文芸女子になりたくて。

基本的にあずきちゃんネタで攻めます。最近多忙の為更新率は低いです。

感想文:第45話「リサーチ!トモちゃんの夢」

2017-03-25 17:22:03 | あずきちゃん感想文



今回は、まだ10代前半の少女と少年が余命という恐怖に追い込まれてしまうお話です。

と、こんな感じで書くと「あずきちゃん」じゃないみたいですが、ちょっと"深イイ"お話だと解釈して頂けると幸いです。

そしてちょっとっていうかかなりボリューム大です…
とにかく色々思う事を徒然なるままに綴りましたので、

暇ー!もーなんもやることなーい!鬱になるー!
ってなったときに読んでみてください。




浮かれ気分のゴールデンウイークも明け、普段通りの生活に戻り始めたその頃。

学校で出された宿題は、自分の"夢"についての作文でした。

だいずが言うように、眠っている時に見る夢では決してありません。笑


そんな宿題をきっかけに、あずきちゃんを始め、それぞれのキャラクター達も自分の将来について自身と向き合うのです。


そう考えると、こういった宿題は"自分を見つめ直す時間"というものの大切さを教えてくれているのではないでしょうか。

人生においてかなーり重要ですよね。うん。


部屋にこもり、一先ず将来を想像してみるあずきちゃん。

勿論、勇之助君との結婚式ですね〜。
テッパンですね〜。

…と、そんな妄想に浸っている時はだいたいだいずが乱入する前兆の時でもあります。笑

どうやらかおるちゃんから電話のようですが、泣いているとのこと。

かおるちゃん…さすがに、小1相手には泣いてると悟れないようにしようか。笑

「あずきちゃん…あたしもうダメ…」

かおるちゃん号泣。
ついでに部屋も真っ暗…

作文のテーマについて相談をしにケンちゃんに電話をかけたようですが、
大分機嫌が悪く「出前以外の事で電話なんてすんな!」ときつく突き放されてしまったとのこと。

作文の相談を口実に好きなオトコに電話をかけるなんて大胆ですね。
さすが二期のかおるたん。w

しかし、そんな大胆さが原因で傷つけられてしまうことが多々ある二期。

複雑な心境に揺れるケンちゃんのオトコゴコロにも注目です。

今回はその第一波でもあるお話ですね。


かおるちゃんは、
前回のお話でもあるゴールデンウイーク、あずきちゃんの家族と勇之助君の家族でドライブへ行ったからその事で虫の居所を悪くしているのではないかと推測します。

もしそうだとしたら、

おいおい今更どうしたケンちゃん…

と、ツッコミたくもなりますが。


たとえそうだとしても、ケンちゃんはそんなことでかおるちゃんに八つ当たりするようなちっちゃいオトコではないよーな…

不器用ながらもちゃーんと思いやりがあるコですからね。

しかし過去あずきちゃんとの三角関係に悩まされてきたかおるちゃんの立場からすると、その事が頭から離れないのでしょう。

まさに、トラウマです。
辛かったもんね…まぁ仕方ない


「ケンちゃん…まだあずきちゃんの事好きなんだと思う…」

そんな突然の台詞に戸惑うあずきちゃん。


何気なく部屋の外を覗くと、タイムリーなことにケンちゃんが…!
しかも…こっち見てるー!!

目が合っちゃう。笑

ケンちゃんは気付かれたことに焦ってその場をすぐに立ち去ってしまいます。

そんな事実をかおるちゃん言えるはずもなく…電話を切るあずきちゃん。

そしてため息をひとつ。

かおるちゃんが言う通りケンちゃんは自分の事が好きなのかもしれない、と困惑します。
あずきちゃんの立場もかなーり複雑ですよね。


一期で完結したと思われたこの三角関係、またもや浮き彫りに…?!


