団地小説短編集を歩く

団地小説短編集の舞台を歩きながら団地や地域の魅力をお伝えします。

小説キャナルタウン 51 潜水艦とうりゅう入渠

2020-01-31 06:00:24 | 日記
  小説キャナルタウン 49 祝 潜水艦とうりゅう潜水式(2019.11.15)

  小説キャナルタウン 50 潜水艦とうりゅう 進水式の次の日(2019.11.29)
の続きとなります。

   (年末年始の季節の話題等が続きましたので遅くなってしまいました。)

  進水式の次の日の次の日が入渠であると思って行ってみたのですが、

   

  ドックは浮いたままで作業をしています。船が入渠するには船を置く盤木(枕のような物)を船に合わせてを並べなければ

 なりません。新神戸ドッグではよく見る光景ですがすっかり忘れていました。そんなわけで土・日を飛ばした月曜日です。

  

  すでにドックは沈んでいました。

  

  タグボート2隻で引き出します。祥鳳丸と川鳳丸です。

  同じ日東タグ(株)ですが川鳳丸は初めての船です。

     川鳳丸  総トン数199トン 全長37m 速力14.89ノット 規定出力4000PS 船籍港倉敷

  

  潜水艦とうりゅうの艦橋が現れましたがすでに作業用の足場が組まれています。

  

  最後に三石丸が出てきました。

  

  3隻のタグボートは120度で三方に広がります。

       
       潜水艦とうりゅうが180度回転します。

  お父さんの釣りに連れて来てもらった小さな男の子はお船が回っていると大喜びでした。          

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  回転が終わるとドックまで曳いていきます。

   

  タグボートのロープを外して、ドックのワイヤーを繋ぎます。

  

  ここで祥鳳丸と川鳳丸は帰ります。冷たいようですが事故防止のためでしょう。

  

  船尾がドックに引きこまれていきます。

   

  三石丸もロープを外してすぐに現場を離れます。

  

  ここまで浮いていると魚雷発射管が見えるような気がするのですが。

   

  艦橋だけが動いていきます。川崎重工のマークあたりで止まりました。

  

  潜水士が盤木の点検をしているのでしょう。ドッグはなかなか浮き上がりません。小さく艦橋が見えます。

  

  艦橋です。

  

  半分ぐらい浮いてきました。  

  

  潜水艦とうりゅうの全体が出てきました。

   

  ここで浮きの確認です。前後とも浮きは付いています。進水式の日は艦首側がかなり浮いていましたが翌日は水平になって

 います。おそらく浮きの中に海水を入れたと思われます。そして水を抜きながらドックを浮上させたのでしょう。単純な浮き

 ではなかったのですね。

  

  ドックが浮き上がりました。

  

  これから艤装工事が始まります。令和3年3月就役予定です。このドックの後ろで艦旗授与式・出港式が行われます。

  目隠しのネットがまだ上げっていません。いま港巡りの船が来ればプレミアムな風景が見られます。

   小説キャナルタウン 71 潜水艦とうりゅう 引渡式・自衛艦旗授与式 出港見送り(2021.4.9)があります。


       小説キャナルタウン他9話

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