャグ要素多めで楽しいです

そして、運悪くも体育の授業はあずきちゃんの家を通るコースのマラソンに。

「あずきの七夕飾り見学していこーぜー!」と張り切るケンちゃんとまこと君に、青ざめるあずきちゃん。

走りながらも不安でいっぱいのあずきちゃんはジダマとかおるちゃんに慰められるのですが…

おしゃべりしながら走ると疲れるぞーと先生に言われた矢先、

「もうダウンしてるのがいます!」

と言うジダマ。笑

目線の先には路にうずくまるまこと君が…

これは笑った!笑

ジダマの言い方…!
そして、クローズアップされるまこと君!!!

やっと、私が好きにな「あずきちゃん」になってきました

初期は原作に基づいたストーリーが多く、基本的にはあずきちゃんの恋愛を軸に構成されているのでなんとなくシリアスな雰囲気なのですが、
オリジナル要素が強ければ強いほどふざけたやり取りが多く、それぞれのキャラクターも生かされている。

個人的には後者の方が好きですね


しかし、あずきちゃんの家に七夕飾りはありませんでした。

とりあえず一安心。

しかし、

「上手く隠したわね。ま、書いてあることは想像出来るけど…じゃあね。」

と、ヨーコちゃんにまたもや嫌味を言われてしまうのでした。

でました!

ヨーコちゃんの、言いたいことだけ言って、「じゃあね~」笑


夏の夕方を思わせる虫の声…

これもまたいいですね~


結局七夕飾りは行方不明。

とりあえずマンション付近を探してみるのですか、そこにケンちゃんが現れます。

あずきちゃんは運動神経の良いケンちゃんがベランダまでよじ登り、七夕飾りを取ったのではないかと疑うのですが…

「なんで俺がそんなもの取るんだよー」とケンちゃん。笑

そして、同じく運動神経の良い勇之助君に罪をなしつけるのでした…

そんなケンちゃんの発言を鵜呑みにし、あずきちゃんも勇之助君を疑い始めます…

…ウソでしょ。笑

勇之助君は絶対そんなことやらんだろ!笑

そこでタイミング良く勇之助君から電話が。

「ほれ、早速短冊の感想聞いてみろよ。」とケンちゃんw

うまいこと言いますね。

この感じこの感じ!

ケンちゃんはこうでなくちゃ!

この回のケンちゃん、あずきちゃんに恋してる感ゼロです。

あずきちゃんにデレデレしてる感じより、なんかこうケラケラ笑ってるケンちゃんのがケンちゃんらしくてイイのです。

個人的にね。

前回の出来事であずきちゃんを少し諦めたようにも思われる…

そんなケンちゃんはかおるちゃんの家を訪れ、七夕飾りを夜までに作ってくれとお願いするのでした。

前回のこともあってか、ケンちゃんにとって"あずきちゃんの友達"程度だったかおるちゃんは"友達"に昇格したのかもしれません。笑

七夕がなくなってしまっただいずの為です。本当にいいお兄ちゃんですね。

美しき師弟愛…

ケンちゃんも一緒に作ればいいのにというかおるちゃんに、

「男はそんなもの作れねぇんだよ!」

と。笑

ケンちゃんらしいですね。

短冊にはなんて書けばいいのかと聞くかおるちゃんにだいずがお願いしそうな事を適当にリクエストするのですが、
「寝ションベンをしませんように。」なんて言うもんだから、
何も知らないかおるちゃんは、
私にだけ秘密を打ち明けてくれたのね…と、とんだ勘違いをするのでした。笑

