文芸女子になりたくて。

基本的にあずきちゃんネタで攻めます。最近多忙の為更新率は低いです。

感想文:第34話「ドキッ!夢の中のファーストキス」

2015-09-27 16:20:25 | あずきちゃん感想文


さて。昨晩は秋の象徴でもある十五夜でした。
さぞかし月が綺麗だったことでしょう。

しかし、まだまだ昼間は半袖でも平気なくらい暖かい今日この頃。
セミも鳴いていました。笑

まだ、残暑は続いているのでしょうか。

あずきちゃんの世界では色を染めた木の葉も落ち始め、秋も終わりを告げようとしています。

そして交換日記もついに3冊目に突入。

かおるちゃん、トモちゃん達の恋愛も少し落ち着いたところで…今回はあずきちゃんの番。


雨が降りそうな天候ですが、遅刻ギリギリで急いでいたあずきちゃんは傘も持たずに家を駆け出してしまいます。

案の定、すぐに雨が降り始め…仕方なく鞄を傘代わりにするのですが…

そんなところに勇之助君とバッタリ。
傘を持った勇之助君と相合傘で学校へ向かうのでした。

グラウンドから昇降口へ向かう所を教室からケンちゃんに目撃されてしまいます。

いいネタを仕入れたぜと言わんばかりに騒ぎ始めるケンちゃん。

今回はケンちゃん、2人の相合傘を目撃してもあまり取り乱した様子はありませんでした。
さすがに諦めかけているのでしょう。

皆さん楽しそうですね。

…さすが小学生男子。


気まずそうに教室へ入るあずきちゃん…とは対照的に勇之助君は堂々と。笑


そしてヨーコちゃんにはわざと傘を忘れたなどと嫌味を言われるハメに…。

そんなヨーコちゃんの発言にケンちゃんやまこと君、クラスの男子が便乗。


「ワザと!ワザと!」と囃し立てます。

でたww

「気にしてんのー?あずきっていっつも気にし過ぎなんだよなぁ!ばーか

と、呑気にあずきちゃんの髪をひっぱる勇之助君。

さすがです…。
こんなに騒ぎ立てられても全くダメージゼロ。
いつでも一枚上手の勇之助君。

やっぱいいなぁ、勇之助

そんな微笑ましくじゃれ合う2人を羨むかおるちゃんとトモちゃん。

残念ながらケンちゃんとまこと君にそんな器量はないでしょう。笑

…いや、まこと君ならあるかもしれない。

ケンちゃんはいいんです、かおるちゃんがリードするので。笑


そこで先生が来てホームルーム。

どうやら小学生カップルが中学生に脅されるといった事件が発生したようで。


「殴れたからといって殴り返したりしない事!いいか高柳ー?!」

と、多胡センセーはまたもやケンちゃん名指し。

私もうるさい生徒だったのでよく先生にエコヒイキされた時がありましたよ。笑

「ケンちゃんエコヒイキって意味ちがうよ~。」

どうでもいいけどかおるちゃん、ケンちゃんと近っ!!

勇之助君に負けじと大胆です。

ヨーコさんには負けますが。笑

下校時刻にすっかり雨は止み…


「よぅ、あずきー!相合傘が出来なくて残念だなぁ~」とからかうケンちゃんの頭を傘で叩くジダマww

「脳みそが入ってるかどうか叩いてみたの。」とすまし顔。

「スイカじゃねーぞ!俺の頭は!」

コントですかw最高ww

「悔しかったらあずきちゃんみたいに冷やかされる立場になってみたら?まぁ、もっともあんたは女の子と歩かないもんね~」

と挑発を続けるジダマにケンちゃんはムキになり、

「うるせぇ!俺だってなぁ!」なんて言うのですが…

その先は言えずに結局「ジダマの男女!」と言ってその場を立ち去ってしまいます。

ケンちゃん、不器用すぎ。

あずきちゃんには見透かされてしまっていますが。

俺だってイイ感じの女がいるんだぜ!とでも言いたかったのでしょうか。

違う?笑

本人目の前にしてそんなことが言えたならば勇之助君よりウワテとなりますが…不器用なところがまたケンちゃんの魅力なので。

そんなケンちゃんは謎の行動に出ます。

かおるちゃんの家へ電話し、「これからタコ公園に来い!」と命令。(実に偉そう。笑)

デートのお誘いだと受け取ったかおるちゃんは、とびっきりのおしゃれをしてタコ公園へ向かいます。


中学生の不良がたむろしているタコ公園。

なんだかとっても懐かしい風貌だことで。笑

そんな不良達にかおるちゃんといるところを冷やかされ、ジダマを見返そうという実に馬鹿げた(ごめん。笑)作戦を考えたケンちゃん。

度胸だけは一人前ですが。

かおるちゃん、騙されてます…このアホな男のプライドの為に利用されてしまうなんて
そんなアホな男に騙される女もまたアホって事で。

…なんて言ってみたり。笑

このバカップルは最強に可愛いから意地悪言いたくなっちゃうんだよね~

なかなか来ないかおるちゃんに痺れを切らし、ソワソワするケンちゃん。

「ケンちゃん!」と呼ぶかおるちゃんの声にビビる感じとかもう見てて面白すぎ。

「なんだその格好~?」と勝負服を決め込んだかおるちゃんに呆れるケンちゃん。

突然呼び出しといてそりゃないだろw

自分の事好きなの知ってて思わせぶりだな、もーケンちゃんたら。

ま、かおるちゃんの暴走壁も並大抵のものではありませんが。笑

ジダマに言われたコトバがよほど悔しかったのでしょうか。

それともジダマを利用しかおるちゃんと接近しようと…はないか。笑

「俺たちもからかわられるようにならなくちゃならないんだよ!」

俺たちも…。すっかりカップル気取りですが…。

本当に前回の一件で急接近しましたね、この二人は。

そんなケンちゃんの発言に感激しているところに、不良から「そこの少年!」と呼び出しをくらうケンちゃん。

「心配すんな!お前には指一本触れさせやしねぇって!」

なんて今までもこの先も口にしないような男前発言をするケンちゃん。

理由はどうあれかっこよすぎ…

今回のケンちゃんは一味違いますねぇ。

かおるちゃんもさぞ惚れ直してしまったことでしょう。

恐る恐る不良達のもとへ向かう二人。

「小学生がカップルでいて、なんか文句でもあるんですか?」

おぉ喧嘩腰!

手を近づける不良から、ケンちゃんはしっかりかおるちゃんをガードし、一生懸命守る体制を作ります。

イケメンだよ、今回のケンちゃん!

