INUYAMA BASKETBALL CLUB

~バスケットを通じて人を育てる~ 

目標と目的

2014年10月02日 | 2014 U12 Game
 2泊3日の小旅行から無事に帰ってきました。旅行中は対外衝撃波の体験など、貴重な体験ができました。それはさておき、時間があったのでミニバスの目的と目標について考えてみました。
 
 結論としては、シュートを例にたとえると、シュートは打たなければ入らない。だから、シュートが入るように練習、工夫して入るようにすることが必要になってくる。この場合、「シュートを入れる」が目標で、「シュートが入るように練習、工夫している姿」が目的となる。試合で考えれば、「勝利する」が目標で、「勝利のためにチームで練習している、あるいはチームで勝利を目指している姿」が目的になる。
 「試合に出られないからやめる」と言った子がいる。その子にとっては、試合に出ることが目的なんだろう。だから、試合に出られなくなったときにミニバスの練習をする意味はなくなる。目的を勝利することにおけば、試合に負ければ終わりになってしまう。勝敗は結果。結果を目的にするから、おかしくなってしまう。シュートが入る入らないも結果。シュートを打つ前から結果がわかっていることはない。シュートが入らないから練習することに意味があるのであり、シュートが入らないから、シュートを打たない。では何の意味もない。

 目標にすべきものは、試合に出る。県大会に出場する。東海大会に出場する。であり、そのために練習をするなかで、最後まであきらめない心、必死でがんばる姿、自分でなくチームのために気配りをすること、楽なほうに流されない強い心を身につけることが目的になる。そして、それができているかどうかは、日頃の練習態度や、靴をそろえる。トイレのスリッパを履き替える、挨拶をするなどに現れている、と考える。