さすがかおるちゃん。

ケンちゃんもだいずの為とハッキリ言えばいいものの、そのまま走り去ってしまったので逆に怪しい感じ…

折り紙を分けてもらいにジダマの家へ訪れるかおるちゃん。

「七夕飾りを下請けに出すなんて横着な奴だねぇ…」

とジダマ。笑

確かに…。

かおるちゃん、ケンちゃんにいいように利用されてます。涙

しかしかおるちゃんは嬉しそう。

「野球の練習で忙しいのよ、彼…」

なんて。すっかり恋人気取り…

かおるちゃん、暴走モード突入。

そんなかおるちゃんの"彼"発言にジダマも唖然。笑

ケンちゃんは夜な夜なあずきちゃんの部屋のベランダに七夕飾りを置きに行くのですが…

先程のあずきちゃんとの電話で七夕飾りがなくなった事を知った勇之助君もケンちゃんと同じく七夕飾りを作り、あずきちゃんを驚かそうと置きに来たのでした。

そんな二人がバッタリ鉢合わせ。

なんだかこの絵面、ちょっと間抜けに見えるのは私だけ…?笑

どちらのものをを飾るのか揉め、ジャンケンで勝負をつける事に。

珍しく勇之助君もムキになってます。
ここはやっぱり男の子ですね。

しかし勝ったのはケンちゃん。

仕方なくケンちゃんの馬になる勇之助君なのですが、
そこで行方不明になっていた七夕飾りを下の部屋のベランダから発見します。

発見した七夕飾りをこっそり元に戻し、二人は用無しになった七夕飾りを自分の家に飾ることにしたのでした。

七夕飾りが戻って来たと大喜びのだいず。

星が綺麗な夜、家族が七夕飾りの前へ集まって晩酌…いいですね

晩酌はお父さんのみですが。笑


それぞれ家に持ち帰り、七夕飾りを横に星を眺めるケンちゃんと勇之助君。

何を想っているのでしようか…


自分の書いた短冊をこっそり抜き取り、部屋に持ってきたあずきちゃん。

よく見るとその短冊の裏には、「ぼくもだよ、あずき」という文字が書かれているではありませんか。

これって勇之助君の字!と確信するあずきちゃん。

字でわかるんだ…

勇之助君もやりますねぇ。

ケンちゃんもいたはずなのに、ちゃっかりそんな事を仕込んでいたなんて。笑

七夕かぁ…わざわざ作る気にはなりませんが、そういうお祭りみたいなのがあれば行ってみたいな。

平塚の七夕祭りみたいに規模が大きいものではなくて、もっとこじんまりしていて質素な夕涼み会的な。

近場でやってないかな…

いや、でもちゃんと作ってみるのもありだな。

楽天で手軽な七夕飾りセットとか売ってそうだし










感想文:第13話「男のヒミツ!?美容室のケンちゃん」

2015-06-11 00:09:06 | あずきちゃん感想文


半袖にアイス…

すっかり夏ですね

こっちは梅雨入りですよ


道端で嬉しそうにあずきちゃんに駆け寄るケンちゃん。

ケンちゃんにもこんな可愛らしい素直な一面があるのです。

初期のみ…。笑

そんなケンちゃんに月曜でもやっている散髪屋はないかと聞かれます。

そこであずきちゃんはかおるちゃんの美容室をお勧めするのですが…

「大の男が美容室なんか行けるか。」

と、ケンちゃん。

男性が美容室に行く事がまだ習慣になってなかった時代なのかなぁ…

今じゃ散髪屋に行く方が珍しいくらいなのにな。

最近、赤と青のシマシマ見なくなったなぁ。

「イマドキ、男が美容室に行かないなんて言ってたら笑われるよ

なーんて、あずきちゃんに言われてしまい、仕方なくかおるちゃんの美容室へ向かうのでした。

美容室へ行く事をここまで躊躇うのは、時代というより、ケンちゃん古風な考え方故なのかもしれません。

なんのマネだか知りませんが、昔の強盗のように口元を布で隠し、いざ美容室へと挑むケンちゃんなのですが(どっからどう見ても不審者。)かおるちゃんのお母さんにすぐにバレます。←当たり前だw