しかし、ケンちゃんのそんなイケメン台詞も不良達は完全にスルーw

「コーラ3本買ってくてくれ。」

とパシリに使われて終了。

仕方なく引き返す2人。

なんとも間抜けな…。

"小学生カップルいびり"

不良と呼ばれる彼らの対象は自分より年下の男。小学生のくせにリア充だなんて許せーん!といった完全なるヒガミでしょう。

しかーし、ケンちゃんとかおるちゃんは哀れにもカップルには見られませんでした。

あえて"カップルでいて…"とケンちゃんが発言しているのにもかかわらず。

何故でしょう?

2人にはカップルと見られなかった大きな欠陥があるのです。

彼らの怒りを煽るのは男女が繰り広げる"いいムード"

あずきちゃん勇之助君の様に、目を潤ませ見つめ合うだけでそこの2人の空気は人が羨むいいムードと化すのです。

ただ小学生の男と女が一緒にいるだけではなんとも思わないのです。
更に色気もなく子供っぽいケンちゃんの風貌を見て嫉妬心を狩られることもなかったのでしょう。

よって今回の作戦が失敗に終わったのはケンちゃんの力量不足と言えるでしょう。

「いいからお前はもう帰れ!じゃあな!」
とかおるちゃんに言い放つケンちゃん。

自分勝手w

ですが…決してかおるちゃんを蔑ろにしているといった訳ではないと思うのです。

ジダマに傷つけられたプライドが、今回の事により更に深い傷となってしまったのでしょう…

くそっ!と、不良に渡す前に、見えないところでコーラを振りまくってます。

ケンちゃんなりの小さな反抗心。

3年後に見返してやれ!かおるちゃんとイチャつきながら

一方あずきちゃんは妖しげな題名のドラマに釘付け。

その名も『輝く愛の彼方に』

…キケンな香りがします。

時代のせいですかね。


そして初っ端からキスシーン。

シチュエーションも学校、教室、先生、生徒、禁断の恋…

AV…

失礼しました。

そんなキスシーンに動揺する野山家一同。


しかし空気の読めないだいずは、

「おねぇちゃんもキスした事あるの?」

「何歳ならキスしていいの?」

などと恐ろしい質問を無邪気に投げかけます。

そこであずきママは「キスってね、本当に好きだっていう大事な印だと思うから。」

とキスについての素敵なお話をします。

小学生にキスの意味を教えるとなるとその回答は大正解でしょう。


そこからあずきちゃんは勇之助君とのキスについて意識し始めます。
あたし何考えるのよー!と自分を責める姿がたまんないですね。笑

そしてその晩、なんとも衝撃的な夢を見るあずきちゃん…。

勇之助君に「好きだよ、あずき。」などと言われロマンチックなムード。
そして唇が重なりそうになるのですか、気づけば相手がなぜかケンちゃんに…

ケンちゃん間抜け面w

まさかの悪夢に飛び起きてしまうあずきちゃん。

ギャグですw

夢なんてそんなもんですよ。笑



次の日クラスでは昨晩の妖しげなドラマの話題で持ちきりに。

「もぅ燃えるよね~!ついにやっちゃったってカンジ~!!」

かおるちゃん、そういった発言は控えたほうが…

しかし、盛り上がる女子達をバカにするケンちゃん。
ちゃっかり自分もウワサの妖しげなドラマを見ていたくせにぃ!!このこのー

「だいたい口くっつけ合うなんてエンガチョじゃーん!」

エンガチョって…すごい昔のコトバのような…。

ケンちゃんはたまに昭和入りますよねー。

「エンガチョじゃないよ!本当に好きだっていう大事な印だってお母さんも言ってたし…。」

あずきちゃん、墓穴を掘ります。笑

「へぇ~じゃーあずきは勇之助ともうキスしたのかよ~?」

なんて、衝撃発言をしてしまうケンちゃん。

そんなところにタイミング良くも悪くも?勇之助君ご登校w

気まずいムードが流れます…。


そんなこんなでキスの事から頭が離れなくなるあずきちゃんは勇之助君と一緒に帰るも意識しっぱなし。

「ねぇ、タコ公園寄ってかない?」

あずきちゃん、誘ってます?笑


そして勇之助君の唇ばかり注目するあずきちゃん…

明らかにむっつりすけべです。笑

「ケンに何か言われた?」

そこでケンちゃんの名前がイキナリ出ることに違和感。

よって、
勇之助君は知ってて聞いているに違いありません!

「そういえば朝、キスがどうのって話してたけど…何のことー?」

天然のふりして…確信犯です!

意地悪だなぁ勇之助君も。

いや、わかんないけどね。

「えー何でも話すって約束じゃーん。」

焦るあずきちゃんを更に責め立てる、何気Sっ気満載の勇之助…。

そんなところに先程ケンちゃんらが絡まれた不良に冷やかされる2人。

「イイねぇ、若いうちからアツアツでさぁ~」

若いうちからって…

アツアツって…

この不良、理由を述べる隙もなくツッコミどころ満載です。


「よっ!ご両人!」

………。

この違和感は時代のせいですね。

本当に、20年も経つと日本は変わるんだな~。

危機感を感じた勇之助君は、行こうぜ!とあずきちゃんの手を引くのですが、繋いだ手を不良に引き裂かれ、倒れそうになるあずきちゃん。

「何すんだよ?!」

かっこいい

自分ではないのです。勇之助君にとってとても大事な女の子、あずきちゃんに危害を加えた事が許せなかっなのです。

ケンちゃんにしろ、今日の男子達は直向きな立ち振る舞いで女子を守っていますね。

なんだかんだで小学生でもみんな"男"なんだなぁと感心します。

まこと君なら一目散に逃げそうですが。笑
でもちゃんとトモちゃんの手は引いている
と思います。

しかし…強気な対応の勇之助に対し、ガキのくせに生意気だといってリーダー格の男に殴られてしまいます。

勇之助君も負けじと蹴りを入れ、反撃。

いつも穏やかな勇之助君のこんなに激しく怒る姿は最初で最期かもしれません。
やはり穏やかな人程、怒った時は怖いものです。

勇敢な勇之助君の姿に惚れ惚れしますねぇ。

怒った不良達は残る2人も参戦し、勇之助君をボコボコにし始めるのです。


どうする事も出来ず目の前で行われている現実に恐怖で涙ぐむあずきちゃん。

大好きな勇之助君がこんな目にあってしまっている。
そんなあずきちゃんの気持ち考えても胸が痛くなります。

「もうやめてー!!勇之助君が死んじゃうー!」

ついにあずきちゃんは大声を出し、その声に人が来てしまうのではないかとビビった不良達は、もう懲りただろうと引き返そうとするのですが、

「離せよ、卑怯者!!」

と、袋叩き状態にも関わらず引き下がる様子のない勇之助君を再び殴ろうとするのです。

しかし、不良が殴り掛かろうとしたその腕を掴み、「やめてよ!」とあずきちゃんも必死で勇之助君を守るのです。

小さな身体で精一杯の力を振り絞るあずきちゃん。

なんとも健気…泣けてきます。

「何だこいつ…。」

と不良も拍子抜け。

不良とあれども、さすがに小学生の女の子までに手を出したりは出来ないでしょう。

そんなところに多胡先生が!