「確かに変だよ、ケンにいちゃん。」


だいずは盗み聞きの感想をぽつり。

盗み聞きしたことに怒るあずきちゃんですが、実はこのだいずの台詞、今回の事件の鍵となる重大密接なものだったり…


翌朝の登校時。

あずきちゃんにも後押ししてもらい、かおるちゃんは思い切ってケンちゃんに歩み寄るのですが…

ケンちゃん、めちゃくちゃ気まずそーー。笑

そして無理やり笑顔を作るかおるちゃんが健気でたまらん。

が、しかし、悲しくも逆効果。


「俺はやたらと謝る女は嫌いだ!」と
またもや突き放されてしまいます。

かおるちゃん、ずーーーーーん。

とはいったものの、
泣き出すかおるちゃんに戸惑い気味のケンちゃんですが…

「ちょっとケンちゃん!!なによ、その態度!!かおるちゃんに謝りなさい!!」

あずきちゃん必殺どなりつけ。笑

しかし、「やたらと威張る女はもっと嫌いだ!」

と捨て台詞を吐き、その場を立ち去ってしまいました。
なんだか、ケンちゃんの切なさが身に染みます…。

そのままケンちゃんはジダマにぶつかるも無視して校舎の方へ逃走。

ジダマ、激怒。笑

「ちょっとーー!謝りなさいよー!ぶつかっといて!」

こちらはあずきちゃんよりだいぶ激しいです。笑

しかし、イライラMAXのケンちゃんはそんなジダマにも牙を向けます。

「へんだ!男女ー!」

ケンちゃんの態度に黙っていられないジダマ。
いまにも殴りかかりそーな時に、かおるちゃんが止めに入ります。

「あたしが謝るから我慢してあげて。」

でたww

煮え切らないジダマは、

「かおるちゃん…そういうことだからあんなのにナメられるのよーー?!」と説教。笑

確かに間違ってはいない。
ケンちゃん、かおるちゃんに対して思いっきりツンツン。
2期とくにね。
積極的になるかおるちゃんに苛立ち戸惑い洗脳されてゆく…
でもそういうのって男的にはさいこーじゃん。
いーなーケンちゃん。

「ケンちゃん、どうかしちゃってるの。きっと何か悩みごとあるのよ…」

この台詞かわいい。
あんなこと言われて辛いだろーに、こんな台詞が出るとは、さすがです。

この切り替えに、ケンちゃんの前で見せた涙は演技?とまで思ってしまう…

序盤あずきちゃんとの電話のときも最初号泣から入ったけど、
あずきちゃんの事が好きなんだとおもうって言うシーンはすでに結構冷静で泣きやんでるし…


かおるちゃんはストーカー気質でメンヘラっぽく(言い過ぎ?)思われがちですが、むしろ逆で、結構冷静なとこあるなーと感じます。


一見ケンちゃんにとって都合の良い女風ですが、よーく見てると結局かおるちゃんのおもうつぼになってるのです。

都合が良いどころか、むしろ最初はあずきちゃんに恋するケンちゃん的にはかおるちゃんの存在は都合が悪かったに違いありません。


しかし、毎回毎回、泣いたり、ボディタッチしたり、おねだりしたりでじわじわとケンちゃんをモノにしてゆきます。。


ある意味この子こそ恋愛のバイブルになるではないのでしょうか。。。

と、31年生きてきた私は思う。笑

オープニングのサブキャラ達が勢揃いする場面でみんな笑ってないのにかおるちゃんだけ笑顔なのとか意味ありげに思えてしまう…
(ふふ、ぜーんぶ、私の思惑通り)なんて。笑


長くなりましたが、これからちょいちょいかおるちゃんの"テク"が登場するので、その度に解説でもしていこーかとおもいます。


様子がおかしいのはどうやらケンちゃんだけではないよう。

かおるちゃんと同様、ジダマも昨晩夢についての作文のことでトモちゃんに相談したところ、「夢なんてないから宿題出さないと」と言われたそうな。


ジダマは、
まことと付き合ってるうちにぐうたらが移ったのではないかと推測。

なんて安易な。笑

そこで登校するトモちゃんとすれ違うのですが、
さっきのかおるちゃん以上に、
ずーーーーーーん…。

さらに、あずきちゃん、かおるちゃん、ジダマの3人は多胡先生に呼び出されます。

トモちゃんは理由も言わず学級委員を辞めるとまで言い出したそう。

心配した先生は、トモちゃんと親しい3人に理由を聞き出して欲しいとお願いします。

身の上相談が趣味のおばあちゃんをお手本に、上手く聞き出します!!
と、やたらはりきるジダマ。


おばーちゃん、それ趣味にしちゃダメだろ…笑


さっそく休み時間にトモちゃんから事情を聞き出す3人。
意外にもあっさり打ち明けてくれたのでした。

「実は私ね…15歳までしか生きられないみたいなの…。」

と衝撃発言!!!


