小説多聞小唄 ６ ＳＴＡＹ ＨＯＭＥ（家にいて）お花見

　武漢コロナが世界で猛威を振るって世界各国で外出制限が続いています。日本でも７都府県に緊急事態宣言が全国に拡大され生

活の維持に必要な外出以外は強力な外出自粛が求められています。世界の合言葉はＳＴＡＹ ＨＯＭＥ「家にいて」であります。

　「家にいて」は関西ではお願いの意味つまり、お願いだから家にいてと、家にいながらの意味があります。家にいてお花見の出

来る団地のお話です。


　　　　　　　多聞台団地

　小説多聞小唄はカキツバタが満開の多聞寺から始まるお話です。多聞寺は一帯の地名の元となったお寺ですが多聞団地は多聞寺

の北にあります。

　　　

　多聞台は敷地面積６９２２１㎡住宅戸数９６０戸の当時としては大規模団地です。昭和４０年から４１年にかけて完成した日本

住宅公団の創立10周年記念とも言えるの傑作団地です。現地案内所があります。募集に関する詳しいことはＵＲ都市機構のホーム

ページをご覧ください。

　　

　多聞台団地は桜の次はさつき、新緑に真夏の緑、紅葉から冬枯れの林と四季それぞれの美さがあります。（林の部分は借景に

なります）

　　　　　　　新多聞団地

　小説多聞小唄 ３　新多聞団地春爛漫　集約的団地再生事業（人口減少社会到来）（2018.4.13）も桜の季節の話題です。合わせ

てご覧ください。団地の配置図もこちらに有ります。募集についてはＵＲ都市機構のホームページをご覧ください。

　新多聞団地は１００番台・４００番台・５００番台の三つの住区と多聞寺や多聞六神社から見えた１４階建ての２５３号棟の建

つセンター地区から構成されます。

　　　　　　　１００番台住区

　　

　見事が桜並木が

　　

　2方向に続きます。

　　

　４階の住宅からみたらこんな感じだと思います。

　　

　東からのデッキの入り口です。

　　　　　　　４００番台住区

　　　

　桜並木が南北に縦断します。４階あたりから見ればこのような感じでしょうか。

　　

　南北に縦断する桜並木に直角に枝分かれした桜並み気です。桜並木の突き当り部分は舞子高校の桜になります。

　　

　センター地区に通じるデッキから振り向けば。

　　

　住区内のプレイロットの一つです。

　　　　　　　５００番台住区

　５００番台の住区は集約的団地再生事業で取壊しが通知されている地域です。まだ３年の定期借家で募集され家いる住宅もある

ようですので、あと三年はこの桜を見ることが出来そうです。

　　

　桜並木を

　　

　通り抜けて

　　

　見返り桜です。

　　

　このスロープは団地の裏口として作られました。

　　

　スロープをふりむけば。

　　

　桜並木を通って裏口になります。豪華な裏口を作ったものですね。実はバス停があります。

　　

　子供のプールとＥラウンジです。子供プールは昭和４５年頃から昭和５５年頃にかけて主に神戸市に建設された団地に造られ無

料で利用できました。芋の子を洗うような賑わいでしたが少子化と感染症の心配から十年以上前から使用されていません。Ｅラウ

ンジは高齢者専用の集会所として建設されましたが、住民の移転も進み今は利用されていないようです。満開の桜が寂しげです。


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