梅雨も明け、蝉も鳴き始めました。ついに夏休み突入ですね
自分は夏休みでなくても、このなんというか夏休みの雰囲気がいいのですよ。
子供達がイキイキとしています。
あずきちゃんの世界ではそんな夏休みも終盤に。
そしてついにあずきちゃんは勇之助君と一緒の夏期講習が始まるのでした。
勇之助君と一緒と言うことで、たかが夏期講習だというのにとびっきりのおしゃれをして家を出ようとするあずきちゃんに疑問を抱くお母さん。
しかしだいずは、「ケン兄ちゃんに見せるんだよねー。」
とまたもやケンちゃんの名前を出すのでした。
どんだけケンちゃんが好きなんだ。笑
すぐに否定するあずきちゃんに、「じゃあ誰に見せるの?」
相手が違うというだけで、ある意味的を得ているだいずは流石ですw
夏期講習の為、勇之助とは一週間一緒にいれる上に最終日はあずきちゃんの誕生日。
良いことが次から次へと押し掛けてくるかんじ
と、期待に胸を膨らませ、待ち合わせのバス停で勇之助君を待つあずきちゃん
が、バス停の前のコンビニからで出来たのは何故だかまこと君。
どうやら夏期講習へ一緒に行くのは勇之助君だけでなく、まこと君も一緒に行くとの事。
そして勇之助君は遅れるから先に行っててという事なので、仕方なくまこと君と2人でバスに乗り、塾へ向かう事となるのでした。
夜中ゲームのやり過ぎで寝不足だと言うまこと君は、あずきちゃんが座れずに立っているというのにちゃっかり席を取り、着いたら起こしてと言ってソッコー寝始めますwww
あぁ…さすがまこと。
女子を立たせるだなんて…。
しかも寝不足の原因はゲーム。
典型的なダメ男ですw
「何なの…これって…」と、青ざめるあずきちゃん。傑作です。笑
塾の教室へ着くと、「俺は目立たないとこに座るから、あずきは勇之助と座れよー。」とさりげなく気を遣ってくれるまこと君。
さっきはすさまじく酷かったですが、ここでまた株を持ち直します。笑
そしてあずきちゃんは2つ並んで空いた席を見つけ隣にバッグを置き、勇之助君用の席もちゃっかり確保するのでした。
まこと君に呼ばれ席を立つあずきちゃんなのですが、
窓の外にはヨーコちゃんの車で到着した勇之助君の姿が。
「上手いことやってるよなぁ…こっちはバスなのに…。」
実にまこと君らしい一言です。笑
そして、ようやく勇之助君も教室に到着すると、
「よぅ勇之助ー!やるなぁ、このこのぉー!ヨーコちゃんに送らせるなんてさぁー!」
と、茶化し始めるまこと君…。とても楽しそうです。笑
バスを待っていたらヨーコちゃんがたまたま通ったとの事。
しかし、あずきちゃんはさほど気にしてる様子はありませんでした。
コッチコッチ!と無邪気に勇之助君に先程取った席を案内するあずきちゃん。
少し、成長しましたね
これでヨーコちゃんも塾へ通う事となっていたとなれば別の話ですが。笑
しかし、少し離れてるうちに席は取られてしまっていて、結局勇之助君と肩を並べて勉強することはできなくなってしまったのでした。
一方、かおるちゃんとジダマ。
かおるちゃんの家で宿題をやっているようですね。
この2人も本当に仲良しですよねー。
夏休み中かなりの頻度で一緒にいませんか??笑
勇之助君と一緒に夏期講習へと行ったあずきちゃんを羨むかおるちゃん。
それに対してジダマは、
好きな人と多く一緒いるとボロが出る、出来るだけ一緒にいない方が長持ちする。
と、おばあちゃんゆずりの厳しい一言。
ジダマったら全然夢がないんだからー…とかおるちゃん。
確かに…小学生でそこまで現実主義になる必要は…。笑
夏期講習が終わり、やっとの思いで勇之助君に駆け寄るあずきちゃん。
しかし勇之助君には、
まこととゲームソフトを買いに行く、あずきには退屈だと思うから…
と言われしまい、その場解散となってしまうのでした。
結局、行きも帰りも教室も勇之助君とバラバラになってしまったあずきちゃん。
