飲酒事故

人として生まれ、色々な苦しみを味わうことがありますが、とりわけ子供に
先立たれることは、最大の苦しみだといいます。

福岡の飲酒による３児死亡事故に、判決がでました。
懲役７年６ヶ月です。

求刑２５年に対して、この懲役７年６ヶ月という期間が短か過ぎるということ
だけではなく、判決がでるまでの経緯に、私は怒りを覚えました。

加害者が、その直前に飲んだアルコールの量は、どう考えても”泥酔”です。

事故を起こして驚いた加害者は、被害者を助けようともせず、その場から逃げ、
飲んだアルコール濃度を薄めようと、水を飲み工作したといいます。

そんな悪質な加害者に、
『酒に酔っていたが、正常な運転が困難な状態だったとは言えない』
という判決がでたのは、どう考えても、納得できません。

これだけ各方面から、飲酒運転防止の措置がとられているにもかかわらず..です。

”危険運転致死傷罪”の成立ができなかったのは、法律上の問題だけでなく、
別の力が働いていたのでは？と考えるのは、私だけでしょうか？

任意保険からは、死亡した幼児３人分の保険金は支払われるのでしょうが、
ご両親の心中はどのようなものだろうと考えると、心が痛みます。

今日は、強い強い怒りを込めて....！