不良達は逃げ出し、追いかける多胡先生。


陽が落ち始め、あたりはオレンジ色に染まり、2人きりに。

泣きじゃくるあずきちゃんを、平気だよ、と優しく抱き締める勇之助君。

2人は見つめ合い、自然な流れでキスをします。

勇之助「あ、あれ…?」

あれ?って何だ?笑

キスといってもリアルな表現で描かれているわけではない為不健全な印象はなく、顔と顔がくっつきましたといったような、どちらかというと可愛らしい印象を受けました。

小学生でファーストキス。


今の時代ならまだしも、当時の時代を考えると現実味がない感じもしますが、少女マンガの世界で言えば結構当たり前だったりします。

元々原作は中学生編から少し過激になりますし…。

アニメでの2人のキスシーンはこれが最初で最期となります。

今回は二期、三期と全体的に見たときに『あずきちゃん』の中ではかなり衝撃的な回でもありますね。
暴行シーンも踏まえて。

次回も赤ちゃんはどうやって出来るのかなどと、少し大人な内容なのですが、原作の要素が大きい一期の特徴といっていもいいかもしれません。

あずきちゃんOPについて

2015-09-27 01:20:22 | あずきちゃん紹介文

ここまで感想文を一話一話紹介してきましたが、オープニングテーマなどについても少し紹介してみようかと思います。

突然の思いつき。笑

ブレイクタイムみたいな感じで捉えてくれたらと思います。
私もコーヒーを飲みながら気軽な感じで綴ってこうかなと。

OPは一期~三期まで変わりません。

二期、三期と変わっても面白かったんではないかなぁと少し残念には思いますが…"なんでもなーい"のこのフレーズは頭に残るものがありますよね。


『素敵な君』RAZZ MA TAZZ

作詞:阿久延博
作曲:三木拓次



あずきちゃんが6つのカラフルなマスの中で揃って頭を揺らします。トレードマークのツインテールが揺れていて可愛らしい印象。



顔から文字に変わり、ランドセルを背負ったあずきちゃん、更に上から勇之助君が飛び降り、その後二人は見つめ合います。

飛び降りての登場は勇之助君の大胆な性格が現れていますね。

そしてあずきちゃんは手提げカバンではなく、あえてのランドセルといったところが最初の出会いのシーンを思わせます。

この題名デザインはあずきちゃんの原作のものですね。コミックを連想させます。




画面が切り替わり、桜舞う中勇之助君が少し振り向き、後ろ姿でピースサイン。

キザな勇之助君の様子がよく現れています。
あれ、違う?笑



そしてそんな勇之助君にズッキューンと?心を奪われる恋する主人公あずきちゃん。


あぁ…一目惚れっていいよね。
なかなか出来ない貴重なものです。



そんなあずきちゃんはハート型の幕で閉じ、主要メンバーが1人1人現れ勢揃い。

ここでもそれぞれのキャラクターの性格や思いなどが表れています。

中央に立つジダマは腰に手を当て、まさに喧嘩腰。
そんなジダマのサイドには微笑みながら覗き込むかおるちゃんに、ジダマの肩と自分の頬に手を当てキョトン顏のトモちゃん。
両手を腰に当て不満げな表情のヨーコちゃん。
頭に両手を当て興味なさげなまこと君。
そしてヤンキー座りで腕を組み、睨みをかますケンちゃん。

主要メンバー登場なのに、かおるちゃん以外みんな笑っていません。

それぞれの複雑な思いが交錯している事を示しているのではないさでしょうか。

みんなの表情から、きっとあずきちゃんと勇之助君が接近する様子を見ているのだと受け取れます。




恋の病にかかってしまったあずきちゃん。
窓越しにため息をついているところ、ジダマ、かおるちゃん、トモちゃん、そしてケンちゃんが行進しながらやって来ます。


そのまま行ってしまう女の子達ですが、ケンちゃんだけバックの体勢で戻ってきます。そしてにやにやとあずきちゃんを見るのですが、シャッターを閉められてしまいます。
そのシャッターには舌を出したあずきちゃんの絵が描かれています。

下を向いて落ち込んでしまうケンちゃん。


ここは結構不思議なシーンです。

おそらくですが、恋に悩むあずきちゃんをサポートする友人達、そして不器用ながらもあずきちゃんにアピールするケンちゃんを抽象的に描いているのではないでしょうか。

しかしそんなケンちゃんの想いは届きません。





落ち込んでいたと思ったら今度は野原を無邪気に駆け回るあずきちゃん。

恋に恋し、一喜一憂するあずきちゃんの様子が上手く描かれています。

赤いマジックで自分と勇之助君の相合傘を描き、描いた傘にうっとりと入るのです。

これはあずきちゃんの妄想癖を現しているのでしょうか。

しかし相手側に入ってきたのはトレードマークでもある帽子から出てきたケンちゃん。

話にもよく出てくる、勇之助君と思いきやケンちゃんだったパターンですね。

そして恒例のスカートめくり。

まぁあずきちゃんに怒鳴られます。

いつも通りですね。笑




序盤に出てきた『あずきちゃん』を象徴するマスに主要メンバーが収まり、両手を広げ楽しそうに揃って左右に頭を揺らしています。

しかしケンちゃんだけはみんなに逆らい逆向きに動きます。

おふざけキャラのケンちゃんならでは。

今回はみんな満遍の笑顔ですね。
1人1人それぞれが魅力的なんだという紹介のような気もします。




そして、自ら描いた相合傘で雨宿りをするあずきちゃん。

そこにレインコートを着用し、傘を持った勇之助君が迎えに来ます。

このシチュエーション、どこかで…。笑

どうして勇之助君は傘を差さず、レインコートないのかが気になるところですが、私のなりの解釈ではアクティブな勇之助君らしさを描いているのかなと…。




傘を差し出す勇之助君ににっこりと笑顔を見せるあずきちゃん。

ランドセルが軽くずれ落ち、でれでれのあずきちゃんです。笑

その瞬間、雨は止み2人の背景には朝日が輝きます。

そしてあずきちゃんの手を取るちょっと強引な勇之助君。

初めての恋に不安ばかりのあずきちゃんですが、毎回強引であっけらかんとした勇之助君のペースに押され心がいつの間にか晴れてしまうあずきちゃんの心を表しているのではないでしょうか。



