団地小説短編集を歩く

団地小説短編集の舞台を歩きながら団地や地域の魅力をお伝えします。

小説君影小唄 2 続報 鈴蘭台ダンスホール跡

2016-11-17 19:30:45 | 日記
   鈴蘭台ダンスホール跡については小説君影小唄 1 検証 鈴蘭台は別荘地 ついに発見!鈴蘭台ダンスホール跡 

  でお伝えしたところでありますが訂正を含め詳細が判明しましたのでお伝えします。

     「耕心寮」は同和火災海上の福利厚生施設 鈴蘭台ダンスホールは焼失 

   耕心寮の管理をされていた方のご子息からお話を聞くことが出来ました。しかしご両親は他界されており判らない

  ことも多いですが、前回報告と相違する部分もありますので取り急ぎ聞き取りした事項を報告します。

   同和火災海上は現在の「あいおいニッセイ同和損保」です。
   
   同和火災海上は昭和19年、横浜火災海上・共同火災海上・神戸海上火災・朝日海上火災が国策により合併して誕生。

   ◯鈴蘭台小学校の場所には有名な旅館がありその付属施設として鈴蘭台ダンスホールがあった。これを同和火災海上

    が購入したが、購入時にはすでに鈴蘭台ダンスホールは焼失して存在しなかった。購入時期は判らないが、神戸海上

    火災のの時代かも知れない。旅館の名前は判らない。

   ◯旅館を同和火災海上の福利厚生施設として使用していた。(住宅地図は年度によって親和商事耕心寮とあるが)

    親和商事は同和火災海上の系列会社で表札はそうなっていた。

   ◯建物は木造2階建ての洋館で本来は黒色ではなかったが巨大なため空襲の目標にならないように黒くした。

   ◯建物の車寄せ部分は学術学的にも価値のあるものと聞いた。

   ◯グランド部分は同和火災海上が造成して社内の運動会等で使用していた。近所の子供も遊んでいた。

   鈴蘭台ダンスホールが早い時期に焼失していたことは、残念でありますが、前回の酒屋さんのお話とも符号しますので

  また少し幻の鈴蘭台ダンスホールに近づけたのではないかと思います。


      鈴蘭台ダンスホール 追記  (2017.2.17)があります。

      鈴蘭台ダンスホール跡確定  (2017.12.29)があります。

  


  

    

   

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