そんなアホさも可愛いね。

かおるちゃんのお母さんはてっきり遊びに来たのだと勘違いし、かおるちゃんを呼んでしまいます。

大喜びのかおるちゃんはケンちゃんの言い分なんて無視。(というか耳に入ってこないのか)ここから、かおるちゃんのペースにどんどん引きこまれてしまうのです。

そんなケンちゃんを、見張り役のだいずは美容室の入り口で心配そうに見守るのですが…そこにタイミング悪くまこと君参上。

「そんな所から覗いて…キレイなお姉さんでもいるのかなー?」

さすが女好きのまこと君ならではの発言。笑


しかし、だいずは必死でケンちゃんの秘密を守ろうと、まこと君を通せんぼするのでした。


小さな体でなんとも健気な…


ま、あっさり開けられてしまうのですが。笑


一方、ケンちゃんはかおるちゃんに勘違いされたままリビングまで通されてしまいます。

しかしメロンを出され、少しテンションが上がるケンちゃん。

メロンでケンちゃんを釣る…

かおるちゃん、やりますね。

嬉しそうにメロンを頬張るケンちゃんをうっとり見つめるかおるちゃん。

そして、「夢みたい…ケンちゃんが遊びに来てくれるなんて…。」

心の中に納めておけよ…笑

そんなセリフ、素直に言っちゃうかおるちゃんがまた可愛いいのだけど。

そこでケンちゃんは少し困ったような表情を浮かべ、事の真相を話し始めるのでした。

顔を近づけ、じっと髪を確認するかおるちゃんにケンちゃんは照れまくり。

このシーンだけ見たらケンちゃんがかおるちゃんに恋してるかのように見えますね。笑

更に「そのくらいの方が素敵よ、ケンちゃん。」

なんて言われたもんだから、うっかり心を奪われてしまいそうになるケンちゃん。

この時点で、かおるちゃんが自分に気がある事なんてさすがのケンちゃんでも気づいてるんだろうなぁ。

困るけど、悪い気はしないといったところでしょうか。

この事は絶対に誰にも言うなというケンちゃんに、「ケンちゃんとあたしのヒミツね」と妖しげに変換するかおるちゃん。

なにか趣旨を履き違えていますが…笑

天然小悪魔かおるが出ましたね。

秘密を共有するというのは恋愛心理学的にも大いに効果があるそうで。

あえて二人の秘密という言葉を使い、相手を意識をさせることとで親密度がぐっと上がるのです。

ま、まぁな…とぶっきらぼうに言うケンちゃんですが、ちょっとドキドキしてるんじゃないかなー。

でもまぁ、正確にいうとかおるちゃんとケンちゃんの2人だけの秘密ではなく、あずきちゃんとだいずも知っているのですが。ついでにかおるママも。笑

ケンちゃんを心配するだいずとは対照的に、かおるちゃんはきっと喜んでいるだろうと嬉しそうなあずきちゃん。

ケンちゃんの気持ちなんてお構いなし。笑

さっさと髪を切って帰りたいのになかなか帰らないまこと君にやきもきするケンちゃんなのですが、ついに痺れを切らし眠ってしまい、気付けば夜になってるではありませんか。

ようやく髪を切れると思った所にもタイミング悪く今度はジダマが訪れます。

諦めモードにケンちゃんに対し、「野球で言えば9回の裏で諦めるようなものよ。」

と、意外にも野球に詳しいかおるちゃんの発言に親近感を持ち、
更にサッカーより野球の方がずっと好き、と言われ
「こうなったら延長戦覚悟で待ってみるか」と、気を良くするケンちゃん。

ケンちゃんにとってはとんだ災難のこの状況を、かおるちゃんは大いに利用するのでありました。

ケンちゃん、丸めこめられてます…。笑

しかしここでの2人のやり取り、この先もうないんじゃないかと思う程、軽快でテンポ良く描かれています。

これからの2人といったら…なんだかもう本当に焦れったいやり取りが永遠と繰り返されるわけですが。笑

ある意味レアですな。

そして次の日。
かおるちゃんは早速昨日の出来事をあずきちゃんにノロケるのですが、

「ケンちゃんと9時過ぎまで一緒にいたんだもんね!」

というあずきちゃんのセリフだけ運悪くもヨーコちゃんに聞き取られてしまいまいます。

そのセリフを聞いたヨーコちゃんはすぐさま、
「野山さんね、昨日おそーくまでケンちゃんと一緒だったんですてぇ!」と、勇之助君に告げ口します。笑

今度はあずきちゃんとケンちゃんをくっつけようと企むヨーコちゃんなのでした。

「大人しそうに見えて、進んでるぅ」とヨーコちゃん。

うっわー!嫌味ったらしー!!でもそんなヨーコちゃん最高ー

そして、「よかったじゃん、あずき!」と顔色ひとつ変えない勇之助君…。

かおるちゃんは必死に勇之助君の誤解を解こうと試みるのですが、

「いいじゃん、あずきが誰と一緒にいたって。」

と、かなりあっさりとした様子の勇之助君。
ヤキモチ一つ妬かないのはなんだか面白味がないですが、それが勇之助君なのです。

そこであずきちゃんは勇之助君の誤解を解く為にケンちゃんに交渉するのですが…

「勇之助に聞かれたからあずきと一緒だったって言っといた!」

と上機嫌なケンちゃん。

あまりのショックに、ひどーい!!とつい本音が出てしまうあずきちゃん。

そしていつの間にか噂は広まっていたようで、クラスメイトに冷やかされるあずきちゃんとケンちゃん。

参ったなぁ…と嬉しそうなケンちゃんに対し、参ったのはこっちよ!!と激怒するあずきちゃんなのでした。


その場を去ったあずきちゃんを見つめるケンちゃん。

一見、つれないなぁといったところですが、意味ありげな表情です。

美容室に行ったという事をどうしても隠しておきたい気持ちもあるとは思いますが、
勇之助君とあずきちゃんが友達以上の関係かもしれないと薄々気付き始め、どうせなら今回の事件を利用して仲が壊れてしまえばいいなんて事も考えたのではないでしょうか。