そしてまた序盤と同じシーンに。

ヨーコちゃん以外のキャラクターに動きは見られないのですが、彼女は自信満々に髪をかきあげます。

ヨーコちゃんのプライドの高さや目立ちたがり屋の性格が強調されます。



そして終盤。
肩を寄り添う2人。

どこからどう見てもラブラブなカップルです。

小学生と考えると問題なような気もしますが…。笑


次は歌詞を検証してみます。


♪ なんでもない なんでもない
君の笑顔を
世界中で 僕だけが知っている
ほら素敵な君さ
目立たなくて 泣き虫で
さみしげに顔伏せてる
君がいいね
抱きしめたいよ
ハート重ね合わせよう
なんでもない なんでもない
恋の魔法で
あっという間に
あっという間に ほら見違える
顔上げて
おしゃれに決まったら
ほら素敵な君さ


少女マンガでは珍しい(アニメに詳しくないので珍しいかどうかの確証はありませんが)男性が歌う男性目線の歌です。

あずきちゃんを想う勇之助君を表しているのでしょうか。

それもまた深いですね。

勝手な想像ですが。

とても前向きな男性が自信のない女の子を元気付けているかのような歌詞が勇之助君っぽいなぁと。


オープニングは基本的に非現実的な映像が流れますので、現実的であるあずきちゃんのアニメの本編とはまた違った角度で楽しめるものだなと感じました。


このオープニングで初めて見る人でも何となくの恋愛模様は見えてきますね。
オープニングはだいたいそういものですが。笑

あずきちゃんは勇之助君を好きで、ケンちゃんはあずきちゃんを好きという関係性が強く強調されているオープニングです。

やはり原作の要素が強いですね。

アニメ版ではキャラクター達がとてもアクティブに動き回るので、二期、三期はコメディ要素が強いOPであったらよかったな、なんて思います。

感想文:第33話「初公開♡かおるちゃんの恋物語」

2015-09-20 13:45:34 | あずきちゃん感想文


物語は一期のクライマックスへと突入してゆきます。

今回はかおるちゃん主役の回。

かおるちゃん目線で進む物語はいつもと一味違った印象です。

やはり彼女はあずきちゃん以上に乙女モード全開ですね~!!


まぁブログを見ていれば一目瞭然だとは思うのですが、私の推しメンはかおる姫です

いやーもうかおるちゃん可愛すぎてヒイキ気味。…すいません。笑


秋も深まり…冬支度

ノスタルジックな秋の背景がより一層、かおるちゃんの切ない恋を盛り上げます。


クリスマスに向けて勇之助君の為に手編みのマフラーを編むあずきちゃん。

そんなあずきちゃんを見ただいずは何故だかまたケンちゃんの為だと勘違いし、わざわざ本人に報告!


このパターン…一体いつまで続くんだ。笑

もしかしたらだいずは兄貴分ケンちゃんの為を思ってワザとそうしているのかも…なんて。

姉であるあずきちゃんがケンちゃんとくっついてくれたらだいず的にも万々歳ですもんね。


「あずきのやつ…俺の誕生日を覚えててくれたのかぁ…。」

なーんてすっかりその気になってしまったケンちゃん。

スカートめくりなんてして…


忘れ掛けていた想いが再燃してしまったようです。笑



「首を洗って待ってるからな。」

色々掛けてるのでしょうか。
もしそうであれば、
ケンちゃんにしてはおしゃれな言い方。笑


首と聞いてマフラーを連想したあずきちゃん。

だいずの仕業だとすぐに気づきます。

一日中はしゃぎまくっていたというケンちゃん。

…憐れです。笑

ケンちゃんも、自分ではなく勇之助君の間違いだと気づかないのかなぁ…

…現実逃避?!


そして、かおるちゃんは深刻そうな顔であずきちゃんの元へやってきます。

ケンちゃんへの誕生日プレゼントに編んだというマフラーを差し出し、あずきちゃんからということにしてケンちゃんに渡して欲しいと。


「えぇぇぇ!困るよそんなこと…」

ですよね。普通そうです!

何よりあずきちゃんの大好きな勇之助君に誤解を生んでしまうだろうし、ケンちゃんにも変に気を持たせしまい、かおるちゃんの入る隙もなくなってしまうかもしれないのです。

そんな誰も幸せになれないような事を考えてしまうかおるちゃん。

本当に、どうしようもないくらいケンちゃんが好きなんだなぁ。

「誕生日って…誰の?」

一応幼馴染なのに完全に覚えていなかったあずきちゃんw

まぁあずきちゃんは勇之助君で手一杯なので…。

「だからぁ…ケンちゃんのぉ…。」

可愛い。笑

「でも、それだったら余計これはかおるちゃんがあげたほうがいいと思うよ。プレゼントはきちんと自分の手から好きな人に渡さなきゃ。」

と突き返すあずきちゃん。

いい事言いますね。

当たり前の事だけど、この台詞グッときます。

しかしあずきちゃん、「はぁ…疲れる…」なんてかおるちゃんの見えないところでぼやいてますが。笑

あっさり両思いになってしまったあずきちゃんには長年片想いを続けているかおるちゃんの気持ちがあまり理解できないのかもしれません。


"空から落ちて来た雨の最初の一粒が鼻の頭に当たると両思いになれる"

そんなジンクスを思い出し、賭けに出たのでしょうか。

しかし的は外れてしまいます。

かおるちゃんは、やっぱり預かっていて欲しいとあずきちゃんにプレゼントを委ねるのでした。

"渡す勇気がでるまで"