医者に余命宣告でもされたのかと思いきや、どうやらコンピューター占いの結果がそう示していたよう。

えwww
(占いかよwwww)

ってなりますよねぇそりゃー。


占い結果の紙をみんなに見せるトモちゃん。
曲線グラフ形式になっているのですが、確かに15歳でぷっつり切れちゃってます。

占いなんか気にする事ないとなだめる3人ですが、
トモちゃんに曰く、これは科学的データに基づいた占いでとってもよく当たるとのこと。
いくら説得しても落ち込む一方です。


そこであずきちゃんが名案を!

私達もそのコンピューター占いをやりに行こう!デタラメだと証明できるかもしれない!
ついでに作文のテーマも見つかるかも!?

…ってことで3人はコンピューター占いをしに行くわけです。


と、その前に今回ちょい遅めの勇之助君とのラブ絡み。


いつものように2人で帰宅中です。

ポジティブな勇之助君とネガティブなあずきちゃんの絡みがなんか自然でいいのです。笑

「へー占いかぁー面白そうじゃん!」

この勇之助君の素直な感想もいいです。

"占い"というと"女子が好きなもの"と連想させてしまうのでこのくらいの男の子は大抵バカにしがちですが、勇之助君の場合、違う。

こう来るか、と思わせる。

流石です。

「ちょっぴり怖いけど…。」

「なんで?」

「15歳までしか生きられないなんて出たら…」

「ハハハ…あずきは長生きするよ!」

あずきちゃんの重い発言を軽〜く笑って返すところとか!

「どーいう意味よー?」

「べつに!あずきには長生きしてもらいたから。」

そしてサラっと嬉しいことを言う。

「ほんとー?あたしがバカだから長生きすると思ってるんでしょう?」

「考え過ぎだよ〜。それより作文書いたー?」

先の見えないこのやり取りがいつまでもつづくのを阻止するためさりげなく会話を方向転換。

と、そこから先生に提出する前に作文を見せっこしようといった話になります。

このもってきかたも不安定なあずきちゃんをうまーくコントロールしてます。

コントロールしてるつもりはないでしょうが、上手ですね。

逆に将来不安。笑

このカップルは相変わらず安定の仲良しで観ていてほっこり。

これも大人な勇之助君のおかげですが、一期に比べるとドキドキ感はあまりないのかなーって思います。



さて、ついにきました。
"占いの館"へ。

っていってもデパートの一角で、決して怪しい感じもなく、サービスカウンターのようにオフィシャルな雰囲気です。

ほんと気軽に楽しめそうな。
(逆に、当たるのか?って思うよーな。笑)


必要事項を記入したうえで専用の機械に手を入れ鑑定開始。
すぐに結果がプリントされるといったしくみ。

屋上で結果を吟味する3人。
しかしみんな90歳近くまで線があり、これじゃあトモちゃんに見せられないと困惑します。

しかしなんだかんだで、ほっとしたというのもあるんじゃないかな。

【結果】

ジダマ
男性に頼らずたくましく生きるタイプ

あずき
男性を養うタイプ

かおる
男性にとことん尽くすタイプ


まぁ、当たってる。
あずきちゃんはどーなの?w

そんな結果にジダマは、

「そういえば、勇之助君って生活力なさそうだもんね〜。」


ジダマ…ひどい…笑


占い結果であずきちゃんの向いている職業が、"デザイナー"と"飲食業"だったのですが、なぜかかおるちゃんが落ち込む。笑


「飲食業って、ケンちゃんちみたいな商売でしょう?」

そこわざわざ繋げちゃう?笑

そんなこと言われたってあずきちゃんが困るっていうの承知だろうに…かおるちゃん、何を言う…

嫉妬心丸出しと見せかけて…

まさか、これも計算か…?!