しかし、余計にあずきちゃんを怒らせてしまうという結果に。

予想以上の怒りっぷりに、あずきちゃんの勇之助君への気持ちに確信を得てしまったのかもしれません。

行きどころのなくなったケンちゃんの切ない恋心がその表情に現れています。


一方、勇之助からケンちゃんに乗り換えるのは懸命な判断ね、とご機嫌なヨーコちゃん。

「乗り換えてなんていないわー!!!」

と強く主張するあずきちゃんもいいですね。

一方、かおるちゃんはケンちゃんの練習する野球場に一人で観に行きます。積極的ですね…

あの一件でケンちゃんと急接近したと少し調子に乗っているのでしょう。

まだ早い!!笑

素敵ーケンちゃんのユニホーム姿

と呟くかおるちゃん。

どこが素敵なんだ…まぁいいか。笑

しかし「いい加減に帰れよ!ここは女の来る場所じゃないんだ!」

とケンちゃんに怒鳴られてしまいます。

あーもぅ見てらんない


しかし、とうとうジダマに勘付かれてしまい、詰め寄られたかおるちゃんはケンちゃんの秘密を打ち明けてしまうのでした。

ことのいきさつを知ったジダマはすぐにケンちゃんの所へ怒鳴り込みに行きます。
男ばかりの練習場に女1人で怒鳴り込みに行くなんて、ほんと肝っ玉座ってますよね。

正論を詰めまくるジダマにケンちゃんもタジタジ…
頼むから美容室へ行った事は黙っておいてくれと、精を込めてお願いするのでした。

心配そうなだいず。
そこでケンちゃん、名言出ます。笑

「男は女の何倍も辛いことがあるんだ。覚えとけ、だいず。」

小学生が何を抜かしてるんだ…笑

でも、確かに一理あります。

辛い事の数に男女差はないと思いますが、女性は辛さを溜め込まないように上手く発散するのが得意な生き物。

対する男性は辛さを上手く発散出来ずに、どんどん溜め込んでしまう傾向にあり、実際自殺も男性の方が圧倒的に多いのですよね。

次の日、ケンちゃんとの約束は守ると言うジダマなのですが、結局勇之助君への誤解は解けないままという事なので不満げなあずきちゃん。

そんなあずきちゃんに対して、

「勝手に誤解させとけばー?その程度の事でガタガタ言う奴は将来性ないわよ。」とこれまた名言を吐き捨てていくのです。

小学生が将来性って…笑

でも、先程のケンちゃんの名言よりカッコイイよジダマ…

確かにそのとおりです。

勿論勇之助君はその程度の事でガタガタだなんて1ミリも言わないでしょう。

それどころか、ケンとは兄弟みたいなもんじゃないかと大らかな笑顔で言うのでした。

更に、転校ばかりしている勇之助君はあずきちゃんとケンちゃんのような幼馴染の関係を羨ましいとまでいうのです。

なんて心が広いんだ…!清々しい!
季節でいうと勇之助君は迷わず5月です!
あずきちゃんは9月かな…女心は秋の空…。

勇之助君はケンちゃんに対して恋敵だなんてこれっぽっちも思っていないのです。笑

そんな所にまこと君とケンちゃんが「ヒューヒュー(完全なる死語。笑)」と冷やかしに入ります。

ケンちゃんはもうやけくそなのかもしれません

ぽかーんとした勇之助の表情もまたいいですね。

まこと君…ついさっきまであずきちゃんとケンちゃんを冷やかしていたのに…
お調子者とはまさに彼の事ですね。笑

初期はギャグ要素が少なくちょっと重たいムードなのですが、ちらほら出てくるノー天気なまこと君には癒されますね











































































感想文:第12話「ジェラシー!ふりむいて勇之助君」

2015-06-08 21:49:25 | あずきちゃん感想文

西野美容室(かおるちゃんち)にて。

前回撮った証明写真をかおるちゃんに見せびらかすあずきちゃん。笑

かおるちゃんも自分の事のように大喜び!