雨の中、商店街を歩くかおるちゃん。

そこから回想シーンに移ります。


時は2年前にさかのぼります。

幼きかおるちゃん。相変わらず可愛いです

下校途中、突然の雨に見舞われ急遽屋根のある所へ避難するのですが…

隣のクラスの男の子が前を走り去ったと思ったら一旦戻り、かおるちゃんをしばらく見つめ、また駆け出してしまいます。

ちょっと不審な感じ。笑

突然の雨なのに傘を持っている男の子を羨むかおるちゃん。

しかし、一向にやむ様子が伺えない雨に身動きも出来ず心細くなり、ついに泣き出してしまいます。

そんな所に先程の男の子が戻ってきます。
わざわざ家から傘を持ち出し、渡しに来てくれたのでした。

「お前、隣のクラスの西野だろ?」

かおるちゃんはケンちゃんの事を隣のクラスの男の子としか認識していなかったようですが、
ケンちゃんはあずきちゃんの友達という事で名前を知っていたのでしょうか。

それか、実は当初から目をつけてたとか?笑

まぁ前者でしょうが…

ケンちゃんが"西野"と呼ぶのには少し違和感を感じますが、小学生と考えると苗字で呼び合う方が自然ですよね。

実際、原作では終始"西野"と呼んでいたはずです。


そんな出会いから、かおるちゃんは恋に落ちてしまうのでした


男が貰って困るプレゼントの1位が"手編みのマフラー"

そんな雑誌の記事を見たというジダマ。

最近でも"手編みのマフラー"は上位ですよね。笑

まぁでもそれは、目が肥えてしまっている大人の場合なのではないでしょうか。

小学生なんかはやっぱり嬉しいのではないかなー?

そんなジダマの情報から、ますます渡す自信を無くしてしまうかおるちゃんなのでした。


英会話を習い始めたというヨーコちゃんは英語をペラペラと披露し、クラスの注目の的。

ところがケンちゃんは、

「ばっかみてぇ!中学になったらどうせ習うのに、今からやる事増やしてどーすんだよー!」

などとヨーコちゃんを冷やかします。

誰に対しても何でも正直に言ってしまう、そんなケンちゃんの部分が凄く好きだと改めて実感するかおるちゃん。

自分に持っていない部分だからこそ、余計に惹かれてしまうのかもしれませんね。

そして、「おーい!またあずきが勇之助にノート渡してるぞー!」と叫ぶケンちゃん。

このところ大人しくしていたはずのケンちゃんですが…
やはりマフラー事件をきっかけにあずきちゃんへの想いが再燃してしまったようですね。笑

夫婦!夫婦!と囃し立て、まぁみんなも便乗。

ここまでみんなを盛り上げるなんてある意味それも才能ですが…。

『やっぱりケンちゃん…今でもあずきちゃんの事好きなのね…。あたしもしつこくケンちゃんの事好きな訳だから、おあいこかぁ。ケンちゃんが誰を好きでも、あたしはケンちゃんが好きだから…いいんだ。』

かおるちゃんの謙虚な優しさ、そしてその奥に秘められた強い情熱を感じさせる胸の内です。

しばらく置き去りにされていたこの三角関係。
ここにきてまた浮き彫りとなるのでした。

結局、先生に見つかり青ざめてしまうケンちゃん。

そんなケンちゃんを冷めた目で突き放すあずきちゃんも傑作です。笑


しかしこの出来事はヨーコちゃんのライバル心に火をつけます。

放課後、英会話のテープだから聴いてみてと強引に勇之助君に渡すヨーコちゃん。

いやー80年代!!

「えっ…いいよ俺…。」といつにもなく引き気味な勇之助君の表情もまたイイ。笑

しかし英会話なんて興味ないと言ってソッコーあずきちゃんにあげてしまいますww

帰って早速聴いてみるあずきちゃん。

英会話のテープというのはフェイクで、どうやら声の交換日記とやらなんとやら…。

ひたすら流れるハイテンションなヨーコちゃんの声。

きゃー!えっちー!

って…

い、痛々しすぎる…

さすがのあずきちゃんも笑っちゃってますw

ヨーコちゃん…ケンちゃんに英会話をバカにされるわ、あずきちゃんと勇之助君が夫婦と冷やかされるわ、勇之助君にあげたはずの声の交換日記をライバルのあずきちゃんに聴かれたあげく笑われてしまうわ…今回も散々ですね

どうか彼女に幸せを…


やっぱり、告白した方がいいのかなぁ…

切ない気持ちを抑えきれず、空を見上げ、目を潤ませます。
そんなかおるちゃんはとっても魅力的。


そんなところでケンちゃんとバッタリ合います。
無邪気に駆け寄るケンちゃん。

こういったシーンは本当に珍しいです。

かおるちゃん目線のお話ならではの醍醐味ですね。

しかし、女の子を360度ジロジロ見るのはどうかと…笑


雨の最初の一粒が鼻の頭に当たったというケンちゃんに、ジンクスの話をするかおるちゃん。

しかしそんな話を聞いたケンちゃんは急に機嫌が悪くなってしまいます。


「そんなの信じてるのかよ!ばっかみてぇ!」

いやいや…ケンちゃんなにげそう言うの信じるタチですよねw

だからこそ、不機嫌になってしまったのかもしれません。

もしかしたら、だいずがこの前の発言をケンちゃんに訂正したのかもしれません。

「マフラーはケンにいちゃんじゃなくて、勇之助だった!」と。

あずきちゃんが勇之助君に交換日記を渡す場面を目撃した瞬間、一瞬怒った様な表情をしたケンちゃん。

ケンちゃんも辛いんです。

事実上失恋直後?のケンちゃんには"両思い"なんてフレーズはカンに障ったのでしょう。

嗚呼…切ない三角関係…。


ケンちゃんと別れた後、土砂降りの雨に襲われるかおるちゃん。

一先ず屋根のある所へしのぐのですが、またしても傘を持ったケンちゃんが現れのです。

出会った時と同じシチュエーション。

なんともドラマちっく

そしてお決まりの「誤解すんなよ!」w

前にもこんな事あったよね?と聞くかおるちゃんですが、忘れてしまったとケンちゃんは言います。

背を向けている感じがなんとも…。
照れ臭いのでしょう。

「ちゃんと明日傘返せよな!一ヶ月後なんてダメだぞ!」

そう言って、逃げるように駆け出してしまうしまうケンちゃん。

もしかしたら、かおるちゃんの問いに対し、ケンちゃんなりの"覚えてるよ"だったのかもしれません。

当時かおるちゃんは隣のクラスへ行く事に抵抗を感じ、返すのに一ヶ月かかってしまったようなのです。

ただポっと出てしまった発言の可能性もありますが、ケンちゃんはストレートな勇之助君とは違い、結構遠回しな言い方をしますからね。

実はちゃんと覚えてくれていたケンちゃんに感激するかおるちゃん。

そんな事から、渡す勇気が湧いたかおるちゃんはあずきちゃんに預けたマフラーを返して貰います。

しかし…なかなか渡せないまま一週間が経ってしまい…

ついにはケンちゃんから催促のクレーム。笑

ロッカーの中、傘と共に置いてあるプレゼント。
今よ!と意を決して、ついにケンちゃんに渡すのです!