「む、向いてないよあたしー!お料理苦手だし…。」

と必死で気を遣うあずきちゃん…勇之助君との結婚の妄想で忙しいっつうのに、お疲れ様です。笑


あずきちゃんは、将来自分がデザイナーで活躍し、勇之助君を養う想像を一瞬するのですが、すぐに搔き消します。

あのさわやかな勇之助君がホームレスのような姿に…。笑


次の日、ジダマは占い結果の紙に小細工し、10歳までしか生きられない結果が出たことにする偽装用紙を作成。

今回悪巧みではないですが、こーゆーのジダマの得意分野ですね。笑

それをトモちゃんに見せるも紙の厚さが違うといってすぐにバレてしまいます…


しかし、そんなことまでしてくれる友情に心を熱くし、トモちゃん、涙。

「でも、あたし幸せ。こんなに思いやりのある優しい友達に囲まれて…。あと5年間よろしくね…」

追い詰められている状況にもかかわらずこの台詞、懐のあたたかさが滲み出ています。

占いの如きでこんなに弱ってしまうなんて…切ないな。

彼女は普段真面目なぶん、余計真剣に受け止めてしまうのでしょう。

て、いうか、まこと、ここはおまえが支えろー!!笑
まさかこんなときでも香月センセーのケツ追っかけてるんじゃ…

ここでまことくんが絡めばトモちゃんとの良いラブシーンが期待できそーなのに、、まぁ今回はケンかおるかぽーにもってかれましたな。

そもそも今回まことくん出てきた?

そんなまことくんも三期でトモちゃんと同じよーな状況になりますが。笑


帰宅したあずきちゃん。

室内でバットを振り回すだいずに注意するのですが、そのバットはどうやらケンちゃんから貰ったそーな。

ケンちゃんは、俺だと思って大事にしろと
プロ野球選手のサイン入りバットをだいずにたくしたのです。

そんなケンちゃんの不可解な行動に引っかかったあずきちゃんはすぐにかおるちゃんのもとへ行き、そのことを話します。


「まるで明日にでも死ぬ人みたい…」

今回、ここまでケンちゃん、トモちゃんと二本柱で話が進んできましたが、
このかおるちゃんの台詞で繋がります。


2人は満塁軒へ行き、ケンちゃんから事情聴取。

コンピーター占いの結果用紙を見せ問いつめるのですが、

「やらねぇよ!そんな女みてーなこと!」

と、知らんぷり。

そんな女みてーなこと…

自分が実は女々しい男だと自覚してしまっているのでしょうか…

「もしかして、15歳までしか生きられないとか、書いてあったんじゃない?」

あずきちゃんの確信づいた質問に、思わず「げっ!なんで知ってんだ?!」

とすぐにボロを出すケンちゃん。

あーあ、カッコ悪い。笑

でもこのカッコ悪さが、ケンちゃんの魅力なのかも。

「それでヤケになってかおるちゃんに辛く当たったんでしょう?!」

「馬鹿野郎!俺がそんな卑怯なマネするわけねぇだろー!」

机を叩き怒鳴り散らすケンちゃん。
結構ガチで怒ってます。

しかしあずきちゃん、そんなことで怯む女ではありません。
怯むどころか超強気!笑

「じゃあなんで急にかおるちゃんに冷たくなったりしたのよ?!」

「かおるが俺のこと嫌いになれば良いと思って…」

ケンちゃん弱ってきた。笑

「どーして!!!」

顔近い顔近い!!笑

「嫌いになりゃー俺が死んでも悲しくないだろ!」

と叫んで自滅…。

バツが悪くなって帽子で顔隠す。
そして得意の"誤解すんなよ"

ケンちゃんがかおるちゃん絡みのときによくやるやつ。

そんでもって言い訳をぶつくさ言っていますが結局墓穴掘るだけになっちゃってるとこがケンちゃんらしくて。
可愛いところでもある。

そして最後にかおるちゃん。

「ケンちゃん…ありがとう。」(必殺ウルウル目)

それはある意味、あずきちゃん以上のパンチ力だったようです。

だって高柳君、悩殺されてません?