そんなあずきちゃんの写真を見て、
自分の恋にも勇気が湧いたかおるちゃんは、

「もっと積極的に出てみるわ。」

と、意外にも堂々と、にっこり言うのでした。

今まで控えめにしてたけど、そろそろ行動に出すかな~というような肉食系女子をちらつかせる発言。笑

かおるちゃんはオクテ見せかけといて、隠れ肉食系女子ですから。笑

もっとあずきちゃんのノロケ話を聞きたいと言うかおるちゃん。

かおるちゃんはノロケ話をよくしますが、聞くのも好きなのですね。

ある意味筋が通ってます…

かおるちゃんにちやほやされ、
すっかりラブラブモードのあずきちゃん。

次の日、
そんな勢いで勇之助君に一緒に帰ろうとお誘いするのですが、あっさり断られ、あずきちゃん撃沈。笑

初デートを終え、急接近したと思っていたあずきちゃんに対してなにも変わらない勇之助君。

女の子は恋により世界の色まで変わって見えてしまうのですが、男の子はそうではないのです。

あずきちゃんの脳内は勇之助君が90%くらいを占めていますが、
勇之助君はサッカーやゲーム、友だちなど、色々なものが脳内に分散されていて、あずきちゃんの事が気になる事は間違いないのですが、割合的にあずきちゃんほど高くはないのでしょう。笑

「なんなのあの態度、2人で遊園地に行った事なんてなかったみたいな顔して…」というあずきちゃんのセリフ。

"遊園地"を"ホテル"に置き換えれば大人でもよくある話ですよね。笑

イライラするあずきちゃんにヨーコちゃんがさらなる追い打ちをかけます。

遊園地へ行った事を知られてしまったようで、
「いい気にならないでね。私だって勇之助と、プールとか食事とか行くのよ。」と言われてしまいます。

どんな事があっても強気なヨーコちゃん。

プライドの高さ故の発言なのでしょう。

本当はきっとヨーコちゃんだってショックを受けたはずです。

でもライバルにそんな姿なんて絶対に見せない。

ライバル?いや、誰にもそんな姿なんて見せないのです。

いつでも強気で堂々としていて…

かっこいいけど、ある意味とっても繊細な女の子なのかなって思う。

強気でいることによって自分を守っているんだもん。いつか、崩れちゃうよ…。

「弱さ」を惜しみなく見せれる人ほど本当に強い人。

いつかヨーコちゃんにも自分の本当の弱さを見せられる人に出会ってほしいな。

偽りの弱さなら勇之助君に惜しみなく見せていますが…笑


いい気になんてなっていないのに…というあずきちゃん。

いや、誰がどう見てもかなりいい気になっていましたが?!笑


放課後、昇降口へと向かうあずきちゃんに、焦った様子のトモちゃんが駆け寄ります。

何事かとおもえば、下駄場の前でかおるちゃんがべそをかいてるのではありませんか。

ハンカチで涙を拭う姿、素敵です

幼ながらも、ちゃあんとレディなのです。

涙の根源はケンちゃんだとすぐに察するあずきちゃん。

スカートめくり?と聞くのですが…

ケンちゃんがかおるちゃんにスカートめくりなんてしたらそれはそれでなんだか…
うーん、遠回しに言うと、NHK的にNGな感じ。笑

どうやらかおるちゃんは、ケンちゃんに一緒に帰らないかと誘ったようなのです。

有言実行のかおるちゃん…。

しかしケンちゃんには、

「なんで俺が女と一緒に帰らなきゃいけないんだよ!」

と怒鳴られてしまうのでした。

女の子と2人で一緒に帰るなんて恥ずかしいだろうし、あずきちゃんに誤解をされてしまうのも嫌だったのでしょう。

その後すぐに、
「一緒に帰ろうぜー!」
と、逃げる様にまこと君に駆け寄るケンちゃん。

ちょっと焦っているかのようにも感じます。

泣かれても困るとでも察したのでしょうか。

なにもかおるちゃんの目の前で言うことないのに…ちょっと可哀想。


かおるアタック第一発目はあえなくも不発?に終わりましたが、良くも悪くもケンちゃんに強い印象を残した事は間違いないでしょう。

きっと、女の子から一緒に帰ろうなんて誘われたのは初めてだと思うので。

印象づけは大事です

いや、第一発目は四年生の時のバレンタインかな?(劇場版参照)