不甲斐ない思いを抱えながら帰宅すると、マンションの駐車場でだいずとケンちゃんがキャッチポールをしています。
「日射病には気をつけるのよ、だいず…。」
ぽつりと言ってトボトボ玄関へ向かうあずきちゃん…。笑
この頃は"熱中症"ではなく、"日射病"。なんだか懐かしい響きです。
塾はどうだったか?と聞くケンちゃんに
振り向きもせず、
「疲れた…。」
あずきちゃんとケンちゃんの絡みはいつもそんなもんなんですよね。個人的に結構好き。笑
家に着くと同時にかおるちゃんから電話が。
咳込んでいるかおるちゃんの声を聞き、
「お見舞いに行くよ、仙台から送られてきた美味しいチーズケーキがあるの、おしゃれして待ってて!」と言うのです。
そう、あずきちゃんはケンちゃんにかおるちゃんのお見舞いに行かせようと企むのでした。笑
あずきちゃんのこういう所、優しいですね。
自分は夏期講習で勇之助君と全く絡めず落ち込んでいるというのに、
かおるちゃんとの電話中、ケンちゃんの声が耳に入った瞬間すぐにこんな事を考えられるなんて、とっても友達想いの優しい女の子ですよ。
自分も恋愛中だからこそ、かおるちゃんの気持ちもとても良くわかるのかもしれません。
あずきちゃんの"おしゃれして待ってて"と言う台詞に、ケンちゃんが来るのではないかとすぐに察したかおるちゃん。
テンパって、「マーマー!!」と、叫びます。笑
おませなかおるちゃんもなんだかんだで小学生の女の子だなぁとほのぼのしますね
一方、ケンちゃんは、
「何で俺がかおるの見舞いに行かなくちゃならないんだー?」
確かに、その反応は正しい。笑
しかしさっきの態度とは打って変わり、
ニコニコと普段じゃありえないくらい愛想が良く、お願い体制のあずきちゃん。笑
しかし満塁軒では冷やし中華が売れ、出前の手伝いで忙しいというケンちゃん。
風邪をうつされたら困ると断り、仕事に戻るといって帰ってしまうのでした。
仕方なくあずきちゃんがチーズケーキをかおるちゃんの家に届ける事に。
すっかりキメこんでしまっているかおるちゃんは少し残念そうにするのですが、気にしないでと2人でカーズトークを始めるのですが…
すぐにケンちゃんとだいずが訪れ、お見舞いにと餃子を持ってきてくれるのです。
「これ食って、早く直せ。」
言い方は偉そうですが、ケンちゃんらしくてキュンとくる。
ケンちゃん、男見せました。
なんだかんだで優しいケンちゃんにかおるちゃん、感激。
とても幸せそうです。
ケンちゃんは今回もまた照れまくっていますがw
完全にかおるちゃん意識してるじゃないですか。
2人して顔赤くして、なんだか見てるこっちが恥ずかしくなるようなとっても初々しいこの2人。
あずきちゃんや勇之助君と違い急接近はありませんが、少しずつ、ほんの少しずつですが距離が縮まっているのですね。
そんな幸せそうなかおるちゃんと対照的に、結局勇之助君と離れた席で授業を受けている自分を惨めに思うあずきちゃん。
隣の席の女の子と初日に接触があり、
五年生ばかりのなか自分は四年生だという事で心細いのか、これからも隣に座って欲しいなどと言われ断れなくなってしまったようですね。
あずきちゃん、優しいんだよね。
やはり長女ということもあり、自分が我慢してでも年下の子を尊重してあげる優しさを持っています。
しかし、今日もまた勇之助君はまこと君に取られてしまい、気にしないでと言いつつもさすがに不貞腐れてしまうあずきちゃん。
思いっきり気にしてますw
「明日休むかもしれないから…」とつい言い放ってしまうのでした。
あずきちゃんの精一杯な強がりなのです。
何でそんな事を言ってしまったのだろうと、余計に惨めになってしまうあずきちゃん。
そして次の日、熱で寝込んでしまうのでした。
そこでかおるちゃんとジダマがお見舞いに来ます。