ヤバいって思ってすかさず帽子で顔隠してるようにしか思えない。笑

ここまで吐かせたあずきちゃんもツワモノですが…


ようするに、ケンちゃんはかおるちゃんの事想っての突き離しだったわけで…
ケンちゃん自身もきっと相当辛かったでしょうね。
あずきちゃんから酷い奴と誤解されつつもそれを貫き通そうとしてたわけだし。

優男すぎるぜ、ケンちゃん。


まるで、ツバメが巣立つ時の親鳥ような…(例えが悪い?)

これはまさに愛!

恋を超えている…と初めてみたときはビビりました。

かおるちゃんは弱々しくて泣き虫だし、なんかふわふわしてるし、ほっとけない感もあるんでしょうね。


でも、あずきちゃんのこと完全に吹っ切れたっていうのはまだ早いかもしれない、だってあの晩あずきちゃんの部屋みつめてた。

あれは結構意味深です。

ケンちゃん、今は色々と置かれてる心境が複雑なのかもしれません。

ケンちゃんはなんだかんだで、めちゃくちゃいい子なので、あずきちゃんと勇之助君の幸せも純粋に願っていると思います。

これも愛。

結構愛情深いオトコなのかもしれない…。

…蠍座だし。


かおるちゃんが自分に対して恋愛感情があることなんて江戸っ子風に言うとガッテン承知!
だろうし、それに応えたい気持ちもあるのでしょう。

かといってそれはかおるちゃんに対する同情やあずきちゃんを忘れる為などではなく、ただ単純にかおるちゃんの気持ちが嬉しいんだと思いますけどね。

あとかおるちゃんの小ワザに多少?だいぶ?悩殺されてる、たぶん。笑


結局、ケンちゃんの結果用紙とトモちゃんの結果用紙は完全一致。

コンピューター側のエラーだったみたいで一件落着です。

トモちゃん、紙をじーっと見比べて、ポカーン。

この仕草、可愛いです


月とスッポンなのにとケンちゃんの悪口を言うジダマにかおるちゃん本気でキレる。

今回の件もあり、ケンちゃんへの愛が暴走してます。笑


そして、終盤あるある。
タコ公園のアレです。

「ケンもトモちゃんもツイてたのかもしれないよ!」

と、相変わらずのポジティブ精神にやられます。

もし15歳までしか生きられなかったらどうする?といった話になり、

あずきちゃんは毎日勇之助君に会いに行くと言うのですが、

「それじゃあつまんねーよ!」

と、あっさり。

実に勇之助君らしい。笑

2期は1期に比べてキャラ設定がしっかりしてきてるなー。


そして勇之助君から預かった作文を帰ってから部屋で読んでみるあずきちゃん。

勇之助君の夢は「バイクで世界一周をすること」のようです。

自分のことが一切書かれなてなくて落胆するあずきちゃんですが…フツー書かないだろ。笑

なんだかんだで正直な勇之助君の夢に心打たれたあずきちゃん、自分も正直に書こうと決意するのでした。


そして、ついに作文発表の日が。
おもしろいので、一人一人つっこんでみます。

まこと
「僕の夢は金持ちになることです。
それもできるだけ楽をして、大金持ちになりたいとおもいます。」

うん。こういう心底不真面目な人、クラスに1人は必要。

ケン
「俺の夢はプロ野球の選手になることである。そして引退したらラーメン屋を継ごうと思っている。」

である…なんだその口調は…ダサいよケンちゃん。
そんなダサいケンちゃんですが、何故か三期くらいから結構垢抜けてくるんですよね。なんで?今度じっくり検証だな。

ジダマ
「私の夢はおばあちゃんをヨーロッパに連れていってあげることです。そして、本場のスパゲッティがラーメンより美味しいことを教えてあげたいと思います。」

最後はよくわからないけど、前半は素敵です!