必死でフォローするあずきちゃんなのですが、かおるちゃんの言い分はあながち間違ってはいないのではないでしょうか。

確かに、あずきちゃんが誘ったら喜んで一緒に帰りそうですよね。笑

そんな時、「苦労するわね、"お二人さん"」と、ジダマ登場。

かおるちゃんだけではなく、あずきちゃんも勇之助君に断られてしまったという事実を何故だか知っていたジダマ。

訳を聞くと、
どうやらヨーコちゃんに断られた所を目撃され、みんなに言いふらされてしまったようで…。

ヨーコちゃん…悪質。笑

そしていつの間にか、あずきちゃんが勇之助君に恋をしているという事がジダマにも知られてしまっている様ですね。笑

「男なんて嘘つきで見栄っ張りで、そのくせ意気地なしで最低の動物」というジダマ。

すごい言いよう。笑

ケンちゃんとまこと君は結構当てはまっていますが。笑

勇之助君はそうでもないよねぇ。

むしろ真逆かなー!


公園でケンちゃんに野球をコーチしてもらっているだいず。

そこにヨーコちゃんが通り掛かり、あまりの美しさに見惚れてしまうだいず。

「コラ!ガキのくせに女に見惚れるな!」と言うケンちゃん。

なんか、人生経験豊富なじーさんみたいな事言いますね…笑

女の子と一緒に帰ったこともないくせに…ナンチャッテ

ごめん、ケンちゃん。笑

家に帰ってからもだいずはヨーコちゃんを大絶賛。
ヨーコちゃんへの劣等感に苦しむあずきちゃんなのでした。

更に次の日、追い打ちをかけるように、悪いニュースが飛び込んできます。

かおるちゃん情報によると、昨日勇之助君はヨーコちゃんとゲーセンへ遊びに行っていたとのこと。

こんな時席が真後ろなのがまた厄介で、ヨーコちゃんと勇之助君の楽しそうな会話に耳を塞ぎたくなるあずきちゃんなのでした。


ケンちゃんがあずきちゃんをからかったということで、ジダマとケンちゃんは喧嘩になります。

これもまた面白いのですよ。

「やるならオモテ出なさいよぉ!!」

ヤンキー発言ジダマ。笑


一方、先日ジダマのおばあちゃんと会ったようで、ガッツリ影響を受けたかおるちゃんは明るく超前向きに。

「今までくよくよしていたのがバカみたい。」

とまで言うのです。

影響されやすいかおるちゃん…。笑

こういうタイプほど浮気するんですよ、なんて。笑

常にやり取りされる、ヨーコちゃんの勇之助君への猛烈アプローチ。

ドロッドロの嫉妬心で飲み込まこまれちゃいそうなあずきちゃん

そんな時、ケンちゃんはあずきちゃんの怒りの導線に火をつけてしまいます。

というか、完全にあずきちゃんの八つ当たりなのですが。笑

ケンちゃんはよく、勇之助君がらみの怒りをあずきちゃんにぶつけられますね。

ケンちゃん…

でも、ケンちゃんも悪いのです。

普段からあずきちゃんには意地悪なことばかり言うからダメなんだよーもっと素直になってー!

度重なる嫌な出来事に、あずきちゃんの勇之助君への不信感は募ります。

そんな中、お母さんからジェラシーについて学ぶのでした。

ジェラシーとは、独り占めしたいと思う事。

お母さんはそう言います。

そこであずきちゃんは初めて自分を客観的に見つめ直すのでした。

成長する上で、とっても大事な事ですね。

そうはいってもどうしていいのかわからず、
ついにあずきちゃんは、いとこの男の子と肩を組んだツーショット写真を勇之助君の目の前で落とし、嫉妬心を煽ろうという作戦に出るのでした。

そんな作戦はあえなくも失敗。
勇之助君が見る前にヨーコちゃんに見られてしまいます。

どーでもいいけど勇之助君、急がなきゃ遅刻しちゃうよ、とさりげなくあずきちゃんの肩を抱き寄せるかんじ、マジでチャラい!笑

これはジダマにプレイボーイと言われても仕方がないでしょう!笑


勇之助君を試そうとしたからバチが当たったんだ、と深く反省するあずきちゃん。

そんな時、勇之助君からお誘いの電話が。急いでタコ公園へ向かいます。

写真の事を聞くと、

勇之助君は「ボーイフレンドだったら、もっと緊張した顔するだろ。」と

大事にパスケースに入れた前回の証明写真を照れ臭そうに見せるのでした。


きゃー

遠回しの告白じゃーん!