こっちまでドキドキするwww


一先ず傘を返し、「それからこれ…誕生日プレゼント…!」

よくやった!!


「家に帰ってからのお楽しみ!」

ケンちゃんがプレゼントを開けた時の反応を見るのがこわかったのでしょう。

学校が終わり、またしても商店街。

今回は商店街のシーンがとても多いです。

住宅街に住むみんなとは違い、
ケンちゃんもかおるちゃんも共に自営業、商店街内にあるお家です。

もしかしたら2人は家が近く、学校以外でもこの商店街内でしょっちゅう顔を合わせているのかもしれません。

あずきちゃんと勇之助君がタコ公園で様々なドラマが繰り広げられるように…なんて想像してみたり。笑

目を瞑り、余韻に浸るかおるちゃん。

その時雨の最初の一粒が鼻の頭に当たるのです。

そして…

巻いてくれないかもと心配していた手編みのマフラー、ケンちゃんは早速巻いてくれていたのです。

一瞬気まずそうにするケンちゃんですが、

「お前!いつも今日みたいにしろよ!そうすればこうやって…」


そんなケンちゃんの台詞からは、かおるちゃんの気持ちを受け入れたかのように感じられます。

ケンちゃんの心の声はわかりませんが、
"俺の事好きならもっと真っ直ぐに来いよ!あずきを忘れさせろよ!"
じゃないけど、そんな思いもあるんじゃないかなぁ。

そしてそんなケンちゃんの思いを痛感したのか、今までの想いが溢れ泣き出してしまうかおるちゃん。

「もっと頑張るよ…。」

今まで、ケンちゃんはあずきちゃんが好きだから…と長い間控えめな気持ちでいましたが、それではいけないと感じたのだと思います。


手編みのマフラーをプレゼントするだなんて、愛の告白のようなもの。

ケンちゃんも、かおるちゃんの今までの言動から自分に好意を持っている事など十分承知していたはずですが、一生懸命自分の為に編んでくれたマフラーを手を取り、改めて実感したはずです。


あずきちゃんから手編みのマフラーが貰えると早とちりし舞い上がった気持ちが砕け散り…傷心だったケンちゃんとしてはかなり心に響いたに違いありません。


渡されたその日に使ってくれるなんて、きっと、よほど嬉しかったのでしょう。

なんたってこのマフラーはこれから先も大事に愛用するのですから。笑


ケンちゃん自身、まだ揺らぐ部分はあるでしょうが、今回を機に気持ちは大きく変動することとなります。

そしてかおるちゃんも。

もっと真っ直ぐにケンちゃんにぶつかってみようと強く心に決めたのでしょう。


そんな2人を優しく見守るあずきちゃんと勇之助君。

この2人も落ち着いたカップルになりつつありますね。
しかし次回は彼女らも急展開を見せることとなります。

今回の作品は原作を元にしたお話ですが、さらに素敵に仕上がっていると思います。
私自身大好きなお話でもあるので、こうやって1人1人の想いを解釈しようと試みるのは面白いものでした。

恋が叶うという雨のジンクス。

ケンちゃん、かおるちゃん共に鼻の頭に当たった事は二人の関係性に転機を迎える大きな象徴となるのではないでしょうか。

これからもそんな2人を暖かく見守ろうと思います











































































感想文:第32話「びっくり!?にせカップルは誰」

2015-09-16 22:57:30 | あずきちゃん感想文



外が少し肌寒くなってきましたね。

今回は、ほっこり温まる良き仲間達のお話です

ある日、あずきちゃんと勇之助君が2人揃ってセンセーから呼び出しをくらうハメに…

心配するジダマとかおるちゃんに、

「説教も、二人で来れば怖くない~

と楽しそうなケンちゃん。

5・7・5、俳句調ですw

ジダマ「まだ怒られたって決まったワケじゃないでしょー?

かおる「そうよねー

かおるちゃん、珍しくケンちゃんをフォローしない…。

やはり、前々回から成長したかおるたんです

一方、多胡先生から職務質問を受けるあずきちゃんと勇之助君。


どうやら昨日の日曜、隣町のゲームセンターで遊んでいたというのを目撃した人物がいたらしく…しかし身に覚えがない2人。

何を言っても信じてもらえません。

「そこまで言い張るなら保護者に来てもらうことになるぞ。」という先生に、

「えぇ、来てもらってください!」

と、全く物怖じしない勇之助君。


言葉遣いは大人並みに綺麗なところがまたコワイです

彼の精神力の強さが現れていますね。


本当に親に連絡するのかなぁ…と不安げなあずきちゃんに対しても、

されたって構わない、俺たちはゲーセンなんて行ってないのだからとご立腹の勇之助君。

空き缶蹴ってます…。笑

珍しく怒っている勇之助君…レアです。

自分達の名を勝手に使ったニセモノがいると確信するあずきちゃんですが、

「ニセモノが出るなんて俺たちも有名になったもんだよな。」とおおらかに笑ういつも通りの勇之助君。

感情を自然とコントロール出来るところもまた尊敬…。

そんなところにトモちゃんが。

泣きながら、2人の名前を使った犯人は私達(まこと君とトモちゃん)だと打ち明けるのでした。

クラス委員でもあり、厳格な親を持つトモちゃん。自分の名誉を傷つけまいとついた嘘だったとまこと君をフォローします。

一先ずまこと君を探す事にしたあずきちゃん。

宿題が沢山あるからといった不自然な理由でケンちゃんから遊びを断られしまったと言うだいずの発言から、まこと君はケンちゃんの家にいると推測します。

そしてジダマとかおるちゃんも参戦し、ケンちゃんの家へ突撃する計画を立てるのでした。


ケンちゃんとまことじゃ赤ん坊の手を捻るようなもんだ、逮捕しにいくぞ!とやる気満々のジダマ。

男の子2人に、随分とたくましい発言です。笑


まこと君をかくまるケンちゃんですが、ジダマは強引に家に上がり、更には部屋へと進みます。

「おい!捜査令状持ってるのかよ!」

調査令状って…またむつかしいコトバを…。

ジダマの逮捕発言といい、今回は刑事ドラマ仕立てでしょうか。


結局まこと君は変装し、お店のカウンター席に座っていたのです。

帽子にサングラス、それに大人用のトレンチコートといった明らかに怪しい格好でw

結局、何も知らないお父さんがバラしてしまうのですがw

ここは爪が甘かったですね。

お父さんも踏まえてアリバイを作っておかないと。笑

慌てて逃げるまこと君。


思いきり激突されたあずきちゃんは吹っ飛ばされて派手に尻もち!