かおる
「私の夢はお店をひらく事です。できたら食べ物屋さんがいいです。」

なんだこの幼稚園児みたいな作文はw

トモちゃん
「私の夢はジャーナリストになって、社会の敵を告発する事です。悪人どもを懲らしめ、そのために苦しんでいる人々を救ってあげたいと思っています。」

素晴らしいけど、
悪人どもって…言い方!!

「よっ!いいぞ〜」

と手を叩くまこと君w
お調子者感が…◎

何気に、実際にいたら一番モテるのはまこと君だと思うんだけどなー。

あずき
「私の夢はエプロンの似合うお嫁さんになる事です。可愛い子供達に囲まれて、お母さんって呼ばれるのが夢です。」

主人公なだけあって1番いいですね。
シンプルながらもセンスあると感じた。


あれ?ヨーコちゃんは??
今回ヨーコちゃん1ミリも出てなくない??
ヨーコちゃんの作文、気になるんですけど…

でもきっとすごい事書いて、
みんな「おーっ!」ってなるのに、ジダマだけ聞こえるように悪口言って気を悪くして着席するヨーコちゃんが想像できます…。笑

最後、このとてつもなく可愛い2人を加工してみた。

一瞬見つめ合った瞬間です。
ここだけ見たら、
なんだ、オマイら両想いじゃんって思うね、ふつーに。


毎回加工アプリで誰でもできちゃう簡易的なもんで申し訳ないけど…

今度フォトショ使ってがっつりやりたいなー。トレースして色塗り直してめっちゃ画質いい感じに仕上げたい…背景もリアルなのつかったりして。
しかし仕事以外でPC開くのが面倒なのです…
いつか気が向いたらやります。



感想文:第44話「キャーッ!勇之助くんと恐怖のドライブ」

2017-03-04 03:08:32 | あずきちゃん感想文


お久しぶりです。
今年度は怒涛の一年でした。

しかし、あずきちゃんの事を忘れていたわけではなく、ずっと心の片隅にあったのです。

書きます!わたし!

さて。

あずきちゃんの世界では華のゴールデンウイーク


今回は野山家の大黒柱、

正さんが思いっきりやらかしてくれます。w


連休前の帰り道、GWの話題に花を咲かせる仲良し3人組。
そんなところに慌てた様子のだいずがやってきてあずきちゃんを連れ出します。


たどり着いた自宅マンションの駐車場には、新車お手入れ中のあずきパパが。

なぜピンクをチョイスしたのか…

ま、それはおいといて

そうです!
ついにあずきパパは免許を取得!

野山家にもマイカーがやってきたのです!

「ま、テレフォンカードみたいなもんだが…」

と得意げに免許証をみせる正さん。


テレフォンカード…


せっかくだからドライブにというお父さんですが、いまいち運転を信用できないあずきちゃんは「かおるちゃんと約束があるから…」と適当な嘘をつきドライブを回避。笑


そんなあずきちゃんとはウラハラ、だいずはノリノリで乗車

初っ端からアクセルとバックを間違えてマンションに激突しそうになるパパ。

しかもマニュアルw

この時代だからかな…。


なんとか出発させたものの、
クッソノロノロ運転。

チャリにも抜かされる始末w

流石のだいずも恥ずかしそうw


一方、売店の前でたむろしてるケンちゃんとまこと君。

明らかに渋滞が起きるような交通量はない道でプチ渋滞が起きてます。


先頭を走る車に、ヘッタクソな運転!などとディスったその車から顔を出したのはなんとだいずw

呆気にとられる2人なのでした。

小学生に運転下手くそと言われる正さん。笑


そんなこんなで時刻は19時過ぎ。

ドライブ長くない?笑


自慢のマイカーが路肩の溝にハマり大ピンチなようですw

どうしたらいいかわからず途方にくれるあずきパパですが、そんなところにユイ散歩中の勇之助君が現れ、父親を呼んできてくれます。
さすが好青年勇之助!!
(まだ青年ではないけどね。青年感否めないの。)

勇之助パパに間一髪助けてもらいました!

