団地小説短編集を歩く

団地小説短編集の舞台を歩きながら団地や地域の魅力をお伝えします。

小説多聞小唄 18 多聞寺心字池(カキツバタ池)工事中 観華會は中止(令和6年)

2024-05-31 07:29:26 | 日記
   
   

 神戸市垂水区の吉祥山多聞寺は平安時代、清和天皇の勅願により慈覚大師の創建の古刹です。後鳥羽院をはじめ源頼朝、源義経等の朝野の崇敬が厚く

鎌倉時代に最も隆英を極めました。羽柴秀吉の三木城に際して戦火を被り、多聞寺と西方院を残して全焼します。

 お正月の修正會の鬼追い會式、5月の観華會お花見法要が有名です。コロナ禍でいろいろ中止がありましたが除夜の鐘つきが復活、鬼追いはありませ

んが修正會は執行されました。そしてカキツバタの季節になりました。

  

 今年も池一杯のカキツバタが咲きましたが、

  

 こちらは工事中です。心の半分が工事中です。心字池とはおおむね心の形をした池でお寺でよくあるそうです。

  

 平成29年5月に観華會の最初の投稿をしましたが、本物の目指すご住職の強いお気持ちで延々と野面積み石垣工事が続いていましたが池の工事が

行われていました。

     小説多聞小唄 1 吉祥山多聞寺 観華會(お花見)法要(2019.5.26)をご覧ください。

     表題になっている多聞小唄もこちらに収録していす。

   

 自然石ですので、慎重に石を選んで、ユンボのアームに石を吊るして、ゆっくりと降ろします。

   

 慎重に見定めます。

   

 いろいろな方向から確認します。一つの石でも大変です。 

   

 弁天様にお参りです。カキツバタをバックに記念写真です。

  

 カキツバタの中で工事が続きます。

  

 今日は大きなクレーンが来ています。

  

 弁天様の土台が吊るされています。

   

 弁天様のお家がもとに戻されます。

   

 前回の工事はこちらです。

  

 石垣工事中ですが野面積みの断面がよくわかります。

  

 本物にこだわるご住職ですがこの石垣は新しい感覚です。滋賀県ナンバーの車が止まっているので穴太衆の方でしょう.。

  

 今日もお参りの方が来られます。来年の観華會が楽しみです。間に合えばいいのですが。


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