こんな事好きな人に言われたら超嬉しいよね

そこであずきちゃんは自分のしたことをひどく恥じるのでした。

そりゃそうですよ。「勇之助君の遊び人ー!」とまで思っていたわけですから。

勇之助君はこんなにもあずきちゃんの事を大切に想っていたのです。

あぁ…本当に勇之助君イイ男。

さすがは少女マンガのヒーローです。笑

そしてあずきちゃんも自分の思っていたこと、してしまった事を正直に話します。

真っ直ぐに自分にぶつかってくる勇之助君に対して、自分も真っ直ぐに向き合わないと失礼だと思ったのでしょうね

「ヨーコちゃんにゲーセン誘われたから行ったけど、あずきと一緒に行った方がもっと楽しいだろうなって思って」と言う勇之助君。

女ゴコロはわからないけど、女扱いは天才的に上手な勇之助君なのでした。笑

すっかり両想い寸前の2人

1番楽しい時期なんじゃ…?


























感想文:第11話「ときめき♡初めてのデート」

2015-06-03 21:55:21 | あずきちゃん感想文

勇之助君はあずきちゃんの事を特別な存在として見ているんじゃないか、と言うかおるちゃん。

嬉しくなったあずきちゃんは、
もしかしたら…なんて胸をときめかせ、授業中ちらりと勇之助君を見ちゃったりして

しかし、相も変わらず勇之助君に大胆アプローチを仕掛けるヨーコちゃんにやきもきするあずきちゃんなのでした。

しかしヨーコちゃんは墓穴を掘ります。

遊園地へ行こうとデートのつもりで誘うのですが、フリーパスがあるといって見せたチケットは6枚。

勇之助君は了承を得た後、まだ4枚余ってるね、と言ってすぐにみんなを誘い始めるのでした。

そこであずきちゃんちゃん達のグループの所へも誘いに来るのですが、

「せっかくの休みに男と遊園地へ行くほど、あたし達は暇じゃないのよ。」

と言ってその場を去るジダマ。

ほんと、すっごい事言うよな…笑

そんなジダマの発言にも物怖じしない勇之助君もなにげすごいけど…


あっという間にチケットは売れ、
まこと君、あずきちゃん、トモちゃん、かおるちゃんが行くことになったのでした。


勇之助君と一緒に遊園地へ行けるとなったあずきちゃん。

クローゼットの前でウキウキしながら妄想を膨らませ、着ていく服に悩んだり、自分でお弁当を作ろうと張り切って練習したり…

そんな姿は非常に女の子らしくていいですね

そして、てるてる坊主を二つ作りお祈りするのですが…一つの方は勇之助君のシンボルでもある緑のシマシマ模様。

くっそぉ、可愛いな。笑


勇之助君との遊園地デート計画があえなく失敗となってしまったヨーコちゃん。

しかしそんな事で懲りるヨーコちゃんではないのです。

早速、遊園地へ行く日曜日、ホテルの温水プールに行こうと新たに誘い始めるのでした。

まんまとその餌に喰いつき、ヨーコ嬢王様に釣られてしまったまこと君…

まこと君が行くからといって楽しみにしていたトモちゃんは悲しそうな表情を浮かべます。
可哀想に…でも大丈夫、これからもこんなの日常茶飯事だから!笑

最初は動揺して落ち込むばかりのトモちゃんですが、
徐々にそんなまこと君も丸ごと受け入れ、物怖じしなくなってくるのですからね。

朋美さんもいい女になってゆくのです。

そして勇之助君も当然誘われるのですが、あっさりオーケーしてしまうのでした。

あずきちゃん撃沈。
ショックを隠せないご様子で…。笑

放課後、たまたま下駄箱で勇之助君を見かけ、声を掛けようとすると、その声を掻き消すかのように「勇之助~」と、ヨーコちゃんカットイン!

と、ここで切ない音楽が…

音楽のせいか、胸が締め付けられます…

そして楽しそうに温水プールの待ち合わせ場所について話し始めた2人…。

勇之助君に声を掛けられるも、そのまま背を向け、グランドへ向かうあずきちゃんとかおるちゃん。

なんとも切なく、

北風が吹いています…

初夏なのに…笑


ボーゼンとする勇之助君のバックにはVサインのヨーコちゃんが…笑

ヨーコちゃん、してやったり!

ですね!


そして遊園地の当日。

トモちゃんドタキャン!!

