川崎重工兵庫工場は令和3年10月1日川崎車両株式会社として分社独立しました。兵庫工場は明治39年神戸造船所の運河分
工場として鉄道車両の製造を開始、昭和3年川崎車輌株式会社として分離独立、昭和44年4月1日川崎重工に合併しましたが社
内会社、川崎重工車両カンパニー引き継ぐ形で分離独立しました。万年赤字の車両部門が分社化されて祝と言うべきは微妙ですが
名門、川崎車両の名が復活したことはとりあえずおめでたいことです。なお車輛は車両になりました。社名は従業員のアンケート
調査により圧倒的多数で決まったそうです。川崎車輌に入社した現役社員はおられないと思いますがこれが伝統の力でしょう。
艀が浮かんでいます。昔はほぼ前日に来ましたが現在は早い目に来ることも多いようです。そして数日後のお昼過ぎに通りかか
るとすでに4両が積み込まれています。
6両を出荷する場合は通常午前中に4両、午後に2両となりますがなかなか午後の作業がなかなか
先頭車が上がります。4本のロープで車体を安定させます。
艀の中に急いでおります。
急げ!急げ!
急げ!急げ!
狭い場所ではクロス型にロープを張る方が車両のコントロールがやりやすくなります。
中央に台車が4個積んでありますので端に下します。
最期の普通車を吊上げます。
兵庫運河はさざ波程度ですが、この日は兵庫港では珍しく白波が防波堤を越えていました。明石海峡ではしけ模様でした。
ロープをクロス型の体制にもっていきます。私はロープを引っ張る係は川崎車両の若手が動員されるのもだと思っていましたが
ヘルメットを拡大してみると運送会社の方でした。経験と専門性が要求されるのでしょう。
慎重に車体を下しますがこの時、車両が少々振れました。
無事にこの日最期の車輛が収まりました。
この日は潮がだんだん満ちてきました。艀をしっかり係留して第一よし丸と光宝丸は一旦帰ります。
新幹線車両の積出し風景は
小説キャナルタウン 13 川崎重工兵庫工場 後編 新幹線の積出し 実況AKB(2017.8.11)
小説キャナルタウン 38 次世代新幹線ALFA-X 積出し 川崎重工兵庫工場(2019.4.12)
小説キャナルタウン 45 川崎重工兵庫工場(後編)黄金の新幹線積み出し(2019.8.9)
小説キャナルタウン 72「超特急」新幹線車両製造 川崎重工兵庫工場(2021.4.24)等があります。
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