勇之助君の話をするも様子がおかしいあずきちゃんに、何かあったのではないかとうすうす勘づく2人。
そして電話がかかってくるのですが、相手は勇之助君だと予測したかおるちゃんはもう行こうとジダマに言うのでした。
しかしジダマは「もう帰るのー?あたし電話の内容聞きたいんだけどなー…」
そしでだいずも「僕も聞いたーい!」
この2人、同レベルです。笑
しかしかおるちゃんは強引にだいずとジダマを部屋から出しますw
かおるちゃん、大人しそうに見えて…。
ところが、電話の相手は勇之助君ではなく塾で接触のあった隣の席に座る女の子。
どうやらあずきちゃんの事を心配して先生に電話番号を聞いた様。
よっぽどあずきちゃんの事が気に入ったのでしょうね。
仲良しの友達はお見舞いに来てくれて、知り合ったばかりの子でもわざわざ電話までくれて…なのに一番心配して欲しい勇之助君からは何もアクションがないという事実に悲観的になるあずきちゃん。
明日は誕生日なのに…
悲しいを通り越して、その感情は怒りへと変ります。
次の日、完全復活したあずきちゃんは朝からピリピリモード。
朝一でボケるまこと君には「何それ、ばっかみたい。」と冷たい言葉を放ちます。
そして勇之助君は、あずきちゃんが風邪をひいて寝込んでいたという事実を知っても「へーえ、1日で治って良かったな。」とアッサリ。笑
その一言であずきちゃんの怒りは倍増。
煮え切らない思いでそのまま夏期講習へ行くあずきちゃん。
「おい、勇之助~お前あずきになんかしたのか~?睨んでるぞー…」
とまこと君が指差す先に…あずきちゃん、ガッツリ睨んでますwww
コワイ女の目です。笑
面倒臭くなったまこと君は、「俺、寝る。」と寝始めるのでした。
うん、賢い。
そして、参ったなぁといった様子の勇之助君。
あずきちゃんはずっと不機嫌で、帰りのバスも2人と少し離れ、避けてしまっている状態。
話しかけんなオーラ半端ないw
しかし、能天気な勇之助君はうかつに声を掛けてしまうのですが…すぐにまこと君に、「やめとけ勇之助、あーゆー時の女には近づかない方がいいんだ…。」
よくわかってます。
流石、女に囲まれ育ったまこと君。
そんなまこと君は女性に幻想を抱く事なく、むしろ面倒な生き物だと感じているのでしょう。
誕生日ということで、あずきちゃんが帰宅するとごちそうが用意されています。
しかし、ローソクが一本足りないからお店に取りに行って来てとお母さんにお使いを頼まれるのでした。
あたしだったら、ローソク一本くらいいいよ…と言うけどなぁ。笑
しかしこのローソク一本が後にキーアイテムとなるのです。
お使いの帰り、土砂降りの雨に襲われ、タコ公園の遊具の中に避難するあずきちゃん。
「最低の誕生日…。」
確かにw
しかし、そこでプレゼントを持った勇之助君が現れます。
なんてドラマティックな展開
勇之助君は誕生日を忘れた訳ではなく、サプライズする為に、女姉妹に囲まれて育ったまこと君にプレゼント選びを協力してもらっていたというワケなのでした。
たまたま持っていた一本のローソクに火をつけ、その場で誕生日をお祝いする勇之助君。
土砂降りの中のただの遊具がロマンチックな空間へと早変わり。
いつでも臨機応変、ポジティブシンキングな勇之助君。
無人島で2人になっても彼となら生き抜いて行けそうですね
あずき色のパスケースをプレゼントしてもらったあずきちゃん、とっても幸せそうです
ケンちゃんに餃子を貰ったかおるちゃんと同じ顔をしていますね
あずきちゃんの誕生日は8月31日。
最高の誕生日と共に、夏休みが締めくくられるのでした。
あずきちゃんの恋もかおるちゃんの恋も、この夏はいい感じに盛り上がりました、良かったね
秋もまた…いい味出すのですが
そんな2人の祝福も兼ね、今回は夏休みスペシャルとゆーことで画像2枚投稿しましたー笑