まこと「あばよ!」

最低ですww

そんなところにたまたま出くわした勇之助君にぶつかって倒れ、あっさり逮捕されてしまいます。

「お縄頂戴いたしやす…」

よくそんな言葉知ってるなw

刑事ドラマの次は時代劇ですか。


一先ずケンちゃんの部屋にみんな集合し、事情聴取を受けるまこと君。

ジダマ「立派な犯罪者じゃないの!」

ケン「大人しく自首しろ!」

ジダマ「この後に及んでまだ言い逃れしようっての?!」

うーん、やはり刑事ドラマにかけてますねぇ。

なんだかんだでノリのイイ仲間達。笑


どうやらまこと君はトモちゃんのご両親に交際を反対されていたようなのです。

「俺の事だったらどうなっても構わないんだけど…。」と話すまこと君。

いつにもなく男らしいではないですか。


トモちゃんへの愛ですね


そんなまこと君の直向きな想いに心を打たれたのか、ジダマは自分がトモちゃんの身代わりになり、先生に潔く謝ると言うのです!

「あんたの為じゃないわよ!トモちゃんの為に人肌脱ごうっての!」


かっこいいです!熱いですね…

そんなジダマにケンちゃんも男泣き。笑

しかし、そんな話を聞いたトモちゃんはなんともいたたまれない様子。

ジダマが上手くやるから…と、なんとかトモちゃんを安心させようとするあずきちゃん。

確かに、彼女なら上手くやりそうです。笑

次の日、早速ジダマとまこと君は先生に謝罪する事に。

すらすらと嘘が出てくるジダマ。
やはり頭イイですね、この子はー。

なんとかその場はやり過ごすのですが…

トモちゃんは人を騙してまで逃れたくないとついには泣いてしまいます。

誰よりも綺麗な心のトモちゃんだからこそ…尚更辛いんだよね。

本当に、まこと君と正反対。笑

そんなトモちゃんの気持ちを察した勇之助君を筆頭に、今度はみんなで謝りに行こうと一致団結するのでした。


意を決し、再度みんなで職員室へ向かうのですが…トモちゃんが謝ろうとした矢先、明日うちへ遊びに来ないか、ご馳走を用意するからとなにやらフレンドリーな様子の多胡先生。


呆気にとられる一同。


そんな多胡先生の対応は不自然だと怪しみながらもバスで家へと向かうのですが…
何気にケンちゃんとかおるちゃんだけペア席なのが気になりますw

あえてあずきちゃんと勇之助君ではないところが、さりげなく次回の予兆だったり?

ついに多胡先生のマンションに到着。

「見かけによらずイイとこ住んでるじゃん!」
とケンちゃん。

このマンション、なんだか少し、時代を感じます。
良い意味で。

なんたって80年代アニメですもんね。

チャイムを鳴らし、そこから出てきたのはまこと君とトモちゃんがゲームセンターで職務質問された婦人警官(だと勝手に思い込んでいる。笑)の女性。

青ざめ腰を抜かすまこと君ですが、その女性は婦人警官ではなく、隣町で教師をしている多胡先生の奥さんだったのです。

しかし怒られる様子はなく、むしろ友達を庇うという素晴らしい友情に感動したようで、是非ご馳走したいという事だったのです。

誰よりも悩んでいたトモちゃんの気持ちも察してくれていました。
素敵な人ですね。

さっすが多胡先生の嫁!!


今回は、まこと君のトモちゃんへの愛情、トモちゃんの心の純粋さ、そして一致団結するみんなの友情が溢れたとても素敵な作品です。

一学期ではバラバラだった男女もすっかり仲間となり、絆も深まっていたのですね















感想文:第31話「涙のヒロイン!ガラスの靴は誰のもの」

2015-09-12 18:51:44 | あずきちゃん感想文



日が暮れた帰り道、雨上がりのひんやりと湿った空気と虫の声が秋を感じさせます…
そしてやっと、秋晴れ!
5月と並ぶ良い空だ。

そう、秋と言ったら芸術の秋!!

今回のイベントは「秋の芸術発表会」

ヨーコ嬢王様大活躍のお話とも言えるでしょう。
一期では殆ど嫌われ役のヨーコちゃんですが、
今回、頑張り屋さんの一面といったヨーコちゃんの新しい魅力も垣間見ることができます

あずきちゃん達のクラス、5年2組は劇をやる事に決まりました。

議題は何の劇をやるかというところに移行します。


さっそく手を挙げるケンちゃんの意見は「浦島太郎」

しかし、幼稚だとみんな笑われてしまいます。笑

ケンちゃんらしいなぁと思ったのは、2期にケンちゃん主役でカメ絡みの話があるからかもしれません。

次に手を挙げたのはジダマ!

「水戸黄門」

…ジダマらしい。

さっそくヨーコちゃんに年寄り臭いとバカにされてしまいますが…。笑

幼稚なケンちゃんと年寄り臭いジダマ…ある意味、小五らしさがないといった2人の共通点ですね。笑


しかし、常に最先端をゆくヨーコちゃんの「自分達で物語を作る」といった意見はやはり斬新!

脚本は自分で作ると言うヨーコちゃんにみんなあっさり賛同してしまうのでした。


つい手を挙げてしまったあずきちゃんですが、ジダマに言われてハッとします。

あのヨーコちゃんが作る脚本なんぞ、自分が主役で相手役は勇之助君、ベタベタのラブシーンなんてあったりしちゃう自分本位なストーリーが妥当なのでは?と…。


その晩、ヨーコちゃんから電話があります。

早口言葉を言わされ、何かと思えば、「ちょっと、オーディションさせてもらったの、ありがとじぁね~

と言いたい事だけ言って一方的に電話切ってしまうヨーコちゃん。

オーディションって…すっかり監督気取りですww

どうやらみんなの家にもそんな電話がかかって来ていたようで…さすがはヨーコちゃん、すごい行動力です

そんな榊原監督のオーディション。
ジダマもあずきちゃんと同じ早口言葉だったようなのですが、
かおるちゃんは、"あなたを愛しています"と心をこめて言うといったものだったらしいのです。

