小説多聞小唄 13 新多聞団地５００番台住宅解体 その１ 解体始まる（2023.9.20）の続きとなります。
５３３号棟・５３４号棟が消滅し５３２号棟が解体中が前回までの経過です。
新多聞団地にある５００番台住宅の案内板です。新多聞団地全体図は前回をご覧ください。
解体地区の拡大です。５２１号棟から５３４号棟になります。
ＵＲ賃貸ショップ学園都市で見つけた不思議な地図です。全体は神戸市営地下鉄学園都市周辺から多聞団地・新多聞団地をカ
バーする大きなものです。残念ながら５００・５０１・５０２号棟が欠けています。地域全体また団地の雰囲気がよくわかる不思
議な地図でコンピュータでは表せない世界観です。黒紐の右側が解体現場になります。
２LDK ３DK
住戸専用面積 ４７.５１㎡ 住戸専用面積 ４７.５１㎡
バルコニー面積 ５.４３㎡ バルコニー面積 ５.４３㎡
今回売却されて解体される地区には同一タイプの３ＤＫ３４０戸がありました。公団住宅の大量建設時代に計画された大型団地
ですが、間もなく空き家問題に見舞われます。新多聞団地の中でもセンター地区から遠い５００番台住宅は、和室の洋室化、ＤＫ
のＬＤＫ化、設備の改善等が集中的に行われて間取り図は一例になります。解体写真から間取りを想像してください。供養になり
ます。
５３１号棟
北に連なる４棟の最後になります。この列は北側に防音シートが張られて南側からの解体になります。
５３１号棟から５３４号棟の北の一列４棟が無くなりました。
５２９号棟
かなり苦しい構図になります。写真 右 は一階部分のみが残った状態です。
５２８号棟・５３０号棟は写真がありません。
５２７号棟
解体は驚くほどのスピードで進みます。
上段の写真右から、下の写真右までの時間は約１５分です。
５２６号棟
左の足場のある建物が５２２号棟、中央奥の足場のある建物が５２６号棟です。解体重機が移動しています。
1週間後の写真ですが５２６号棟の２階から上がありません。
５２５号棟
住棟の中央下階から解体していきます。
５２２号棟
「新多聞団地２期」地区つまり、まだお住まいになっている地区から見た５２２号棟です。大きく浸食された巨大な虫歯のよう
にも見えます。
「新多聞団地２期」は都市機構のホームページで土地譲渡の事前ＰＲがあります。募集・引き渡し時期は未定ですが、お住まい
の方の退去期限は令和７年２月末だそうです。
まじかから解体重機が見られます。
手前の防音シートが残っているところが５２２号棟、奥の一階部分が残っている住棟は左５２５号棟、右５２６号棟になりま
す。北側の視界が開けました。高層住宅は神戸市営東多聞住宅です。
今日も丁寧に団地の清掃が行われています。突き当りの樹木の上には５２５号棟が見えていました。寂しくなりました。
最近プレイロットで遊ぶ子供の姿を見ることはありませんが公園はますますきれいです。
こんな言葉を思い出しだしました。
たとえ世界が明日滅びるとしても、私は今日リンゴの木を植える。 マルテイン ルター
写真は令和５年９月７日から１０月１６日までのものです。おおむね撮影順になっています。
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