その後何故か家族同士のドライブの約束をこじ付けらられ…
ドブに落ちた事はあずきちゃんに内緒にしてくれと勇之助君に頼むあずきパパ。

情けないぞー!笑

お父さんから小笠原家とのドライブ計画を聞くも、喜ぶどころか不審感を覚えるあずきちゃん…

しかも場所は長野!!遠い!!
という事でますます不安を煽られるのでした。



次の日の登校時、勇之助君から直接ドライブ計画の件を聞くのですが、あまり乗り気でない様子のあずきちゃん。

「あずき、行きたくないの?」

と悲しそうな表情をみせる勇之助。

普段いろんな意味で大人びた勇之助君の、たまにでるこういう子供っぽい一面、可愛いらしいです。


ホームルーム、

ゴールデンウイーク中、事故に気をつけるようにと忠告をする多胡先生。

「あずきが一番あぶねぇんじゃねーのー?」

昨日のあずきパパの運転を目撃したケンちゃん、味を占めたかのようにあずきちゃんをイジります。

そしてすかさずそれに乗っかるまことw


さらにはヨーコちゃんまで乗っかり、そういえばそれらしい車がドブに落ちていたと公言。

一番見られたく無い相手にみられてしまいましたね…

つかあんな目立つ色の車にするから…

もういじられる為に存在しているとしか思えない。笑


何も知らなかった故に尚更…
とんだ恥さらしとなってしまったあずきちゃん…家にかえってとりあえずだいずに一発怒鳴りつけますww


仕事から帰宅したあずきパパはサングラスまで購入し、すっかりやる気満々。

もう、だれにも止められない雰囲気に、「私達も覚悟を決めなければならないわね…」とケイコさん。笑


そんなこんなでドライブ当日!

爽やかな5月晴れです!

あぁ、5月が恋しいなぁ。

勇之助君はあずきちゃんに連絡用のトランシーバーを渡します。

トランシーバーとは!さすがですね!


ゴールデンウイーク中に好きな子の家族と自分の家族で旅行だなんてリア充っぷり半端ないです。



一方、ゴールデンウイーク中だけど暇そうなかおるちゃん。笑


店前の花壇に水やりをしてるところ、
「おーい!かおるー!」と叫びながらケンちゃんがやってきます。

こっちも暇そう。笑


何故に?gwサプライズ?


危ないから家の中へ入れ!と、ケンちゃんはかおるちゃんを強制的に家に入れ、

室内から2人で外をのぞくと小笠原家の車に続く野山家の車…


若干謎のシーンですが、
なんだかんでこちらのカップルも仲良しなようです。?


ケンちゃんが一瞬出てくるシーンてたまーにあるけど毎回意味あんのか感が否めない。笑


まぁ今回は、次回の予兆ということにしときましょう。


小笠原家の車のすぐうしろに付き、追うかたちで現地へ向かう野山家。

しかし…
勇之助パパとあずきパパのレベルの差が著しく…笑

案の定はぐれてしまいます。

トランシーバーも繋がりません。
スマホがあればね、ナビがあればね、

嗚呼、90年代!!!


パーキングに降りた勇之助、何故かヨーコちゃんとばったり。

またでたかヨーコちゃん…

おめかしした彼女は白樺湖のリゾートホテルへ行くとのことで、こっちへこなーい?と勇之助君へお誘い。

このかるーいかんじ、よくよく考えたらヨーコちゃんてアメリカンだよなー。笑

まぁまぁそんなお誘いも華麗にスルーな勇之助。

そんなスルーもスルーのヨーコ嬢はいつもどーりアタック続行。

というか強行突破。笑

「ずるい、勇之助。
あたしには内緒で野山さんとドライブするなんて…」

というヨーコちゃんに対し、

「内緒にしてたわけじゃないよ、ヨーコちゃんに話す事じゃないだろ。」

と笑顔で話す、The・小笠原勇之助。


ヨーコちゃん、カッチーンきてます。


さらにフォローしようとしてるようだが完全に逆効果、むしろ追い討ちをかけるように勇之助君はこう言うのです。

「だって、まことやケンにも言ってないんだぜー?」

「まことくんやケンちゃんはタダの友達でしょー?!」

「えっ…ヨーコちゃんだって…」


ヨーコちゃん撃沈。
と、思いきやまだまだきますよ、ヨーコ嬢にさらなる追い討ちが。


勇之助が保持しているトランシーバーがやっと繋がりあずきちゃんの声が響きます。

どうやら野山家一行がパーキングに近づいてきたよう。
めでたしめでたし。


じゃないよ、ヨーコちゃんかなり御立腹。


だのにド天然勇之助は…
無情にもあずきちゃんとの会話またぎにヨーコちゃんに現在地を要求…


さすがに苛立ちを隠せないヨーコちゃんは、フンッと立ち去ってしまうのでした。


久々に見たけど、さすがわヨーコちゃん、悪役感ばりばり出てます!!!