この差は何ww

かおるちゃんの" あなたを愛しています"聞きたかったw


学校をさぼってまで、部屋にこもりひたすら脚本を書くヨーコちゃん。

ノートパソコンはこの時代ないので…ワープロでしょうか。

ブラインドタッチやばw

かっこよすぎ…サマになってます

ヨーコちゃんはこれからも度々、大人顔負けの理由で学校を休むのですが…本当に肝のすわった小学生です。笑


そして…徹夜明けでしょうか。

仕上がった脚本をついに先生に提出するヨーコちゃん。

すっかり大人顔負けのキャリアウーマンです…。

その名も、「白雪姫はシンデレラだった」

シンデレラと白雪姫、二つの物語を上手くブレンドさせたストーリーなのですが…

「要するにシンデレラと白雪姫をくっつけただけじゃん…。」とぼやくジダマの発言に、
「簡単に言わないでよ…!」とドスの効いた声で教卓を思いっきり殴りつけるヨーコちゃん…

コワ…。笑

いつもはあんなに女らしい仕草で振舞うヨーコちゃん、なのに…これはまるでヤンキーです。

徹夜明けでピリピリしているのでしょうか…

衝撃的なシーンです。


そしてヨーコちゃんの考えたイメージキャストが発表されるのですが、なんとシンデレラはあずきちゃん。

そしてケンちゃんは…

「王子…(溜めが入る。笑)の家来Aだ。」

芸人の如く、椅子から落ちるケンちゃんw

あずきちゃん、安堵の表情。笑

ケンちゃんが王子…似合わなすぎるよ…。笑


まぁ、王子は勇之助君ですよ!


まさかの主人公に、相手は勇之助君。

ヨーコちゃんは自分と勇之助君をついに認めてくれたんだと舞い上がるあずきちゃん。

ついには部屋でぬいぐるみを持って踊り始めます…ヘンなダンスwww


舞踏会で勇之助王子と踊るシミュレーションの様なのですが…

妄想はエスカレートし、
「あーん!あたしったら恥ずかしーい
と、ぬいぐるみを抱きしめ叫んだ所にだいずとかおるちゃんが…

かおるちゃん、"見ては行けないモノを見てしまった…"という気まずそーな顔してます。笑

一方だいずは、「おねーちゃん…かおるおねーちゃん来たよ。」と、至って冷静。笑


実は、ヨーコちゃんの台本には大きな罠があったのです。


シンデレラと白雪姫は同一人物だと思っていたあずきちゃん。

しかし、シンデレラが綺麗になってからの白雪姫役というのがヨーコちゃんだったのです。

放心状態のあずきちゃん…。笑



次の日、自分はエステの広告などでいう綺麗になる前の写真だ、シンデレラの役は降りたいなどと勇之助君にぼやくあずきちゃん。

しかし勇之助君は、あずきがシンデレラをやらないなら俺も王子の役を降りると言うのです。

「あずきがやらなきゃつまんねーよ。俺、あずきとダンス踊りたいんだ

そう言ってあずきちゃんの手を取り、通学路でダンスを始める勇之助君。

「なっ!やろうぜ

この振る舞い…天然なのですが、さすがですよねー。

そんな勇之助君の楽観的なペースに呑まれ、つい「うん…」と言ってしまうあずきちゃん。

勇之助君にはかないませんよね


キャストが決定し、榊原監督を筆頭に芝居の稽古が始まります。

あずきちゃん→シンデレラ
ヨーコちゃん→白雪姫
勇之助君→王子
かおるちゃん→シンデレラの姉A
まこと君→シンデレラの姉B
トモちゃん→魔法使い
ジダマ→意地悪な妃
ケンちゃん→王子の家来Aから、五人の森の精に変更。

なんだかんだで割りかしみんなハマっている気がします。

しかしまこと君が女役というのはウケ狙いの為なのでしょうか。笑


女装して得意になるまこと君。


「シンデレラ、あたしの宿題やっといて!」

「ちょっとちょっとまこと君!そこは洗濯やっといて、でしょー?

「んー、宿題の方がウケるんじゃないかと思ってさ。」

「あーウケるウケるー!」

「ケンちゃん!ギャグ漫画じゃないのよ?!まったくもー


このシーン、好きです。ヤンチャな感じが。笑


そして発表会当日。

まこと君は足にケガを負ってしまったため舞台に出る事が出来なくなり、代役として台詞を全部知っているヨーコちゃんがシンデレラの姉役をやる事となるのですが…


シンデレラ(あずきちゃん)を虐めるシーン。

「それじゃ私達は舞踏会へ行ってくるからね。ホーッホッホッホッ…」


ものすごーくハマっているのですが!!


そして、勇之助君とあずきちゃんの舞踏会シーンへ

相変わらずお似合いのカップルですね

そして意地悪な妃(ジダマ)がお婆さんに変装し、リンゴを白雪姫(ヨーコちゃん)に渡すシーン。

どうやらリンゴにわさびとからしをしこたま仕込んだ様で…
リアルに倒れ込むヨーコちゃん…。


そして、倒れた白雪姫を囲う五人の森の精が登場。

そこでケンちゃんはちゃっかり満塁軒の宣伝。

「ケンちゃんやるわね…。」

ジダマ、リンゴに毒を仕込ませたあなたの方がやりますよ。笑


倒れたヨーコ姫は勇之助王子を待つのですが、来たのは何故だかまこと王子。

どうしても舞台に出たかったまこと君は勇之助君に役を譲ってもらったようで。

ケンちゃんはつい、「なんでまことが…?」なんて言ってしまいます。

「まことではない!王子です!」

観客爆笑。

ヨーコちゃんは芝居中という事も忘れ、「ちょっと!なんでアンタが王子なのよ?!」と、まこと君に激怒!


そして再び倒れてしまうヨーコちゃん。笑


そんなこんなでメチャクチャになってしまった発表会ですが、あずきちゃん達らしくとてもよかったです。笑

しかし、ヨーコちゃん、なんだかんだで頑張りましたよ

自分都合の脚本でしたが…まぁ上手くいかないんですよね、彼女は最終的に。笑

残念ながら…悪役?の特権です。

そんなヨーコちゃんだって、とっても魅力的な女の子

今回のようにヨーコちゃんが活躍するシーンがこれから二期、三期と増えてゆきます

頑張れヨーコちゃん

今回は、前回の様な重みは一切なく、とてもライトなお話しだったので語りようもなく…いつもより薄っぺらな内容になってしまったよーな気がします。笑

ツッコミどころがあまりなかったとも言えます。
何だろう、みんなそれぞれのキャラクター達が場面場面でつっこんでいたような。笑