理由は述べていませんでしたが、まこと君がヨーコちゃんに釣られてしまった事、相当ショック大きかったんだろうな…。


「勇之助君に食べてもらいたかったのになぁ…」

と呟きながらお弁当を作るあずきちゃん。

うわぁそのセリフは切ない。
悲しくなるよぉぉ


そしてリュックを引きずりながらとぼとぼ玄関に向かうあずきちゃん…

とてもこれから遊園地へ行くテンションではありません!!笑

更にかおるちゃんも熱でダウンし、結局一人になってしまったあずきちゃん。

家へ引き返す際に、無邪気にはしゃぐ子供とすれ違うのですが、その笑い声が尚更切なさを引き立てます

しかし、神様は微笑むのでした

待ち合わせ場所のはずだったタコ公園の前を通ると、温水プールへ行ったはずの勇之助君が待ち伏せしているのです!!

ヨーコちゃんはまたもや墓穴を掘っていて、温水プールへ誘う際に日にちを特定せず、「今度」と言っていたのです。

勇之助君は遊園地へ行く日とは知らずに了承を得てしまっていたというワケ。

約束をしっかり守りぬいた勇之助君。

男前ー

そんなこんなで、あずきちゃん&勇之助君の2人っきり。

初めてのデートとなるのです!!

小学生が2人で遊園地なんて…まぁこれも成り行きなのでアリ。

勇之助君は初っ端からジェットコースターに乗ろうとノリノリで誘うのですが…

いざ乗ってみるとその恐がりっぷりが半端ねぇwww

見栄を張ったんでしょうかねぇ…笑

やっぱり勇之助君も男の子なのですね

次はあれ乗らない?とはしゃぐあずきちゃんに、

「え…またこわいやつじゃないよなぁ…?」

と少し不安げな表情。

可愛いこと言っちゃって!

恐がる勇之助君に対して面白がっているあずきちゃん。

ちょっぴりSっ気出してる…?

にしても、この絶叫っぷり!

少し、違和感。笑

というのも、フィクション要素が強いアニメでは絶叫なんて日常茶飯事なのですが、
リアリスティックなラブコメディアニメ、「あずきちゃん」では非常に珍しいのであります。

「今度はあれ

と、無邪気に指差すあずきちゃん。

立て続けの絶叫系でフラフラの勇之助君なのですが、「お…おう。」とあずきちゃんの誘いに乗るあたりが、とてもいい感じ

あずきちゃんの振り回しっぷりもいい。

普段は気遣い屋さんなのに、子供のように無邪気におねだりするあずきちゃんは魅力的な愛され女子ですね

そんなあずきちゃんにきっと惹かれていっている勇之助君。

てゆうか、この傘みたいな乗り物乗ったことある…!!

あたしの大好きなラクーアにあるやつなんじゃ…

この時代だと後楽園かな?

最近めっきりだけど学生時代、しょっ中行ったなー!

ラクーアのサンダードルフィンというジェットコースターがめっちゃおすすめ!

今もあるのかなぁ…?

夜に乗るのが良くて、キラキラと宝石の様に輝く都会に呑み込まれるかのように落ちていく感じとかたまらなく快感なの!!

そして、この傘みたいな乗り物も、安全バーとか一切ないのに高くいとこまで登るから意外と怖いんだよねー。

話はちょいとそれましたが…


ついにあずきちゃんが頑張って作ったお弁当のみせどきが来ましたよ

随分と可愛らしいサンドイッチですね!

三角じゃなくて、筒型だなんて!
しかもリボンまで…おっしゃれー!

今度あたしも作ってみようかな。笑


楽しい時間はあっという間に過ぎ、夕陽も落ちるお別れの時間。

別れを惜しみ、写真を撮りたかったというあずきちゃん。

そこで勇之助君は証明写真機を指差し、斬新にもあそこで撮ろうと言うのです。

時代を感じます。今なら迷わずプリクラですが。

でも、この時代だからこそのこんな斬新な思いつき、とっても楽しいじゃありませんか!

2人で少し悪い事をしているような…そんな感じ!

いいなぁ、こーゆーの好き!

もっとくっつかないと入らないよ、とスマートに肩を抱き寄せる勇之助君!

照れはないのか、照れはー!!笑

ちょいとは小学生らしく照れろー!


あずきちゃんは心臓が破裂しそうなほどドキドキしてます!
そりゃそーだよね!

今回でまた2人の距離は縮まりました

よかったね、あずきちゃん