まだまだ二期序盤だもんね。そんなヨーコちゃんも相変わらず良い味出してるよ。


そして、ヨーコちゃん立ち去り後、
極め付けの一言。

「ん?何怒ってんだー?」

えw


やっとトランシーバーが繋がりパーキングで落ちあえると思ったのも束の間、

あずきパパ、テンパりすぎてパーキング通過。

あえなくも次のパーキングで落ち合うことに…

どこまでもカッコ悪いあずきパパ。

どこまでもカッコ良い勇之助パパ。

良いコンビだね。笑



そんなこんなでやっと落ち合い、山道手前のレストランで仲慎ましいランチタイム。

のはずが、あずきパパの運転に完全メンタルやられきってる野山家一同。

続く山道での心臓破れる運転にしびれを切らしたあずきママ。


「(運転)代わってください。」

驚く家族一同。

そうです、ケイコさんは免許持ち。
旦那のプライドを守るため、今まで黙っていたのです。

おぉ、と思いました。

同時に、その夫婦スタイルに時代ならではの違和感も感じます。


予想以上に運転上手のケイコさんにたじたじのパパ。
無事ペンションに到着し、小笠原家と夕飯を共にします。

ケイコさんは、学生時代に免許をとったそう。家庭に入ってからは全然乗る機会がなくて…と話していますがブランクを感じさせないドライバーっぷりに惚れ惚れしますなー


それにしても!

小学5年生。大人の許可がないとなかなか厳しい、好きなコとプライベート旅行を実現したあずきちゃん。

これはこれは、大人の私から見ても素直に羨ましいと感じます。笑



「あずきちゃんも、帰りは安心なんじゃないか?」

と勇之助パパ。

冗談かと思ったら、天然だったw

途中で気づき、
「いやぁ、こりゃとんだ失礼を…」

とフォロー入れてますが、そのフォローよけい惨めになるパターンだよ

勇之助君の天然っぷりは父親譲りということで。笑

夜な夜な卓球を楽しんでる風の姉弟ですが。

気づくとあずきパパが車と共に失踪しているという事実が発覚!

心配した矢先、トランシーバーから勇之助君の声が。

どうやら勇之助君は運転の練習にもってこいの場所を知っているらしく、あずきパパを引き連れてきたよーです。笑


ひとまずお母さんやだいずには内緒でそちらへむかうあずきちゃん。

あずきパパは車通りが少ない道だからこそのリラックス運転が出来、先程より断然スムーズ、ご満悦な様子です。

広い駐車場で止まり外に出ると、
澄んだ五月の夜風と共に、満天の星空が広がっていました。

「こんな綺麗な夜空を見られたのも、あずきの親父さんのお陰だよな!」

そんな勇之助君のポジティブさ、本当に魅力的ですよね!


そして、勇之助君は自分も早く18歳になって免許をとってドライブしたいと話します。

勿論、あずきちゃんと


"18になって、もし勇之助君とドライブに行った時はきっと今日のことを思い出すだろうな…"

あずきちゃんのこの語り、素敵ですね。


今回はドロドロ感なく、五月らしく描写も爽やかで、そして2人の絆の深さを改めて実感しました。

都会から離れ、開放感溢れる山々、澄んだ空気。

こういった場所は、好きな人、恋人、夫婦もそうだけど、初心に戻れたりする場所なんじゃないかなーと思います。

いい話だった!ちょっと旅行した気分になれた!とても良かったです。

平面的で素朴なアニメだけれど、どこかリアル。

これぞアニメ版あずきちゃん